ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

民藝の日本

2017年09月29日 | その他

大阪に出たついでになんば高島屋で開催中の「民藝の日本」展を観に行く。

 

もともと芸術品として作られたものでなく、生活雑器、衣装などとして日本の各地で伝統的に作られ普段使用されていたものが大正から昭和にかけて着目され集められたきた。そんな品々は国内にいくつかある民藝館で観ることができ、松本へ行ったときにも時折観たりしている。実用品ということで、繊細というより素朴な感じがして観ているとなんとなくほっこりしてくるところが気に入っている。

ただ、かっての実用品も美を見いだされたことにより現在は芸術品としての価値がつき手に入れようとすればかなり高額になっているのが少々残念。だが見出されなければ壊れたりして失われていたものも多いということを考えればやむなしか。

展示に加えて、現在も作られている民芸品の販売もしていたがやはり実用品というには少々値が張る。湯呑、飯椀でもひとつ3千円くらいはする。実用品なら千円くらいというのが私の感覚だが、せっかくなので湯呑をひとつ購入。気に入ってさっそく使っているが、こういうものに限って早々と欠かしたり割ったりするんだよね・・・。

 

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