秋雨前線の影響でなかなか天気が安定しなかったがなんとか雨の合間を縫って出かけることに。とはいえ週末には台風も上陸しそうで少々落ち着かない。
今回は八方尾根のリフトの終点から唐松岳を往復する標高差800Mほどの初心者ルート。これまでに何度か上り下りしているので勝手知ったるところでもあり足に若干不安を抱えている今の自分にはちょうどいい具合のルートだ。
リフトの終点を9時前にスタート。今日の天気予報は悪くはないが午前中はガスが残りそうとのこと。その予報通りあまり眺望のないまま登っていく。八方池辺りまでは観光コースでもあるので人が多い。
もともと花の多いルートでもなるのでまだかなり花も残っている。
タカネマツムシソウ
カライトソウ
ウメバチソウ
タテヤマリンドウ
その他いろいろ
扇の雪渓もずいぶん小さくなっている
丸山ケルンを過ぎたあたりでやっとガスが切れてきたが
それもつかの間、1150時唐松岳頂上に着くとまた周囲はガスってくる。今日は剱、立山方面もまったく見えない
不帰嶮方面が少しだけ
頂上付近は風もあって日差しを遮られると寒いくらいだ。少し待ってはみたがガスは動かないので下山することにする。
下りるの連れて急激にガスは去りやっと不帰嶮方面がはっきり見えてきた。
ダケカンバの森。青空がくっきり
雲の合間に白馬三山も
足元には秋色
どんどん下っていくとやっと五竜と鹿島槍も姿を現した
振り返って不帰嶮
八方池が見え
八方ケルンもやや仏頂面で一応「おかえり」と
最後にアップで、白馬三山揃い踏み
やはり下りでは足の痛みが時折出たが何とか歩ける程度だったので無事下山。1425時リフト乗り場に到着できてやれやれ。
いつ見ても美しいマンホール様