天気や雑用のせいで山へも行かず家にいるうちにすっかり秋めいてきた。北アルプスの稜線の小屋のブログではもう紅葉も始まり初氷の便りもあって、早く行かねばと気ばかりあせるのだが秋雨前線がうらめしい。
そんな中、先日の台風の高潮で海沿いに打ち上げられたゴミの掃除に行った。ゴミの種類は様々だが多いのは流木、ペットボトル、発泡スチロールなど。なかでも発泡スチロールは大小さまざまで数も多い。特に小さく砕かれたものは拾いにくくやっかいだ。しかしこれが海に戻るとマイクロプラスチックになり生態系に影響を与えるということなのでなるべく丁寧に集めようとするがとても全部は拾いきれない。マイクロプラスチックの問題は最近よく耳にするが、今回の狭い範囲でもかなりの量になったので、広い海全体の話になると気が遠くなるような量が海を漂っていることを実感した。住吉川沿いを歩いていても流れの中にペットボトルが浮いているのを見ると、思わず拾い上げたくなる。ゴミを減らすには捨てないようにするしかないのだが、現実には捨てる人がいるんだよね・・・。
この花が咲く季節になったきた。最近時々見る白い曼殊沙華