気温の低い日が続くので今年も裏六甲の氷瀑を観に行く。氷瀑というとダイナミックなイメージだが実際は水量も少なく凍ってもそれほど大きくはならないのだが。
石切道を上ってガーデンテラスへ。先月登ったときより天気はいい。風もほとんどなく日差しがあるので前回よりはむしろ暖かい。
海上には長い雲の帯が出ている
六甲最高峰を望む
極楽茶屋跡から紅葉谷を下る
有馬から自転車を担いで上ってきた2人組がいてびっくり
裏六甲に入ると頻繁にヘリが飛んでいる。この季節、滝見の登山者が多く事故も多いので気をつけねば。
まずは百間滝と似位滝へ
前回来た時は分岐からすぐのところで道が崩壊していたがいつのまにか迂回路ができている。まずは尾根によじ登り危なかしいところを下りて、もともとの道に出るのだが気をつけないとずり落ちそうだ。
どんどん下って滝の下に出る。この何年かでは一番凍ってはいるが下の方は水が流れていて完全には凍っていない
百間滝
似位滝
流れのオブジェ
日曜日なので滝見物の人が多く白石谷を遡行する人もかなりいるようだ。あまり危険なことはしたくないので私はおとなしくもと来た道登り返すことにする。登山道まで戻ってくると今度は白石谷へヘリが飛来してくる。この分では今日は複数の事故があったようだ
次は七曲滝を観に行く。谷へ下りて行く道と高巻きする道があるが、下る道はへつりのところがあって危険なので高巻くことにするがこの道も以前より道幅が細くなっていてあまり安全とはいえない。
七曲滝
こちらも下の方は水が流れている。早朝に来れば完全結氷しているかもしれないが気温が上がってくると融けだすところが出てくるようだ
冬の六甲山の風物詩とでもいうべき滝見、今日もかなりの数の人がいた。アイゼンを付け慎重に行けばそれほど無茶なことでもないが、それでも事故は起きてしまう。コロナで自粛ムードのなか、風当たりもきつくなりそうなので十分すぎる慎重さを痛感。