震災後、流される映像は時間とともに悲惨さを増し、さらには原発の状況も日増しに深刻になっていく。テレビを見るのが怖く、消してしまおうとするが、またすぐ点ける状態が続いている。信州に行く予定だったが、そんな気分になれなくてずっと家にいるのだが、気分が塞いでしまい、いくばくかの義援金を出すことがわずかな気休めになっている。
現地の人々はそれぞれの立場で一生懸命努力されていると思うのだが、被災者に必要な援助が届かないという話ばかりで、もどかしい。便利なはずのパソコンも携帯も電源がなければ役に立たず、人の安否さえ確認できない。
原発も命懸けの作業が続いているとは思うが、こちらももどかしい。電気を作る大元で電気が足りなくて水も汲めないというなんという皮肉。高度なハイテクを駆使して運用していたはずなのに、今は水をかけるというアナログの作業しか制御の役に立たないのだろうか。
普段の当たり前の生活を送れるということがいかにありがたいか、同時に、あやういものか実感させられる日々が続く。
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