県立美術館で開催中のゴッホアライブ展を観てきた。閉幕日が迫っているせいか平日でも結構な賑わいだった。
実際の絵画をみるわけではなく上下左右大きな画面に映しだされる作品は筆のタッチなど細部までよく見えて迫力は十分なのだが、座れるのは少しのベンチだけ。あとは床に体育座りをして観ることになるのが少々つらく、途中で不覚にも睡魔に襲われてしまった。
有名な寝室の絵の再現
作品が描かれた時代の画家の心象風景に合わせたかのような音楽とともに様々な作品が投影される
有名な日本の浮世絵の影響を受けた作品も
スクリーンで観るのならいっそのこと、映画みたいに座席に座って落ち着いて観てみたかった。
それにしても、生前たった一作しか売れなかったといわれる不遇の画家が、21世紀のこの催しを観たらいったいどう思ったか気になるところだ。
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