高い山ではすでに初冠雪もあり、紅葉真っ盛り。どこへ行こうかと迷うところだが、今年は東北へ遠征することにした。
2009年の6月新緑の頃訪れた八甲田山の毛無岱(けなしたい)付近の眺めが美しく、紅葉の頃もさぞかしと思っていたのでこれを観て、東北を南下して他の山も楽しもうというつもりである。ところが、最初からつまづき前途多難の旅の予感が・・・。
当初の計画では費用の安い日本海フェリーで秋田まで行ってJRで青森を目指すつもりだったが、新幹線を乗り継げば途中の東京で新しくなった駅を見ることができると思い、計画を変更した。
東京から新青森へ行く特急「はやて」には自由席はなく全席が指定席である。そんなに混まないと思ってタカをくくっていたが、すでに普通車は満席、やむなくグリーン車を取ることになってしまった。新大阪から新幹線に乗って出発したが、列車が東京駅に入る直前に「東北新幹線に遅れが出ている」とのアナウンスがあって、いやな予感
東京駅に着いてみると午前中の車両トラブルのため、東北新幹線の乗り換え改札付近は積み残しの人で溢れ、ダイヤの遅れは5、6時間とのこと。私の乗る予定の列車はすでに運休が決まっている。全列車指定席はなくなり、順次動き出した列車に立ち席覚悟で乗らねばならない。しばらく待ってはみたが押し寄せる人並みに疲れてしまい本日の乗車はあきらめ東京泊まりを決める。
おかげでゆっくり東京駅を鑑賞できることに。周りはみな近代的なビルになってしまったなかで堂々のクラッシクな外観。見学の人でごった返している。
ドーム型の屋根の内部も荘厳な雰囲気
神田界隈を歩いてみる。カレー屋さんの看板
東京のマンホールはこんなの
ソフトバンクのお父さんがモーツァルト風になっていてかわいい
東京に来るといつも思うのだが、この地下鉄網の複雑さはどうだ。断面図にしてみたらどんなものだろう。各路線の深さがぶつからずによく掘ったものだと感心してしまう。トンネルは一度掘ってしまえばめったに崩れたりはしないのだろうか。しかし大地震のときはどうなのかな・・・。
日暮れて東京駅にも灯が入っていっそうきれいに
東京はいつ来ても人が多い。人並みを掻き分けて歩くのは山を歩いているよりずっと疲れるのだった。
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