中の島美術館で開催中の「民藝」を観る。
先日観た超絶技巧とは違って、暮らしに密着した職人の手で作られたものが主なので温かみがあるものばかり。日本以外の外国の作品もあって気軽に楽しめる。
小鹿田焼きなど今も日本の各地で作られている民藝の作品制作を紹介する映像も観たら、実際に現地で見て買いたくなってしまった。
「民藝」を観終わってから、近くの堂島リバーフォーラムで上映中のImmersive Museumものぞいてみる。
こちらは先日観たゴッホアライブと同じように絵画を映像化して前後左右、さらには床にも投影しそれを座ったり寝転んだりして観る。
印象派の画家たちの作品がグッと大きくなって迫ってくる。
座ったり寝転んだりするのにヨギボーが用意されているのだが、数が限られているので当たらないとちょっとしんどい。音楽もあまりよくないし、目まぐるしい映像に目も疲れる。
デジタル時代の絵画の楽しみ方として今後も同じような作品が作られるのだろうか。私はやっぱりアナログの見せ方の方が心休まる気がするのだった。