のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

暗号は苦手です。

2008年07月03日 01時01分21秒 | 日常生活
人事異動があり、部署の先輩方が数名、入れ替わることになりました。
それに伴い、歓送迎会の企画が持ち上がりました。

「来週の月曜か火曜、空いとる?
 そこらあたりで飲もうって言いよるんやけど。」
と言われて、スケジュール帳も見ることなく、笑顔で
「はい!大丈夫です!」
と、返事をしたものの、記憶力にはまったく自信なし。
恐る恐るスケジュール帳を確認したところ
案の定、火曜日は予定が入っていました。

きゃー!やっぱりー!!
なんか嫌な予感がしたっちゃんねー。

と、大急ぎで先輩に前言撤回を伝え、席に戻ろうとしたところ

「のりぞう!のりぞう!」

と先輩に呼び止められました。
振り返ると、にやりと笑いながら先輩が親指を立てて
「これやろ?」
とおっしゃいました。

・・・?
なに?「これ」って何?
親指?!何の暗号っ?!

とあたふたしながらも、
変なところで変に負けず嫌いなワタクシは、
内心の動揺をおくびも見せずに頷き、にやりと笑い返してみました。
すると、先輩は更ににやりと笑い、
「やっぱり!のりぞう、これ?これなんや?」
と更に親指を立てて、ワタクシに相槌を求めます。
あー。なんか求められてる!!
ワタクシ、今、「更に具体的な回答」を求められてるっぽいっ。

・・・えっと。ぐ、グッジョブ?

と、ワタクシも、恐る恐る親指を立てて言ってみました。

「それ、わざと?
 わざと、ごまかしとると?
 別に、はずかしがることやないんよ?」

・・・え?
ハズカシガルヨウナコト ジャ ナイ ???
なんと!ワタクシ、その親指、てっきり
「グッジョブ☆」の合図かと思っていたのですが
ハズカシガルヨウナコトじゃない、とわざわざ言う辺り
さては、シモネタですね!
なるほど!あのにやにや笑いはそーゆーことね?!

でも、残念ながら、ワタクシ、シモネタに若干、疎くて。
なに?なに?どーゆー意味?
この親指には一体、どんな卑猥な意味合いが隠されているのー?!

と、尋ねたところ、先輩方から爆笑されました。
どうやら、ワタクシ、深読みをしすぎていた模様。
しかも、見当違いに深読みしすぎていた模様。

親指を立てた先輩のゼスチャーの意味は

「のりぞう、火曜日がダメなんて、
 もしかして、オトコとの約束?」

でした。
ワタクシの日常会話において、
「オトコ」という言葉がいかに使用頻度が少ないか、
いかに身近ではない言葉なのか
図らずも身を持って証明することができました。



・・・うわーん。余計な恥、さらしたー!!

集中力に自信あり。

2008年07月03日 00時32分03秒 | 日常生活
鹿児島から戻ってきて3日。
会社にいる時間及び、通勤時間以外1秒たりとも、
自分の人生を過ごしていません。他人の人生、借りっぱなし。
そして、他人の人生に没頭しっぱなし。

なんせ、年末から読みたくて読みたくてたまらなかった
「スラムダンク」が手に入ったのです。
「スラムダンク」のためだけに、
人生初のネットカフェ体験を試みようとしたぐらい
なぜか急激に「スラムダンク」熱に侵されていたのですが
念願かなって、先輩に全巻貸していただくことができました。

それ以来、ひたすら「スラムダンク」に没頭。
朝、起きた瞬間から「スラムダンク」でウォーミングアップ。
ウォーミングアップにしては、熱すぎですが。
朝からみんな汗かきまくり。息乱しまくり。
ワタクシも息止めすぎ。心臓ばくばくしすぎ。
なけなしの集中力をここぞとばかりに発揮しまくり。

思えば、ワタクシ、ドラマにしろ、漫画にしろ、映画にしろ
その世界の中に入り込んで楽しむ派なのです。
持って生まれた妄想力で、非現実の世界を
まるで自分の世界のように楽しむことができるのです。
なおかつ、現実世界のワタクシが
非現実世界の「ワタクシ」にひっぱられます。
多大な影響を受けます。
過去何度、アンハッピーエンドのドラマのせいで
落ち込んで過ごしたことか。
自分の人生ではあまり落ち込んだり、後悔したりしませんが
他人の人生に、何度泣かされたことか、何日落ち込み続けたことか。
母上に、何度
「いいかげんにしなさい!」
と怒られたり、あきれられたりしたことか。

というわけで、ここ数日のワタクシは、勿論
「スラムダンク」の支配下です。
おかげで、意味もなく熱血漢。
エレベーターを使わず、階段を使って汗をかいてみたり
廊下を歩くときや角を曲がるときに必要以上にきびきび動いてみたり
安西先生の言葉を仕事中の自分に言い聞かせて目頭熱くさせたり
「俺達は強いっ!」と自分を奮起させたり
非常にテンション高く、無駄なエネルギーを放出して過ごしています。

昨日は、県大会の決勝戦に没頭しすぎて
現実世界に戻ってくる時間が遅れてしまい
猛ダッシュで会社に向かいました。
会社に到着したときには、汗だく。
朝から汗だくになりながらも
「やっぱり運動は気持ちいいよねー。」
と満足してしまった自分がいろんな意味で、非常に心配。