のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

天邪鬼判定

2008年07月07日 23時03分52秒 | 日常生活
朝礼が終わった後、用事があって隣の部署を訪ねたところ
仲良くしていただいている先輩から
「のりちゃん!のりちゃん!ちょっとだけ!」
と呼び止められました。

近寄っていくと、「スラムダンク読み終わった?」という確認
及び、「あの中で誰が一番好み?」という調査でした。

・・・うーん。
一番の好み、ですか。難しいなぁ・・・。
活躍する姿を見て、一番わくわくするのは、主人公、桜木花道です。
だけど、好みかというとそうではないんですよねー。
うーん・・・。水戸さん?かな?
うん!水戸さん!!
「好み」というカテゴリならば、水戸さんが一番好みです。

と、迷った末に、苦渋の判断を示したところ
先輩二人に驚かれました。

「そこかー。そうきたかー。」

え?なんですか?誰だと思ってました?

「いやー。天邪鬼なのりちゃんのことやけん、
 絶対に流川とか三井とか王道の名前を出さんやろうとは
 思っとったけど、まさか水戸とはねー。
 りょーちんあたりを狙ってくるかと思っとったよ。
 バスケメインの話で、バスケ部の部員でもなんでもない水戸かー。
 筋金入りのひねくれものやね。」

・・・当たっているだけに、何も言い返せません。
しかし、悔しかったので
少女漫画的王道男子は大好きなんですー!
と、懸命に主張してきた月曜日の朝。

今週も平和な週明けです。

枠の外にあるものは何ですか?

2008年07月07日 22時49分03秒 | 日常生活
7月1日付で人事異動が多発したため、
本日は部署の歓送迎会でした。
なぜか社長の隣の席という恐れ多い席に座ることになり
普段はお忙しいため、なかなか話すことのできない社長と
ゆっくりお話できました。
普段、話せない方とお話できることこそが飲み会の醍醐味。
異動される方や異動してこられる方への気遣いは放り投げて
ただひたすら、飲み会を楽しんでいたところ
離れたテーブルにいらっしゃったワタクシの部署の部長と
隣の部署の部長という部長コンビに呼ばれました。

・・・?
なんでしょう?
部長ふたりに呼びつけられるなんて・・・。
ワタクシ、あまりにものびのびと飲み会を楽しみすぎているかしら?

と、恐る恐る近寄っていたところ
「のりぞうくん。
 のりぞうくんもそろそろ異動する頃やろ?
 何年、同じ仕事しとる?」
と唐突な話の展開が待ち受けていました。

・・・へ?
なんですか?飲み会の与太話ですか?
それとも本気ですか?
どっち?!どっち?!

晴天の霹靂の話に、おどおどしながらも
「何年も同じ仕事をしてますけど、
 ちっとも業務を極めることができていませんから。」
と一応、真面目に答えてみました。

「うん。でもね、もう一時代を築いたと思うんよね。
 そろそろ別の仕事でもいいっちゃない?
 他の可能性を探してみようか。うちにおいで。うちに。
 さっきからずっとのりぞうくんの部署の部長を
 説得しよるんやけど、全然、「うん」て言ってくれんのよ。」


・・・えっと。イチジダイ??
一時代なんて、これっぽっちも!
まったくもって!築けてませんから!
一時代築いたなんて、社内で言ったら
大笑いされるどころか、モノ投げられますから!

それよりも。
え?ワタクシの部署の部長に直接交渉中ですか?
飲み会の席で、ビール片手に?
ちょっと!気軽過ぎますから!!
ワタクシの今後を左右するというのに、
重々しさのかけらも見当たりませんから。

「気軽やないよー。本気よー。
 大台になる前に、うちの部署においでー。」

・・・・大台になる前にって!
ワタクシ、あと1ヶ月でめでたく大台ですってば。
まったく中堅どころの仕事ができていない上に
後輩がいないため、いつまでも「若手」みたいな扱いを
受けていますけど、実は30なんです!

と、自慢にも何にもならないことを力説した上に
勢いづいて

「しかも、ワタクシ、まったく仕事できませんよ。
 異動させたら、異動先の方々が大迷惑を蒙りますよ。」

と、自信満々に見当違いな気遣いを見せるワタクシ。
すると、隣の部署の部長がにっこり笑っておっしゃいました。

「うん。わかっとう。わかっとう。」

・・・え?そんなにあっさり肯定ですかー?
もっと、ほら、日本人的な会話のいろは
「そんなことないよー。」とか
「ようやっとるやんね。」とか
「入社時に比べたら、成長したやん。」とか
そんな慰めの言葉はありませんかー?
本心じゃなくてもかまいませんよー。
心こもってなくても、十分、喜べますよー。

ワタクシにしては珍しく懸命に
声にならない声で訴えかけたところ
部長がフォローを入れてくださいました。

「大体、採用時からのりぞうくんは、
 仕事できるとかできないとか、そんなのの枠外におるけんね。」

・・・枠外にいるワタクシは
一体、何を評価されて入社できたのか
謎は深まるばかりです。

というか、人事異動の話は
飲み会の酒のつまみ的な軽いジョークだったのか、
ワタクシの反応を面白がって、みんなでからかっていただけなのか
そちらも気になるところです。