のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

記憶の海

2010年05月01日 07時55分33秒 | テレビ鑑賞
■TBS23時放送(4夜連続)
■出演
 筒井道隆、伊藤歩、逢沢りな、金子貴俊、ダンテ・カーヴァー
 石井正則、岩佐真悠子、中村久美、佐野 史郎、柴俊夫
■ストーリ
 記憶システムのデータ化が成功し、人間の記憶を保存することが可能に
 なった近未来社会。脳と記憶を研究するチームのメンバー、ヒロタマナブは
 記憶システムの実験中に事故で記憶を失った。チームのメンバでヒロタ
 マナブの恋人で脳医学研究員の小野里美は彼の記憶の回復を待ち続けている。
 ヒロタマナブは記憶を失っただけでなく、現在、起こっている出来事も
 3分しか保存できないでいた。

■感想 ☆☆☆
 「TBS・講談社ドラマ原作大賞」受賞作のドラマ化作品。
 切ない切ない話でした。記憶を失っただけでなく、3分後には現在の記憶も
 失ってしまうヒロタ。そんな彼に、3分毎に
 「はじめまして。研究員の小野里美です。」
 といい続けるヒロイン。覚えても覚えても忘れ続ける彼のことを信じて
 「忘れられても、また知り合えばいいんです。」
 と、彼の前に立ち続ける彼女の凛とした姿に胸を打たれながら
 見続けました。

 記憶はどこに残っているのか。
 忘れたはずの記憶も頭の中のどこかには残っているのか。
 覚えている記憶、覚えていない記憶に何か違いはあるのか。
 それらの疑問を解明するため、人の記憶を「記録」として取り出す
 記憶システムを確立しようとする研究員たち。
 私がこういった分野に疎いからこそ、「夢物語」ではなく
 「いつかはこういったことも実際に起こりうるかもしれない」
 と思いながら楽しく見ることができました。

 結局のところ、ヒロタマナブの記憶は戻りません。
 それでも、記憶システムにより、彼の心の中に「小野里美」への
 想いが強く強く残っていることを知るヒロインは
 やはり、あきらめずに彼を待ち続けること、彼をただ待つのではなく
 研究の最先端をいくアメリカに渡って彼を取り戻すべく
 研究に携わることを決意して終わりを迎えます。
 「悲劇」ではない。けれど、あまりにも切なく苦味の残る
 ラストでした。

 ヒロタマナブを演じた筒井さんの変わらなさにびっくりしました。
 歳月を経て、やはり年を感じさせられはしますが、あの朴訥とした
 雰囲気、ナチュラルな佇まいはそのまま。更に魅力的になっている
 気がします。すっごくかっこいいわけではないけれど、すっごく
 感じがいい。好きだなー。 

待ちに待ったもの

2010年05月01日 07時37分34秒 | 日常生活
ようやくようやくの連休です。

29日の祝日をひたすら土曜日気分で過ごしたワタクシは
翌日金曜日の出社を忘れる気がしてならなかったのですが
そんな不安も嘘のように
ごくごく普通に金曜日を「出社」で過ごしてしまいました。

とはいえ、中日。
一日行けば、またもやお休みなのです。
出社していても休日気分です。
気持ちは既に連休です。わーい!

と、無駄に浮かれて過ごした金曜日を経て
待ちに待った連休に突入です。
待ちに待っていたからといって、
何をするわけでもないのですが、
それでも嬉しい連休です。
わーい。

無駄に張り切っているワタクシは
昨晩も2時までだらだらと「休日前の夜」を満喫し
そして、今朝は5時半に起きて「休日」を満喫中。
「休日」と認識するだけで
とてつもなく幸せになれるワタクシは
意外と幸せ探し(By パレアナ)が上手じゃないか、
と自画自賛しながら休日の午前を過ごしているのです。