のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

なんとなく見えてきたこと

2010年05月20日 23時22分48秒 | 日常生活
巷で流行っているらしいジョシ会。
ワタクシも以前の部署にいたときに知り合った他社の女性と
月に1度、ジョシ会を楽しんでいます。
ネットワーク構築力がかなり高い彼女。
毎回、毎回、新しい参加者をスカウトしてくださって
ジョシ会を盛り上げてくれます。

今回は前回のメンバーから総代わり。
ワタクシと彼女以外、20代前半で、驚異的に平均年齢が下がりました。
しかしながら、平均年齢が高かろうが低かろうが
盛り上がる内容はあまり変わらないのが女子会の素敵なところ。
女性のテンションがあがる話は、ほぼ全国共通です。

普段、あまり接点がないからこそしゃべれる業界裏話、社内のオモシロ話、
オモシロガレナイ話などで、身を乗り出しながら大笑いし、
「そんなこと、本当にあるの?!」と他人事ながら熱く怒り、
現在の仕事に対する想いとか、最近の転職傾向とか
これから数年間のキャリアの立て方などについて、真剣に論じ合い
「5年後の自分が見えないよねー。」と励ましあい、
そして、女子会必須のコイバナできゃーきゃーと興奮しました。

すごい。
とても今日初めて会ったばかりの方とは思えない。
あー。でも。
今日初めて会ったばかりだからこそ、の楽しさなのかも。
仕事でしか関わってないからこそ
そして、仕事も本来はまったく関わらないからこそ
こんなにあけっぴろげに、楽しくお話できるのかも。
と、思いつつ、わーわーと話し、かぱかぱと酒を飲み、
かぱかぱと酒を飲んでは、わーわーと大笑い。

もちろん、コイバナも濃厚に行いました。大いに盛り上がりました。
まずは5人それぞれで近況報告。
おめでたい話が飛び出して、一同いっせいに色めきたちます。
近況報告から、恋愛観、結婚観にまで話が飛び火し
熱く語り合うジョシ5名。話題はまったく尽きません。

と、おめでたい話を提供した友人が自分の幸せ話に恐縮したのか
気を使って、ワタクシの好みのタイプの男性像について
質問をしてくれました。

「のりぞうさんはどんな男性がこのみなんですか?

・・・。こ、好みのタイプ?
会話ができる人?
受け答えがとんちんかんじゃなくて、質問と回答がかみ合っている人。
でしょうか。

「引っ張ってくれる人が好きですか?
 それとも自分がひっばりたいですか?」

・・・どうでしょう?分かりません。
皆目検討がつきません。
でも「ひっぱってくれる人」って、今、少ないですよね。

「遠距離大丈夫?ダメ?
 遠距離からはじめるっていうのは?」

・・・分かりません。考えたこともなかったので。

「年下は?年上が好き?どのくらい離れている人まで大丈夫?」


わからーん!
自分の好みのタイプなんて、真剣に考えたことがないので
びっくりするぐらい、自分のことがまったくもってわからんっ!






・・・そこ?
そこが問題なの?
と、思わず自分を省みるよききっかけとなりました。
そっか。そっか。

自分の好みすら把握できていないこのていたらく。
それが一番の問題なの?!
と、自分自身に目を向けて、あわあわしていると
友人がやんわりおっしゃいました。

「のりぞうさんって、ひとりが大好きな人だと思ってました。
 マイペースで過ごしてなきゃだめなんだとばかり。」

確かに。
ひとりで過ごすのも大好きだわー。
マイペースで過ごすのも、大好きだわー。


・・・でも。
ちょっと待ったーっ。すとっぷすとーっぷ!
この推察の示す到着地。
それがワタクシの望む方向からかなりずれている気がしてなりませぬ。

後輩君からの電話

2010年05月20日 01時31分58秒 | 日常生活
昼休み、昨年の新人さんから電話がかかってきました。

あまりに久々。
しかも昼休みにわざわざ電話がかかってくるあたり
なにかタダゴトではない雰囲気です。

な、なにごと!? 
と、びくびくしながら電話を取ると
「のりぞうさーん。元気ですかー?」
とノーテンキな新人さんの声。
弱ってる感じでも困っている感じでもなさそうです。

「元気ですよー。そちらはいかがですか?
 新婚生活はいかがですか?」
と、聞き返すと、満更でもなさそうにぐふふと笑われました。

ふふふ。幸せそうですなー。いいなー。
ワタクシまで心がほかほかしていると、
昨年の新人君が電話の向こうで居住まいを正して言いました。

「で。のりぞうさんは?結婚できそうですか?
 なにか進展ありました?
 今、みんなで話してて、のりぞうさんの話になったんですよ。
 気になったんで電話してみました。」




・・・えっと。
昼休みにわざわざ電話してきて、聞きたかったのはソレですか?
要するに、暇だったのね。話題に困ってたのね。
なるほど。なるほど。


残念ながら、あなたがたの昼休みの盛り上がりには
まったくもって貢献できそうにありません。
しかしながら、この件に関しては、
ワタクシも前向きに検討したいと考えております。
鋭意、努力していきたいと思っております。
今年こそは善処し、改善の方向で考えたいと思っております。

と、どこかの政治家さんさながらのありふれた言葉で
お茶を濁すワタクシ。
だって!ここ会社ですし。
周囲にはセンパイ方もいらっしゃいますし。
昼休みなので、皆さん静かにお休みされてますし。
ワタクシ、声がでかいので、皆さんに聞こえてますし。
第一!
飲み会の場では色々とあけすけに話せても
こんな明るいうちからお酒なしに色恋沙汰の話なんかできるかー!

と、話したところ。
昨年の新人君が「お酒なしに」の部分に食いついてきました。

「あ!今週末、飲み会あるんすよ。
 じゃあ、お酒飲みながらゆっくり話しましょうよー。
 来てくださいよー。」


・・・前言撤回。
お酒入ってもオモシロイ話題は提供できません。

それにしても。
今週末は、日曜の朝早くに予定が入っていたため、
残念ながらあきらめたのですが、その予定さえ入ってなかったら、
ついうっかりと、熊本配属の新人君たちの飲み会に
参加していたかもしれない自分がオソロシイ。

我ながら、自分の相当な物好き加減に感嘆した昼下がり。