のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

世界中が雨だったら/市川拓司

2007年06月15日 01時03分13秒 | 読書歴
■世界中が雨だったら/市川拓司
■内容
 ここにいるのはもうひとりの僕です。
 愛を見失った少年、少女。愛を手探りする大人たち。
 魂の叫びが木霊する三つの「愛」の物語。
 ・琥珀の中に
 ・世界中が雨だったら
 ・循環不安

■感想 なんとも言えません。☆付け不可能。
 久々に本を読んで落ちた。
 「哀しい」でもなく「泣ける」でもなく「落ちる」感覚。
 読み終わった後に胸に広がるのは闇。どす黒い闇。

 3つの中篇はどの作品も「死」と「愛」をテーマにしている。
 すぐ近くにある「死」とかなりいびつな「愛」。
 自分自身に対する「愛」と「憐憫」。
 おそらくこの本を読み返すことはない。
 この世界の中に私は足を踏み入れられない。

 「雨が降ったら軒下に逃げればいい。」
 「でも、世界中が雨だったら?」
 「世界の外に逃げればいいんです。」

 私は。私は世界中が雨だとしても、ずぶ濡れになったとしても
 逃げることなく、前に進める人でいたい。
 顔をそらすことなく、天を見上げる人になりたい。

がんばってもこの程度

2007年06月14日 23時20分58秒 | 日常生活
新人研修が終了したにも関わらず
あたふたとしているのりぞうです。
むしろ、研修終了後のほうがあたふたしてます。
いつもはゆったりのんびりと遊んでる時期なのに。

・・・とあたふたしながら考えていましたが
よくよく考えると、なんのことはない。
今年はひきこもりのりぞうには珍しく
予定を入れすぎていることに思い至りました。

要は、予定が入っているがために、残業できず(したくなく)
定時内に仕事を終わらせようとあたふたしているだけの話でした。

本日ものりぞうの自宅周辺に住む後輩君たちと
「近場同士で飲もう!」
という話から始まった飲み会でした。
なんと約束のお店は、のりぞうの自宅から歩いて1分という
なんだか申し訳ない気持ちに襲われるような場所です。


・・・・が。
今日に限って、仕事がおわらーん!
どうしたらいいのー!
と、焦りつつ、待ち合わせの時間に後輩君へメール。

「ごめん!仕事長引いてしまいました!
 今から会社出まーす!」

うわーん。ばかばか!
もう、みんな飲んでるんだろうな。悔しいっ!!
と、引き続きあたふたしながらお店に向かったところ








・・・・のりぞう一番乗りでした。
がんばっても所詮、この程度です。
飲み会に一番乗りで参加できる程度。
飲み会を犠牲にするなんて、持っての外です。

ちなみに。
他の方々が到着するまでの時間は、本を読んでつぶしてました。
居酒屋で本に読みふけるオンナ。
・・・・それもどうなんだ?!

ななつのこものがたり/加納朋子

2007年06月13日 01時05分07秒 | 読書歴
■ななつのこものがたり/加納朋子
■ストーリ
 はやてがあやめさんと出会ったみたいに、人と本だって
 とってもすてきで、すごく大切な出会いをすることがあるの。
 “駒子シリーズ”のヒロイン入江駒子の愛読書がすてきな
 絵本になりました。

■感想 ☆☆☆☆
 加納朋子さんの推理小説「ななつのこ」の作品の中で
 ヒロイン「駒子」が何度も繰り返し読んでいる絵本が
 現実の世界に飛び出してきたもの。

 装丁も挿絵もすべて「駒子」シリーズの挿絵を担当されている
 菊池さんで、作品世界を見事に作り上げています。
 この作品に関しては、作者の加納さんだけではなく、
 菊池さんがいなければ、成立しないのでは?と思うほど
 挿絵が作品世界に大きく貢献しています。

 物語はちびっこ向けの寝物語なので、簡単なたわいもない
 小さな謎とその解明が話の中心です。でも、そのたわいもない
 謎は人の弱さや優しさ、生き物の生命力を感じさせるものばかりで
 読み終わった後に心が温かくなります。
 私が母親だったら、自分のちびっこが寝る間際に、
 ぜひ読み聞かせてあげたい。そう思える作品。

流星花園/2001年台湾ドラマ

2007年06月12日 23時50分24秒 | テレビ鑑賞
■流星花園
■ストーリ?
 日本の少女漫画「花より男子」がドラマ化されたものです。
 どうやら台湾では日本の少女漫画が数多くドラマ化されて
 いる模様。
■キャスト
 牧野つくし:バービィー・スー
 道明寺 司:ジェリー・イェン
 花沢 類 :ヴィック・チョウ
 西門総二郎:ケン・チュウ
 美作あきら:ヴァネス・ウー

■感想 ☆☆☆☆*
 ・・・ええ。台湾ドラマです。韓国ドラマだけでは飽き足らず
 台湾ドラマにも手を出してます。
 周囲の方々からはやや呆れ気味に
 「よくそんなに時間があるねぇ。」
 と言われてますが、働く時間や女としてのたしなみの時間、
 友人との触れ合いの時間が確実に他の方々より少ないですからね。
 それでいいのか?というもっともな疑問を自分でも抱いてますとも。
 でも、目をそらしちゃいます。

 で、台湾ドラマ。韓国よりも顔や感情の表し方が日本人と
 似ている気がします。おかげで吹き替えだとまったく違和感なく
 楽しく見ることができます。なにせ日本の漫画が原作。
 主人公の名前も日本人なのです。
 のりぞうは「日本のドラマ」として楽しんでました。

 F4は日本版「花より男子」より確実にかっこいい気がします。
 何せ背が高い!みんなスタイル抜群なんです!
 ・・・のりぞう自分がでっかいため、のりぞうが見上げられるぐらい
 背が高い殿方は、ただそれだけで4割り増しぐらい素敵に
 見えてしまう悪い癖があります。見かけに騙されすぎ。

 つくしちゃんもスタイル抜群でとにかくかわいらしい。
 ちょっぴり野暮ったい雰囲気もちゃんとあって原作通りです。
 でもって、さらに素敵なのがヴィック・チョウ演じる花沢類!
 花沢類の持っているミステリアスな雰囲気をヴィック・チョウが
 見事に演じてます。おかげで、ただでさえ花沢類贔屓の
 のりぞうは、ただひたすら花沢類中心にドラマを見てました。

 原作の持つ雰囲気を損なうことなく、また日本版ドラマのように
 9話に詰め込むなんて無茶なことせずに24話でたっぷりと
 見せてくれていて、じっくり楽しむことができました。

誰の影響でしょう

2007年06月11日 21時51分57秒 | 日常生活
昨日、母親と電話で話をしていると、なぜかいつものように
「もっと優しい人になりなさい」
という説教されていました。

「もっと優しい人になりなさい。」
「もっと柔らかい人になりなさい。」
はここ数年の母上の口癖です。
どうやら社会人になってふてぶてしさに磨きをかけつつある
のりぞうに、母上は大きな危機感を抱いている模様。

昨日も
「もう、頼むけん、優しくなって。
 優しい人だけを見るようにして。
 周囲の人たちのいいところを見習って。」
と、口をすっぱくして言われておりました。

あぁ、もう分かった、分かった。
優しくなる、なる。頑張る、頑張る。
と、気のない返事をする娘に、不満そうな母上。

「で、今日はこれから何すると?」
と、尋ねられたので、高校の先輩gitchoさんと
食事に行く旨、正直に伝えました。すると

「えー!!」と大ブーイング。

・・・何?!どした?!

「心優しい人になりなさいって言ったばっかりなのに。
 優しい人の傍におりなさい。って、
 いっつも言いよるのに。」




・・・えー?!
アナタ、自分の子どもの性格を
高校時代の先輩に負わせるつもり?!
先輩もさすがにのりぞうの性格にまでは
責任を持てないと思われます。

ていうか、よくよく考えると(いや、考えなくても)
話の流れ的に、先輩に対して、とても失礼だから!

賢者はベンチで思索する/近藤史恵

2007年06月11日 21時33分44秒 | 読書歴
■賢者はベンチで思索する/近藤史恵
■ストーリ
 ファミレス常連客のあの老人。でも公園のベンチで見かけるときと
 あまりにも印象が違うのはなぜ?ファミリーレストラン「ロンド」を
 舞台に展開する謎の事件。不可思議な老人は21歳の女の子の
 人生に、とても大切なものを与えてくれた。
 それは常識によらず、人を信じる力。
 犬と老人と21歳の女の子が挑むミステリー。

■感想 ☆☆☆☆
 「大」事件ではない。ニュースやワイドショーで取り上げられる
 こともないであろう小さな小さな謎に焦点をあてた作品。
 確かに「大きな」事件ではないけれど、「大きな」事件では
 ないからこそ、そこにある悪意にはぞっとさせられる。

 きっとこの作品で扱われている3つの事件の犯人は
 連続殺人や強盗はしない。なぜなら、それは「いけない」こと
 「ひどい」ことだから。彼らには「してはいけないこと」
 「してもいいこと」という線引きではなく、
 「ここからは」ひどいこと、「ここからは」犯罪、という
 線引きしかないのだと思う。
 その本質とずれた感覚にぞくっとした。

 ちょっとした謎を解決しながら、モラトリアムのヒロインと
 ややひきこもり気味のヒロインの弟は迷い、壁にぶつかりながらも
 少しずつ出口に近づいていく。その様子はまったく劇的では
 ないし、感動的でもないのだが、緩やかな変化だからこそ
 うそ臭くなく、爽やかな気持ちにさせられた。

エトランゼ/2001年春公演

2007年06月11日 21時16分22秒 | 舞台(キャラメルボックス)
■エトランゼ
■ストーリ
 ななえ(坂口理恵)は駆け出しのカメラマン。
 8年間アシスタントを勤めたスタジオを辞め、フリーとして
 活動を開始したばかり。しかし、仕事は思うようには
 見つからず、恋人・八木沢(西川浩幸)との仲もすれ違いがち。
 ある日、ななえのマンションに姉・かずみ(中村恵子)の
 子供たちが訪ねてくる。高校3年生の里奈(岡内美喜子)と
 弟・開(藤岡宏美)。父親が家の階段から落ちて、入院したと言う。
 かずみは病院に付きっきりだし、里奈たちは勉強に専念したい。
 春休みの間だけ、ななえの部屋から予備校に通わせてほしいと
 頼む里奈。しぶしぶ承知したななえだったが・・・。

■感想 ☆☆☆
 DVDの価格が落ちたので、思わず購入しちゃいました。
 こういう価格オチを発見するとテンションが高くなるわー。

 いつものキャラメルテイストとは少々異なる作品。
 優しい甘さのミルクキャラメルではなく
 大人好みのビターテイストのブラックチョコ。
 かなり苦味が効いていてラスト近くまで、胸がぎゅっと
 鷲掴みされているような苦しさを覚えた。

 周囲から男勝りと思われがちなヒロイン真澄は、
 自分自身も強くありたいと願っている。
 どんなにもがいていても傷ついていても、毅然とした態度を
 取り続けようと必死で自分を制御する。
 そんな彼女に容赦なくふりかかってくる現実が痛々しい。
 あきらめきれない夢ときちんと見えているどうにもならない現実。
 自分らしさを貫くために安易な道に行かず、苦しい道を選ぶ彼女は
 「強いですね。」と言われて苦しそうに答える。
 「強くなんかない。
  強くないから、強くなりたいと願うんだ。」

 この場面と冒頭の回想シーンが一番の泣き所だったと思う。
 小さい頃から期待され、その期待にこたえてきた姉と
 期待されることなく、家族の中で疎外感を感じていた真澄。
 彼女の独白シーンが続く冒頭シーンは、彼女が
 「自分らしさ」「自分の居場所」にこだわり続ける「理由」だ。
 家族の中で居場所がなかったから、何も期待されなかったから
 「自分だけのもの」を模索し、こだわり続ける。

 異邦人であり続けた真澄が個展を開く際につけたタイトルは
 「エトランゼ」。意味は「異邦人」。なるほどな、と思った。
 これは、ずっとずっと居場所を探してさまよっていた真澄の
 未来に対する決意なんだと思う。「異邦人」であり続けること
 それこそが、自分の居場所なんだと覚悟を決めたんだと思う。

 正直なところ、他のキャラメルボックスの作品のように
 爽快な終わり方ではないし、完全なるハッピーエンドにも
 ならない。見終わった後もなんとなく釈然としないものが残る。
 「キャラメルらしくない」作品だな、と感じた。
 ヒロインはすごくすごくかっこよかったんだけどね。
 「そこがどんなに居心地悪くても、踏ん張るしかない。
  だって、私が選んだ場所なんだから」
 毅然と宣言するヒロインの姿は今も胸に残っている。

 けれど、ヒロインのカメラマンとしての師匠が強烈に「嫌な人」で
 それも鼻についた。現実世界にはこんな人、たくさんいるのかも
 しれない。けれども、キャラメルの舞台では信念もなく
 こだわりもなく、ただただ性格が「嫌な人」って見たくないな。

 今更ですが「エトランゼ」の意味を知って
 なるほど!「ときめきトゥナイト」の主人公、江藤蘭世の
 名前はこういう由来でつけられたのね!と納得しました。
 本当に今更なんだけど。でも、気付くことができて
 すっごく嬉しい気持ちになりました。

やっぱり国民的英雄

2007年06月10日 17時12分14秒 | 日常生活
三井グリーンランドで行われている「仮面ライダー」ショーに
大興奮で訪れたのりぞうと、テンション低いまま
連れて行かれた3名でしたが、始まってみると
ほぼ全員が大興奮!でした。

なにせ、現在の仮面ライダーだけではなく、
前回のライダーやら、前前回のライダーやら
はるか昔に遡って初代ライダーやら2号ライダーやら
とにかくライダーがうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃと
山のように沸いてくるのです。

すごい!ヒーローがたくさん!
もはや誰がヒーローでどれが悪者かちっともわからん!
ていうか、どのヒーローが今のヒーローなのかもわからん!

と、よく分からない興奮に突き動かされた30分でした。
個人的には現在のライダーよりも昔のライダーに大興奮。
特にアマゾンにはきゃあきゃあ黄色い悲鳴を浴びせてしまいました。

あのアマゾンですよ。
野性味あふれるアマゾンです。
片言日本語のアマゾンです。
アマゾンの魅力について語り始めると小一時間どころでは足りません。
とりあえず写真!写真!と携帯を取り出しましたが
あまりにかっこよく颯爽とアマゾンが戦ってくださっているので
携帯で追う事ができず、満足いく写真は取れませんでした。
ちっ。

見終わった後も余韻にひたるのりぞう。
写真撮影と握手会にも行ってくれば?
と友人たちからは促されましたが、さすがに29歳としてのプライドが
邪魔をして(今頃?!)行列に並ぶことができませんでした。

あぁ!でも大っ満足っ!!
なんやかんや色々と言われたけど、横で友人たちも
楽しそうにきゃあきゃあ言ってくれてたしね。
ライダーの変身には、のりぞう以上に興奮してたしね。
のりぞう、夢中になってショーにかじりついてましたが
「うぉ!」と驚きの声をあげた友人を見逃してはいません。
ふっふっふ。

帰り道。
「次はきじま後楽園でライダーショーがあったら行こうね」
とお願いしておきました。

教会員の集いです

2007年06月10日 16時57分33秒 | 日常生活
土曜日。満を持して三井グリーンランドまで
国民的ヒーロー「仮面ライダー」に会いに行ってきました。
一緒に行く約束をしていた友人から
「今回はあなたがリーダーなんだから
 何時集合とか、どう過ごすとか、
 スケジュールをたてておいてね。」
というメールが届いたのが一週間前。

そのメールに
「じゃあ、とりあえず10時半頃に教会に集合しよう」
と、返信したところ、数日後
「明日は10時に教会集合。」
と変更メールが届きました。

どうやら、運転手役に借り出された方が
仮面ライダーショーの時間を調べて、そこから
集合時間を逆算してくださった模様。

・・・・ごめんね。本当になあなあの性格で。
企画力とかスケジュール調整力とかまったくないの。
と、反省しながらありがとうメールを送ったにも関わらず
当日、その集合時間に見事、遅刻してしまったのりぞう。
あ。でも2、3分ほどです。
誤差です、誤差。

・・・遅刻した本人が言い張れることではありませんが。

ま、気を取り直して三井グリーンランドに行きましょう!
ほら!れっつらごー☆

「もう、テンションちょう低いんやけど。
 なんで私が仮面ライダーを見るために
 早起きせんな行かんのやろ。」

「別に三井グリーンランドでなくてもよくね?
 熊本観光でもいいんじゃね?」

「ちょっと待て。お前ら乗っとるだけやろうが。
 きつくなかろうが。俺なんて運転までしよるんぞ。」

・・・・えっと。
みんな、テンション低くない?
国民的ヒーローよ?ちびっ子のアイドルよ?
誰もが知ってるヒーローよ?
ほら!楽しそうじゃない?

「まったくテンションがあがらん。」

「途中でのりぞうを降ろせばいいんじゃない?
 もう29歳やし、なんらかの手段で
 目的地に行くことぐらい、できるやろう。」

「どこでおろす?」

ちょっと!!途中で降ろさないで!
今日一日、一緒に過ごしましょうよ!
仲良くしようよ!
寝起きでテンション低く、どんよりとした雰囲気の車内が
のりぞうをどこで降ろすか、どうやって降ろすか
その話題のときのみ、ややテンション高く、
若干楽しそうな雰囲気に変わります。

出発から1時間後の車内の会話。

「もうね。のりぞうを降ろすために
 サービスエリアに入るのも面倒だよね。」

「このあたりでドア開けて、降りてもらったら?」

「まあ、後続の車がひくかもしれんけど。
 それならそれでいいよね。
 いや、むしろそうなるといいよね。」

・・・・!!
それは立派な殺人では?!
何故に三井グリーンランドへ行く途中の楽しい車内で
殺人計画が楽しそうに話題にあがっているのやら
話の展開とか流れがまったくわかりません。
大憤慨しているのりぞうを見ながら
友人smileがにっこり笑っておっしゃいました。

「だって。今日の車内、Sの集まりやもん。
 しょうがないとって。」

・・・・しょうがないって。そんな簡単に納得できるかー!
のりぞうも性格診断テストをする度に
「S」と認定を受けてるんだけどな。
日頃の自分の言動を思い返しても「S」だと思うんだけどな。
というのりぞうの弱々しい反論はものの見事に無視されました。

ちなみに全員が「クリスチャン」です。
「クリスチャン」に対して大きな誤解を持っている世の中の方々。
イメージを先行させてはいけません。
何事も「百聞は一見に如かず」。
「クリスチャン」にも色々あるのです。

と、現在の教会に通うようになってしみじみと思うようになりました。
こういう「ゆるさ」が教会大好きな理由のひとつなんです。

記録には一歩及びませんでした

2007年06月09日 07時07分23秒 | 日常生活
一日お休みをとった昨日は、朝から予定ぎっしり
かつ、サプライズで出会った人たくさんの
大変充実した一日でした。

まず、午前中から教会に行き、幼稚園入園前の
ちびっこちゃん9名と大騒ぎ。
教会では週に一度、幼稚園入園前のちびっこちゃんと
そのお母さん方が集まって、共同で遊んだり
情報交換したりして過ごしているのです。
そこに無理矢理お邪魔させていただきました。
突然乱入したにも関わらず、ちびっこちゃんもお母様方も
のりぞうを暖かく輪に入れてくださって
昼下がりまで、ちびっ子たちと走り回ったり
おままごとしたり、「お姉さん」と呼ばれたりして
至福のひとときを過ごすことができました。
どの子もどの子もかわいくて、のりぞうは終始、うっとり。

もはや同年代に違いないのに、滅多に接することのない
「お母さん」という職種の方々とお話できたのも
大きな収穫でした。もう、いつも過ごす人たちと
明らかに違う世界の方々で、色々な面で大きな衝撃を受けました。

その後、高校時代の友人と合流し、久々に買い物ライフを満喫。
買う品物を決められずに、あちらの店に行って試着しては
こちらの店に戻ってきて、試着し比べたり、
やはり決められずに一軒目に戻って、また試着したり、と
優柔不断な買い物をするのりぞうに友人をとことん付き合わせました。

あまつさえ、
「このお店の抹茶パフェが食べてみたいんだけど
 どこか分からんと。つれてって。」
と、散々振り回しているにも関わらず、地図を渡し、
お店まで探させる始末。
適材適所。適材適所。地図担当は友人です。
のりぞう、友人から助手席のナビもクビを言い渡されるほど
地図を読み解くのが苦手なのです。
読み解くのをあきらめて、自分の野生の勘に頼るほうなんです。
そんなのりぞうに笑顔で付き合ってくれる友人。
さすが付き合いが長いだけのことはあるのです。感謝。

買い物の途中、例によって例のごとく、会社の先輩二名と遭遇。
もう最近はどなたに会ってもまったく驚かなくなりました。
むしろ、誰にも会わずに一日、終わったほうがびっくりです。
先輩方からは
「あ。制服以外の洋服、着てる!」
と驚かれました。
・・・いや、社外だし。
のりぞうの制服姿もかなり板についてる模様。

20時。友人と別れ、大学時代の友人と飲み会へ。
楽しく飲んで騒いで過ごすつもりが
なぜか「ビジネスマナー講習会」と化してしまい
社会人の基本をみんなで確認しあうことができました。

・・・あれ?飲み会、じゃなかったん・・・だっ・・け?

ま、いっか!あれはあれで楽しかった!
勉強になったね!
と、本日の成果を友人たちと確認しあいながら帰宅。

・・・することなく、新人の飲み会へ合流しようとしましたが。
連絡係となってくれた子と連絡をとりあうことができず
すごすごと歩いて帰っている途中で、今年の新人二名と遭遇。
飲み会が終わってしまったことを聞き、がっかりしていると
なんと!!高校時代の恩師とぱったりと遭遇!!
実に5、6年ぶりの再会です!
勿論、帰る気はまったくなくなり、
自宅とは正反対の方向に進路を変えます。
「どこで飲みます?」と相談しているところで
またまた新人二名と遭遇。
5分ほど、先生に待っていただき、先週から始まった
配属部署での新しい生活について話を伺いました。

うん。二人とも元気そう!
と安心して、恩師のもとに戻り、
1時間ほどまったりと語らいあいました。
定年を迎えることなく、先生稼業を廃業した恩師なので
母校を訪ねても会えない幻の先生です。
友人たちに話して聞かせたら、羨ましがられること間違いなし!
の信望厚い恩師です。会うたびに若々しく、元気になっている
先生の姿をにこにこしながら眺め続け、思い出話や近況報告に
花を咲かせることができました。

あー!もう!本当に幸せー!

と、にこにこしながら帰っていると
またもや新人二名と遭遇。
・・・この界隈、どうやら新人だらけです。

アイスを探してさまよっていたふたりと
1時間ほど立ち話をし、現在の心境や部署の現状などを
ゆっくりと伺うことができました。
こういった立ち話や飲み会はのりぞうの貴重な情報源。
現在、各部署がどういった状況なのか知るには
肩肘張らない公の場ではないところでの
なんとはなしの雑談が一番雰囲気を忠実に伝えてくれる気がします。

うんうん。勉強になりました。
と、満足したところで新人を置いて、ようやく帰宅。

本日の遭遇者数:9名
過去最高の12名には一歩及びませんでした。


・・・・さて、2時間後には新しい一日が始まります。
今日もたっぷり遊ぶ予定です☆