太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

スキンタグは北斗七星

2014-12-14 15:11:43 | スキンタグの話
こんなにダラダラ続くと誰が予想しただろう。

めんどくさいので、「スキンタグ話」というカテゴリーを作ってしまった。


スキンタグの話を知らない方はコチラをどうぞ。


消えろスキンタグ

スキンタグ その後

しつこくスキンタグ


最初はテレビショッピングで騙されて買ったオイル。

次に、オレガノオイルがいいと聞いてきた夫が、頬のシミに付けて焼けただれたものの、

シミが垢のようにはがれた。

それを見て、オレガノオイルをおそるおそるスキンタグに付けてみた数日後。

麺棒の先にちょっとだけつけているのに、スキンタグのまわりの皮膚が赤くなり、ひりひりしてきた。

スキンタグは赤黒くなってきたが、怖くなって使用停止。



オレガノオイルを使うのをやめて1週間ほどで、スキンタグは元の皮膚の色に戻った。

つまり、振り出しにもどったわけ。



もういいやと思っていた時、既存のスキンタグと反対側の首筋から鎖骨、その下にかけて

湿疹のようなものが一斉にできた。

出来始めは少しかゆみがあった。

よーく見ると、いくつかは小さい水疱のようにも見える。

それがさながら、夜空に輝く北斗七星のようにクビから胸元に広がっているのである。

病院に行こうと思いつつも面倒で、伸ばし伸ばしにしていた。




似たようなものが、腕の内側にできたことがあった。

確か30代半ばごろだったが、皮膚科の先生があっさりと

「ああ、それは老化ですね」

と言った。

それが「老化」と言われた最初である。

皮膚が自分で潤うことができなくなって、乾燥してできるのだそうで、もらった薬を塗っていたら

いつのまにか治った。



もしかしたらこれも乾燥によるものでは、と思った私は、保湿を心がけ、

さらにワセリンを毎日その上に塗ってみた。

が、増えもしないがなくなりもしない。



そのうち、別件で病院に行かなくてはならない状況が起きてきて、

行ったついでに医者に聞いてみた。

ホームドクターのT先生は、私の北斗七星をジーッと眺めて、あろうことかこう言ったのだ。



「たぶんそれは スキンタグの出来始め だと思うわぁー」



そんなぁー・・・・・・

たった一つのスキンタグで騒いでいるっていうのに、北斗七星(それより多いかもしれないのだ)の数のスキンタグだなんて。




そして既存のスキンタグを見て、

「こっちは取り頃ね。やっとく?」

と言う。もちろん取ってもらう。

T先生は、モデルガンのようなものを出してきて、スキンタグにシューと吹きかけた。

「こうして凍らせて、栄養がいかなくなるようにして取るのがいいのよ」

スキンタグのベビー達については、取り頃に育ったら取るのだそうで、まったく気の長い話。


T先生によれば、スキンタグができる原因の一つに紫外線があるのだという。

だからハワイに住む人達には、非常にスキンタグが多いらしい。


「色の白い人にできるのよー。おほほー、私もいっぱいあるのよ」

確かに私は元は色白だったけど(今は普通だと思う)、そんなの慰めにもならん。





シューと凍らせたスキンタグは、こげ茶色に変色して、

うまくいけばいつのまにかポロっと取れるけれど、根が深い場合には何回か凍らせないと取れないこともあるそうで、

今のところ、タグ自身は乾いて茶色いが、取れそうな気配はナシ。

この変色具合が、オレガノオイルをつけたときに似ていて、

乾いた感じは、テレビショッピングで買ったオイルをつけたときに似ている。

テレビショッピングもオレガノオイルも、いい線いっていたということなのかも?




昨夜、すっきり晴れた夜空に北斗七星が輝いていた。

しかし私にはそれがスキンタグに見えて、大きなため息しか出ないのである。








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