太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

15セントの威力

2018-07-13 19:35:02 | 日記
ハワイでレジ袋を支給しなくなったのは、私が前の職場にいたときだったから

3年か4年前になるだろうか。

環境汚染を食い止めるための試みのはずが、

地元の人々が行くスーパーマーケットでは、「リサイクルしてください」と書かれた紙袋を支給していたし

自前のバッグを持って行くと2円ぐらい加算してくれるところもあって

このやりかたは失敗なんじゃないかとひそかに思っていた。

それに、前の職場の客層は、ほとんどが地元民だったけれど、

今の職場はほぼ観光客であり、観光に来ている人に袋を支給しないわけにもいかないということで

レジ袋を大盤振る舞いしていた。

ところが、ハワイ州知事は7月1日からすべてのレジ袋を有料にするという法律を作った。

プラスティック袋のみならず、紙袋も、大も小もみんな15セント徴収しなければならない。

買い物をするお客ひとりひとりに、袋は15セントだが必要かどうかを聞くのは億劫。

顔をしかめて「いらない」と言う人。

考えて、「仕方ないから買う」という人。

有料だとわかったとたん、自分のバッグに入るからいい、と言う人。

すんなり欲しいと言う人。

「カリフォルニアは25セントだからハワイは安いわね」と言う人。

反応もさまざまだ。

しかし、目に見えてレジ袋は減らなくなった。

職場にはレジスターが3箇所あるが、1番忙しいレジが1日に捌く人数は300人近い。

レジ袋は不要だと言う人は滅多にいないので、店全体で1日に最低でも700枚ほどの袋を使っていた。

それが、有料というだけで袋を拒み、両手で目一杯商品を抱えていく。

それが15セント(16円ぐらい?)でも。

今日、私が担当したレジは290人のお客があり、使ったレジ袋は20枚に満たないんじゃないかと思う。

日本人特有の、「小分けの袋をください」というのもなくなった。

15セントとはいえ、人はつくづく「タダ」が好きで、「支払う」ことが嫌いなのだなあ(もちろん私も)。

レジ袋を作っている会社の人は大変だと思うけれど、

地球の環境が少しでも汚染されるのを防ぐことができるかもしれない。



ということで、ハワイに来るときには折りたたみのショッピングバッグをいくつか

荷物に入れておくのをおすすめ。













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4年目のプルメリア

2018-07-13 08:33:52 | ハワイの自然
日本に行っている間に、玄関先のブルージンジャーがわんさか増えていた。



花の数を数えたら、15個はあった。

ジンジャーは丈夫な植物で、茎を切って地面の上に置いておくだけで

勝手に根をはって育つ。

そして、ついにプルメリアに蕾がついた。





家を建ったときに植えて、1度だけ、たったひとつ花が咲いてポロリと落ちてそれっきり。

あれから4年たつのに花が咲かない。

もう何色の花だったかも忘れた。

大きく育ち、葉は毎年元気に茂るのだけれど、今か今かと思ううちにハゲ坊主になる。

もうこれはプルメリアという名前の観葉植物として生きるのだな、と思っていた矢先。





ひとつだけだけど、蕾を発見。


2日後、



おおー!!

こんな色だったか。

プルメリアにはたくさん種類があって、香りがあるのも、ないのもある。

これはほんのり甘くてやさしい香り。






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