太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ヤギではなく犬

2019-02-21 07:54:14 | 日記
ハワイはまだ冷えている。

ハワイ島のマウナケアは、すっぽりと雪に覆われてしまった。

満月の夜と翌朝は、10度近くまで下がったんじゃないかと思う。

今日、インディアナ州に住む、夫の叔母がハワイに来る。

インディアナ州は、夏は日本並の蒸し暑さ、冬は大雪というところ。

毎日毎日雪ばかりの生活から、暖かさを求めてやってくるというわけだ。

インディアナに比べたら格段に暖かいはずだけど、暖房器具がないぶん、うちは

叔母の家よりも寒いと思う。




午後5時ごろの職場


このぐらいの時間の景色が、好きだ。

木々の間を光が通って、きらきらゆらゆらと光っている。

緑といっても、ほんとうにたくさんの緑があるんだなあ。

こんなきれいなところで働けていいですね、とお客様に言われる。

だって、ここにはこれしかないもの。

家に帰っても、仕事に来ても、こんな景色しかない。






職場から100mぐらい離れたところに、1軒の家がある。

ここの土地のオーナーが人に貸していて、わりとよく借主が入れ替わる。

数ヶ月前、新しい人が入った。

家の裏手に、白いヤギがいる。

ここじゃ、ヤギを飼うのはそれほど珍しいことでもない。

雑草を食べてくれるので、ヤギの貸し借りもよくある。

白ヤギは日がな裏庭をうろうろとしている。

「ヤギの家」

同僚たちの間でも、その家はそう呼ばれていた。

敷地の草を刈って出た大量の草木を、ヤギに届けようかと話していた矢先だった。

昨日、そのヤギが鳴いているのが見えた。

これだけ離れていると、音や声は聞こえない。

鳴いている様子が見えるだけなのだが、口をパクパクと上下にあけたりしめたりしている。

「え・・・・犬?」

犬だと思って見れば、犬かもしれない。

尻尾が短いのでヤギに見えたけれど、あれはやっぱり犬だわ。

刈った草木を届ける前に気づいてなにより。


















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