太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

いろいろ

2023-11-05 14:22:42 | 日記
ハロウィンが終わったと思ったら、もうクリスマス。(サンクスギビングデーを飛び越えてる・・・)
職場のツリー

先週の金曜日、職場はものすごい混雑で、40台近い大型バスが来たと思う。お店の売り上げは過去記録を塗り替えたが、私たちはもうヘトヘト。
普段に増して、休日が待ち遠しかった。

日曜日は、唯一夫と過ごせる休日で、朝7時にはビーチで泳いでいた。


11月に朝から海で泳げるハワイは、やっぱり常夏なんだろう。


土日が休みの夫は、私が仕事をしている土曜日に翌週の買い物を済ませてくれる。
夫がホールフーズと日本食スーパーから戻って、買ったものをテーブルに出して写真を撮った、と言う。

ほぼ野菜と果物で占められているが、翌日にも何かと買い足したので、これは3,4日分といったところ。
夫が砂糖、小麦粉、お米を控える食生活にして、ずいぶんたつ。
お酒も、やめてから1年半になる。
野菜も、茄子やキャベツは大好きだけど、食べると便秘になるので食べない。
仕事は肉体労働だから、1日中ジムにいるようなもので、毎日たっぷり動いて汗をかき、大量の水を飲み、10年前よりもずっと気力も体力も満ちていると感じるそうだ。
50になった頃から、テストステロン(男性ホルモン)を注射し始めて、それも気力体力に関係があるように思う。
男性ホルモンは、気分を安定させる役割もあるというから、持病のウツにもいいのかもしれない。

私としては、お酒をやめたのが1番うれしい。
飲まない私には、飲みたい人の気持ちがわからない。喧嘩になるのはたいてい酔っているときで、だから今はあまり喧嘩をしなくなった。
飲み始めると加減ができず、ベッドに横になってから吐き、その後始末をするときの腹立たしさといったらない。

「でもさ、○○(夫)は素面だと静かであまり喋らないよね。飲んでるときは面白いのにさ」

同じく酒好きの友は言う。
それでけっこう、全くもって問題ない。
私だけが素面で、酔っ払い相手に面白くもなんともありゃしない。一緒に飲めたら、もっと寛容になれるのかもしれないけど。

とにかく、記念日のディナーに出かける前にすでに酔ってできあがっている夫に腹を立てながら運転することも、狭いライブハウスで酔っぱらって、よからぬものに憑依された夫(憑依されてるから他の誰か)と大喧嘩しながら、どうしても運転を譲らない態度に負けて、死ぬ気覚悟で家に帰った、なんてこともなくなり、私は本当に嬉しいのだ。


離婚し、40いくらか過ぎて失恋し、このまま一人で老いてゆくのかと落ち込んでいたとき、いや、私の魂はそんな人生を計画してきたはずはないと奮起し、あらゆるスピリチュアルなことを大車輪のごとくやって出会った夫は、私にはもったいないような美しい魂の持ち主だった。
いろいろあったけど、これでハッピーエンド、めでたしの万々歳。
ところがどっこい、そのあとにもやっぱりいろいろなことはあった。当然ながら。

その「いろいろ」に振り回されながら、でもその「いろいろ」を、私は全部体験したくて、生きているんだろうな、ともどこかで納得している。
立ち止まったとき、正しい方向を選ぼうと悩み、決めたあともそれが正しいのか悩むけれど、実は正しいも間違いもなくて、ただそういう体験があるだけなのだ。
とわかっていても、それでも正しさを探してしまう、人間の弱さよ・・・



そんな11月。