ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ 製作記・その3

2024年08月18日 20時35分30秒 | ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ製作記
今日から我が家に孫台風1号・2号が上陸し、ひっちゃかめっちゃか状態ですが、本物の台風は来て欲しくないですね。

さて、Re.2002のデカール問題が無事(かどうかは微妙?)解決し、そちらの完成を優先した関係で暫く中断していた回天の製作を再開しました。Ⅱ型とⅩ型の胴体左右の接着面のサンディングが一応終わったので、まずはⅡ型の組み立てを進めることにしました。接着面に状態確認のために、捨てサフ(缶スプのグレーサフ1000番)を吹いて確認しました。

Ⅱ型は4ブロックに分かれていて、それを接続するパーツが上です。その円形パーツの中にプロペラ(スクリュー)がくっ付いています。スクリューを切り取ると右のような状態になるので、これらのランナーを切り取り、パーティングラインを処理する必要があります。

各ブロックを接続してみました。円形のパーツはそのままでは嵌め込むことができず、リューターでかなり削り込みました。本体側も削り込んで何とか接合出来ました。

後部の接合部分に大きな隙間が生じるので、ここはパテの出番となりました。

ポリパテにしようか迷いましたが、混合するのが面倒に思えて、クレオスのホワイトパテを充填しました。タミヤのラッカーパテよりは乾燥後のヒケは少ないです。

120番の神ヤスでサンディングした状態です。この後、番手を上げながら最後は800番で仕上げました。

Ⅹ型も並行して作業を進め、全体を接続しましたが、やはりパテが必要になります。

接合部にパテ盛りしました。

サンディング中に折るかもしれないと思っていた船首のヒゲ状のモールドを予想通り折ってしまいました。破損したパーツは片方だけ見付かったんですが、もう片方が行方不明になり自作して取り付けました。

こちらが自作して取り付けた状態です。左右で若干形状が異なりますが、見た目OKと言うことにしました。Ⅹ型はこの状態で一旦保留して、Ⅱ型の製作を進めます。

大きさ比較のため、両型を並べて見ました。Ⅱ型のデカさが目立ちますね。スケールは1/35ですので、念のため!

Ⅱ型に戻り、各部のパーツの取り付けに入りました。セイル部分にあるハッチですが、そのままでは開口部が狭すぎて嵌りません。と言うことで、リューターを使って開口部を広げました。

開口部を広げて、これでハッチを嵌め込みました。下面側にあるハッチも同様に加工して取り付けました。

ハッチに手摺りとエッチングパーツを接着しました。下面側も同じです。

こちらが下面。小物パーツも接着しました。

船首にあるパーツを接着しましたが、バリだらけで、整形に手間がかかりました。

スクリューにも盛大なパーティングラインがあります。

サンディングして整形しました。先端にヒケがあるので、パテを盛りました。スクリューは接着固定で回転しません。飛行機だとプロペラは回転させたい気持ちになりますが、こちらは回転しないことに特に不満はありません。それより、問題はこの先の塗装で、金色で塗装することになりますが、金色の塗料ってMr.カラー10番の初期ロット(上から2枚目の写真に写ってるもので、恐らく初版)しか持っていなくて、これをこのまま使用できるのか、大いに気になる所です。エアブラシだと詰まってしまいそうだし、かと言って筆塗りでうまく塗料が乗るんでしょうか? 新しい塗料を買った方が良いのかもしれないですが、古い塗料を使い切るまで新調したくない気持ちがあって、どうも貧乏性が出てしまいますね。

船尾に安定板を接着しました。ここも一応の位置決め用のホゾ穴がありますが、安定板側の突起のサイズと合わなくて、そのままでは取り付けできません。ホゾ穴を少し広げてなんとか取り付けできました。こう言う所が簡イキットならではと言った部分ですが、同じ簡易キットでもミクロミルのキットは一段デキが低いように思います。

Ⅱ型の製作はまだこの先も続き、セイル部分の組み立て(エッチングパーツ)と船尾の舵の取り付けが残っています。これらの組み立てが終わってからⅩ型の組み立てに入ることにしており、両型の組み立てが完了したら纏めてサフ吹きに入る予定です。 オールブラックの塗装ですが、どのように立体感を出そうか、ちょっと悩みそうですね。

次回は、Ⅹ型の組み立てに入ります。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。🙇

Ⅹ型製作の、その4に続く。


ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ 製作記・その2

2024年07月31日 20時26分50秒 | ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ製作記
🌞いやぁ~、暑いですね。去年も暑かったですが、今年は去年以上に暑く感じます。もはや日本は亜熱帯地域になってしまったんでしょうか? 

そんな酷暑の中、回天の製作は、合わせ目処理が続いています。

Ⅱ型の胴体左右の合体が終わったので、Ⅹ型の組み立てを行なうことにしました。Ⅱ型に比べるとバリも殆どなく、サイズも半分程度なので、特に補強もなしに左右を接着します。

こちらのキットには、位置決め用のホゾやホゾ穴があります。Ⅱ型の発売から約1年後に登場したキットですが、1年の間に少し進化したんでしょうか?

接着面を均してから左右を接着しました。アイは良いとは言えないので、ここもイージーサンディングで合わせ目処理を行ないます。

こちらはⅡ型ですが、イージーサンディングを塗布した状態です。黒い流し込み接着剤を使用したので、まるで黒瞬を塗布したようです。

そして、1週間かかってやっと最初の粗削りが終わりました。イージーサンディングを塗布して硬化促進剤を吹いたことで硬くなってしまい、カッター、目立てヤスリ、普通の金属ヤスリなどを動員しましたが、なかなか思うように作業が進まず、しまいにはリューターまで動員しての酷暑の中の作業となりました。💦 写真は240番のサンペで研磨した状態です。更にこの後もまだサンディング作業が続きます。

と言うことで、次回は消えてしまったスジボリの再生などを行ない、全体の組み立てに入りたいと思っています。

Re.2002のデカールは、もう直ぐ入手できる目途が立ちました。デカールが手に入ったら、先にRe.2002を完成させようと思っています。

明日から8月。8月中に回天とRe.2002が完成するかもしれませんね。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

本体組み立ての、その3に続く…かな?


ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ 製作記・その1

2024年07月25日 19時47分00秒 | ミクロミル1/35 回天Ⅱ&Ⅹ製作記
Re.2002のデカール貼りをミスり、そのデカール手配の行方がまだ決まっていない中、そのまま手をこまねいて模型作りを中断しているのも時間の無駄なので、新たなキット製作に着手しました。 Re.2002が完成したら何を作ろか迷っていて、本来の自分ルールではタミヤ以外のAFVキットを作る順番なんですが、タミヤ以外とは言ってもほぼ同じメーカーのキットになってしまうので、ちょっと目先を変えて、1/35繋がりと言うこじつけのもとに着手したのは「ミクロミル1/35 回天ⅡとⅩ(10)型」です。 オイオイ!なんてもの作るんや!って言われそうなキットで、「ようそんなもん作る気になるな」と仰る方もいるかもしれませんが、あくまでもプラモと言う趣味の世界のことと思って頂ければ幸いです。 因みに、両方とも実戦には参加していません。

Ⅱ型のボックスアートです。キットの紹介は下の過去ログにありますので、そちらををご覧下さい。

本日の到着キット(2020-5)「ミクロミル1/35 回天二型」 - ワイのもじけたブログやで~

今冬は稀にみる暖冬だと言われていますが、立春を過ぎた辺りから寒い日が続いています。今日も、晴れ間が少なくて寒い1日でした。一部では春の便りも聞こえているようです...

goo blog

 

パーツはこれだけです。これだったら短期間で完成や!と思っちゃいそうですが、ミクロミルの簡易インジェクションキットですからね、そう簡単には行かないと思いますね。😅

👈Ⅱ型の説明書には、日本語で詳しい解説が掲載されています。クリックで拡大しますので、興味のある人はご覧下さい。

Ⅱ型の塗装図です。オールブラックですが、黒一色って言うのが難しいですね。どのように立体感を表現するのか、悩みそうです。

次にⅩ型です。

箱絵はこんな感じで、Ⅱ型同様けっこうラフに描かれている感じがします。こちらも過去ログでキット紹介していますので、下のリンク先をご覧下さい。

本日の到着キット(2021-19) 「ミクロミル1/35 回天 十型」 - ワイのもじけたブログやで~

昨日に続いて今日も予約していたキットが届きました。早速キット紹介と行きたい所ですが、その前に、拙ブログをいつもご覧頂いている読者の皆様に一言お礼をまず述べさせて...

goo blog

 


パーツはこれだけです。Ⅱ型にあるエッチングパーツやデカールはありません。Ⅱ型は完成すると全長約47cmになる大型キットですが、Ⅹ型はその約半分の約26cmです。

説明書の見開きです。こちらも全面ブラックでの塗装となります。Ⅱ型にあった日本語での解説はありません。

キットの紹介はこの位にして、早速Ⅱ型から製作開始です。

簡易インジェクションキットならではのごついバリがあります。さらに、アンダーゲートとなっているので、まずは接着面を平滑にする作業からスタートです。

中は空洞ですし、位置合わせのホゾやホゾ穴などは一切ありません。そのまま接着したのでは、パカっと割れてしまう可能性もあると思い、プラ板の端切れを適当に張り付けて、接着強度をアップすることにしました。

こんな感じで接着しました。今回、クレオスの黒接着剤を多用していますが、早く使い切ってしまいたいとの思いからです。(Re.2002でも少し使っています。) 出始めの頃は良く使っていましたが、最近殆ど出番がなくなっていました。一番の理由は、接着強度が弱いと感じたからです。それと汚くなってしまうと言うのもあります。今回、黒塗装と言うこともあり、多少汚くなっても大きな問題にはならないと思い、久々の登場となりました。今後、購入することはないでしょうね。接着面の強度不足が懸念されますが、アイが悪くてイージーサンディングを塗布することになるのは間違いなく、それでカバーできると考えています。以前は黒瞬を使っていましたが、放置していたことで固まってしまい廃棄しました。😂

同じように胴体パーツの左右を張り合わせて行きます。大体のサイズがお分かり頂けるでしょうか? 

胴体最後部のパーツを左右合体させて、これで胴体の4ブロックが出来上がりました。左右パーツのアイは良くないので、この後、盛大なサンディング作業が待ち構えていそうです。サンディング作業はⅩ型と纏めてやろうと思っているので、Ⅱ型は一旦この状態で接着剤の乾燥待ちとして、次はⅩ型の製作を行なうことにしています。

と言うことで、今回はここまでとなります。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

Ⅹ型製作開始の、その2に続く。