ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

アミュージングホビー1/35 ドイツ超重戦車VII号 レーヴェ 製作記 第2回

2024年01月18日 20時40分00秒 | アミュージングホビー1/35ドイツ超重戦車VII号レーヴェ製作記
レーヴェの製作記2回目です。1回目からちょっと間が空きましたが、両親の法要の準備とかで、雑用に追われていました。法要の日程は決まったので、あとは親戚への案内状の作成などを行なうことになります。

前回、紛失したパーツを発見して安堵した所で終わりましたが、塗装状態の画像を載せるのを忘れていたので、まずはその写真からとなります。

最終的にどんな迷彩塗装にするかはまだ決めていませんが、ダークイエローで塗装しておけば問題ないので、タミヤの缶スプレーから取り出したダークエイエローをエアブラシで吹きました。これでこの塗料も使い切ってしまいました。ゴム部分がなくて塗装する必要がないのが嬉しいかも?

シャーシ部分と本体上部を合体する前に、エンジンカバー部分を黒で塗装しました。

こちらが別パーツとなっている本体後部のエンジンカバー部分です。念のためフラットブラックを吹いて置きました。

本体上部をシャーシと合体させてから、こちらもフラットブラックを吹きました。塗装前にオキサイドレッドサフを吹くので、必要ないかもしれませんが、プラのグレーが見えるのが嫌だったので、こちらも念のために塗装しておきました。この後、エンジンカバー部分を接着しました。

後部パネルの接着部分に少し隙間が生じたので、溶きパテを塗布しました、上部パーツに若干の変形が生じていたようで、合体時に一部瞬間接着剤を使用して固定しました。

パテが乾くまで砲塔の組み立てを進めることにしました。

こちらも合わせ目に少し段差や隙間が生じたので、パテを盛り付けました。アルミ製の砲身を取り付けると自重で下がってしまうと某密林のレビューに書かれているので、ちょっと気になっていましたが、特に問題なさそうです。少し緩めなのは確かなんですが…。

キューポラのハッチの差し込み部分が浅くて、そのままではハッチがキチンとフィットしません。開ける予定はないので、閉状態で接着してしまっても良いんですが、差し込み部分を開口して、ちゃんとフィットするようにしました。

上で溶きパテを塗布した後部パネル部分をサンディングしましたが、隙間が消えてくれなかったので、ラッカーパテを塗布しました。合わせ目を消す必要はないんですが、隙間が気になるんですよね。

再びのパテの乾燥待ちとなったので、砲身の組み立てを行ないましたが、ここで問題発生です。

マズルブレーキはパンサー戦車のようなタイプと写真のようなタイプの2種類用意されていますが、箱絵にも描かれている後者を使用することにしました。ただ、開口部分がモールドだけになっているので、0.5mmΦのドリルで108ヶ所開口しました。人間の煩悩の数やんけ!😄 因みに煩悩って一字で書くとこうなります⇒


話がちょっと逸れましたが、マズルブレーキと砲身の接着部分は角度決めのために半円形となっています。アルミ製の砲身は円形で、そのままでは取り付け出来ません。ここは半円形を円形に加工する必要があります。(この辺は説明書の補足に表記されています。) ここはまぁ許せるとして、問題はこの後!

そのままだと砲身を取り付け出来ないんですよ! これはプラ製砲身でも同じで、プラ製の場合は基部の差し込み部に凹状のホゾがあって、そこに接着しろとのことのようですが、この接着そのものが困難な状態で、仮に接着出来たとして(恐らく接着困難)、基部の中心に決まりません。要は基部の穴と差し込み部の径がまるで合っていないのです。写真は、差し込み部分にマステを巻き付け軸径を太くした状態ですが、この状態でなんとか基部に固定可能となります。

マステで軸径を太くして仮に取り付けてみました。これでガタつきもなく、基部中心部に収まりますが、マステのままって訳にも行かず、何か対策を講じないといけませんね。

早い話し、差し込み部分の軸径を太くすれば良いだけのことなんですが、どうやって太くするかが問題で、無い知恵を絞って導き出した最初の方法は、エポキシパテを盛り付けて、そのまま基部に差し込んで固定してやろうと思ったんですが、あろうことか肝心のエポキシパテを切らしていて、買いに行くのも時間のロスになると思い、スペーサー(直径約9mm)のような物を1mmプラ板で作り、差し込み部分に嵌め込むことにしました。1枚で良いかなと思ったんですが、1枚だとやはり強度が弱い気がしたので2枚作りました。

砲身の差し込み部分に装着した状態です。まだ接着していませんが、瞬間接着剤で固定すれば大丈夫でしょう。

仮付けしてみました。センターがずれないように位置決めするのがちょっと難しいですが、無事に取り付けできるようになりました。プラ製砲身の取り付け用凹部分はパテ埋めします。

現在の状態はこんな感じです。砲塔と上部パネルの嵌め込みがきつく、そのままでは嵌め込めないので、すり合わせで調整しました。まだ少しきついので、もう少し調整しようと思っています。砲身は自重で下がることはありません。

最後にこのキット、離型剤がかなり残っていて、パーツを触っていると手がカサカサになってしまいます。マステも剥がれてくるほどで、塗装前に洗浄しようと思っています。

と言うことで、今回はここまでとなります。次回、本体の組み立て完了となりそうです。(履帯は除く。) ここまでご覧頂きありがとうございました。

本体組み立て完了となりそうな、その3に続く。



アミュージングホビー1/35 ドイツ超重戦車VII号 レーヴェ 製作記 第1回

2024年01月09日 17時55分55秒 | アミュージングホビー1/35ドイツ超重戦車VII号レーヴェ製作記
令和6年最初の製作キットは、アミュージングホビー1/35 ドイツ超重戦車VII号 レーヴェを作ります。元旦早々発生した能登地方の大地震で、被災された地域の皆さんのことを思うと、のほほんと模型を作っていていいのだろうか?との自責の念に駆られる思いですが、こうして模型を作っていられる平和な時間をかみしめながら製作したいと思います。改めて被災された地域の皆さんにお見舞い申し上げます。いつか我が身にも起こり得る大地震に備えようと、心新たにした所でもあります。

ドイツ超重戦車VII号 レーヴェ(ドイツ語でライオン)と聞いてピンと来る人はかなりのドイツ戦車マニアかもしれないですが、計画上の戦車で実体はありません。早い話しペーパープランで終わってしまった戦車と言うことになります。アミュージングホビーのキットを作るのは今回が2回目で、初回は今から約3年前にオブイェークト279を作りましたが、その時は理不尽とも思えるパーツの細分化に辟易して、途中で投げ出しそうになりました。そんな思いもあって、このレーヴェも同じような内容のキットかもしれないと思っていましたが、パーツの細分化はかなり抑えられ、比較的作り易く進化した内容となっています。

アミュージングホビー1/35 オブイェークト279 製作記 その6・完成までの試練? - ワイのもじけたブログやで~

今日で3月も終わり。そんな3月最後の日、ガレージの整理をしていたら、今年最初のツバメの飛来を見ました。巣作りの場所を探していたようで、近付いても逃げようとしませ...

goo blog

 

レーヴェに関しては、Wikipediaをご覧下さい。

レーヴェ (戦車) - Wikipedia

 

と言うことで、まずはキット紹介からです。

説明書の1ページ目と塗装図です。ドラゴンのキットと良く似た感じの説明書ですが、組立て図には細部の塗装指示は一切表示されていません。塗装図も白黒のもので、これをジャーマングレーと解釈されているモデラーさんもいるようですが、単なる線画と捉えるのが正解だと思います。もし、ジャーマングレーだとした場合、時代背景から考えてもあり得ない塗装だと思います。実機が完成していないので、好きに塗装しろと解釈した方が良いですが、ジャーマングレー一色はありません。私も塗装でちょっと迷っています。

続いて各パーツ。

Aパーツ

Bパーツ

Cパーツ

Dパーツ。

E・Fパーツ。

T1・T2は履帯パーツ。


シャーシ、ポリキャップ、透明パーツ、エッチングパーツ、デカールです。砲身はアルミ製ですが、製作経験者曰く、自重で下がってしまうとのことなので、何らかの対策が必要になりそうです。デカールは適当に使ってねと言った感じですかね?

中身は以上となりますが、履帯を除けばパーツ数はそれほど多くありません。では、製作開始しましょう!

サスペンションアームはプラスチックの弾力を活かした可動式となっています。写真は3個ですが、全部で18本あります。

シャーシに組み込みました。かなりの空間があるので、R/C化するのも可能だと思います。(私にはそんなスキルありませんが…。)

転輪は後からでは塗装が難しくなると思い、先に塗装することにしました。

ホイールの内面となる部分を先に塗装します。下地としてクレオスのマホガニーサフ(缶スプレー)を吹きました。ホイール組み立て後だと、塗装が難しくなる部分です。

サフの乾燥後、タミヤ水性塗料のダークイエロー2を吹いて、内面塗装完了です。タミヤ水性塗料のダークイエロー2はこれで使い切ってしまいました。(後日、タミヤラッカーのダークイエロー2を購入しました。)

そして、転輪を組み立てました。ドイツ戦車に良く見られる複合構造の転輪で、アームに取り付けるとこちらも塗装が厄介になるので、この状態で塗装してしまいます。写真はゲート処理前の状態です。

起動輪です。ゲート処理時にモールドの一部を削ってしまいました。このキット、プラ素材が非常に柔らかくて、つい削り込んでしまいがちになります。履帯を巻き付ければ目立たなくなる(と思う)ので、無問題にしておきます。😅

こちらは誘導輪。写真ではパーツが全部揃っていますが、この写真を撮る前に真ん中にあるパーツの一つを落としてしまい、どこを探しても見付からず、製作中止寸前まで考えが及んでいました。タミヤ1/35ヤークトティーガーのパーツが使えるかもしれないと思い、キットを引っ張り出して来て確認した所、何とか目途が立ったので、部品請求するつもりでその日は終わりましたが、最後にもう一度探して見た所、とつけもない(=和歌山弁で「思いもよらない」とか「とんでもない」とかの意)所まで転がり込んでいるのを発見しました。この時の気持ち、分かりますよね😄 落ちた時に、転がってコンプレッサーの下まで行ってしまったようです。やれやれですわ!

安堵したところで、今回は終了です。次回は、本体の組み立てまで進みたいと思っています。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

本体組み立ての第2回に続く。