ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

良い生活環境は 環境破壊につながっている・・?!  その1

2016年06月07日 | 自然 花 写真

都会の立葵(タチアオイ)
 
以前紹介した宮脇昭博士は 『人々が便利な生活を求めれば求めるほど 生活環境が失われる
のは皮肉な話しです。』 と40年前に言っています。

生活環境・・便利 快適 効率的な生活・・コンビニとは「便利」という意味ですが まさに
近くにあって色々な事が一度に出来て 便利です。ユニクロにしろ ファミレスにしろ 今の
生活を楽しくしてくれます。

日本の大都市は高層ビルの林立する モダンなものになりました。昔夢見たアメリカの摩天楼の
ようです。画一的なビルの林立は進歩 発展の象徴であり 文明を感じます・・。広い道路に
多くの車。銀行 ホテル レストラン コンビニがあると安心するような・・。電車の中で
多くの人々がスマホを持っていると落ち着くような・・? 世界が文化を共有するような・・。
停電などない世界 TVが24時間見られる家庭 人工知能付きの家電が備わり ペットがおり 
温室栽培の花が鮮やかに咲いている そんな家庭に 都市文明に慣れてきています・・。

今そこには自然を実感出来るものはない・・。太陽は紫外線が強いから 最近は着る物まで
UVカットだそうだ。土は鉢やプランターにしかない。花も美しく咲く園芸品種が幅をきかす時代・・。
それでいて時に『里山』を求めたり 海にドライブする・・。「故郷」という唄が時折唱われ 
高齢者が楽しそうに健康体操をしている。蛍は特定のホテルで お金を払って見るもの 魚は
水族館で見るもの もうスズメやツバメは TVの歳時記に時折登場するもの・・? 季節の
変化を感じる旬のものは 巧みに人工的なものに変えられている。もう自然は飾り物でしょうか?

単に昔を懐かしむノスタルジアではないのです。問題なのは よい都会の生活環境を望むばかりに 
生き物の生存環境が破綻されてきていることです。今の便利の追求が将来 50年後 100年後 
或いは1000年後の人類の生きる環境を壊しているのです。 もしそうであれば やはりここで
立ち止まって 未来、人間がこの地球で持続的な生存環境を保障するには どうしたらいいか 
『よい生活環境』との折り合いを考えなければならない それが出来るのは人間だけです。
でも多くの人々は心の余裕を無くしているのか 目先のこと 或いは自分、自分の家族の範囲しか
考えていないように見えます。。
政治家 経済人なども 当面の選挙 当面の利益しか考えず マスコミも色々言っているようで
焦点は視聴率の取れる スポンサー好みの番組しか作っていないのです。NHKも民放化しています。



西洋朝顔ですが 咲き出しました。


ポピー(ヒナゲシ) もう季節遅れ ? とも思いましたが・・。


続いて 菜の花。山の中の畑で咲いていました・・。 早春に咲く花です。


きれいに咲いている時をとらえるのは 意外に難しい・・。 紫御殿(ムラサキゴテン)




隣で咲いている ランタナ 七変化(ヒチヘンゲ)


雨の日でも 鮮やかです アマリリス。 花言葉は 『 おしゃべり 』 ?  派手な感じはあります。


ナデシコ


黄菖蒲(キショウブ)


草原にさみしく咲く  アヤメ。


野アザミ 


似た花は色々あるのですが・・ 名前が出てきません・・。


ペラペラヨメナ。 この花もしばらく名前が分かりませんでした。


以前も紹介した 柑橘系の柚子(ゆず)の花。

コメント
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