このうどん、何うどんに見えます?

メニューに、
「たぬき」って書いてあって、
「きつねのあんかけ」と説明されてました。
この
「たぬき」には初めてお目にかかりました。
30年住んだ関東の
「たぬき」って、たいていの場合、揚げ玉が乗ってて、うどんだったら、
「たぬきうどん」、おそばだったら、
「たぬきそば」でした。
関西は定まってなくて、
「たぬき」というメニューがない場合もあります。
店頭の見本にはなくても、あるだろうと思って、大昔、神戸で
「たぬきそば」を注文したら、バイト風の女性が一度奥に入ってから、「ありません」ともどってきました。
おそばにお揚げさんがのったのを
「たぬき」 という場合が多いようには感じるのですが・・・。
今年の3月末、桜の季節に振りで入ったこのうどん屋さんは繁華街をはずれたところにある、ごく普通の街のお店でしたが、とてもインターナショナルでした。
右隣の短パンばきの外国人のおじさんは英語で注文してたし、左隣のご夫婦は注文は英語だったけれど、夫婦の会話はイタリア語でした。
夜の清水寺では韓国語、中国語はもちろん、ドイツ語、スペイン語、ロシア語風^^まで、耳に入ってきます。
混んだバスでは、後のほうから、降車口まで人をかき分けながら
「エクスキュゼモア」でした。
さすが、京都です。