キャピタリズム~マネーは踊る~を観てきました。
「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「シッコ」のようなインパクトはありませんでした。
というのも、このテーマ、既視感たっぷりで、何をいまさらという気持ちなのです。
前首相は未曾有^^の不況はまるで、2008年9月のリーマン・ブラザーズの経営破綻から始まったようなことを言っていたけれど、サブプライムローンを取材して、記事にしている人たちは2007年ぐらいからいたわけで、ここ数年アメリカ由来の「貧困もの本」は何冊か読みました。
億万長者がいるのはかまわないけれど、その富裕層が国民の1%で、下層の95%の人々全部を合わせたより多くの富を持っている社会は異常だよね。
ハーバード大学の経済学部の教授ですら説明できない金融商品を売るほうも買うほうも理解できない。
それは商取引じゃなくて、詐欺でしょう。
監督のマイケル・ムーアさんも、ローンが払えなくて、家を取り上げられる家族も巨大な人が多い国やねー、アメリカ。
(写真はgoo映画から借用しました)