アンダルシア 女神の報復を観てきました。
スペイン北部に隣接する国、雪のアンドラ、地中海に面したバルセロナでのかなり激しいカーアクション、アンダルシア地方では断崖絶壁の街ロンダ、セビリアでの闘牛のトレーニングとフラメンコ、織田裕ニさん扮する外交官黒田康作が血の海に突っ伏す草原の地ヘレス。
まるで、スペイン紹介の観光映画のようですが、少しもイヤじゃない。
ロンダなんてもっと見ていたいほどでした。
ストーリーは結果的に巨悪の息の根は止められないのだけれど、必ずどこにでも善き魂を持った人間がいるのだと救われた気持ちになります。
若々しい肢体の持ち主でありながら、年齢を越えた貫禄のある黒木メイサさん。
彼女の演技はいつも抑え過ぎで滑舌があまりいいとは思えないけれど、今となれば今回の「女神」は彼女しか考えられません。
さて、次回作は誰が「女神」で、どこが舞台になるのか楽しみです。
(写真はgoo映画から借用しました)