神戸文学館で開かれている、小松左京展に行ってきました。
7月22日から始まって会期は9月25日(日)まで。
作家生活50年を記念して企画されたものですが、7月26日に小松さんが亡くなり、追悼展の趣きになってしまいました。
会場の建物、神戸文学館は1904年、関西学院のチャペルとして建てられ、その後、空襲や震災のダメージを受けました。1993年、建築当時の外観に修復されました。
神戸市内に現存する、最古のレンガ造りの教会建築だそうです。
館の方に許可をいただいて、内部の写真も撮らせてもらいました。
ステンドグラスは2色で、1色はラムネ色、窓ガラスには葡萄蔓文様のエッチングが施されています。
さて、小松左京さん。まん丸な体躯をよくテレビ画面で見た時期もありましたっけ。
SF小説、ショートショート、エッセイの執筆や大阪万博、国際花と緑の博覧会のプロデュースと多才な方でした。
展示されたパネルの中におもしろい写真がありました。
SF作家仲間との団体旅行に、宿の書いた歓迎看板に、「SFサッカークラブ様」^^と。
〈SFとは文学の中の文学である、そして、SFとは希望である〉
展示の最後に著書から引いた言葉が紹介されています。
東日本大震災関連の報道から
9月19日(月)
「さようなら原発5万人集会」に6万人が明治公園に結集