「三匹のおっさんふたたび」は、旅猫リポートより前に読んだ本。
有川ワールドにひたれた1月でした。
三匹・・・の前作を読んだときは、還暦で高1の孫だなんて、高1の子どものほうがずっと現実味があるなーと、高齢で親になった身として思ったものでした。
ふたたびでは私と同世代の三匹が少し年下になり、シリーズ化を考えているという次作のころは、私は彼らよりかなり年長者になってしまいそうです。
有川さん、相変わらずその時々の社会現象を組み込み、よく取材されているようです。
前作の「三匹のおっさん」のあとがきをメモしたものが残っていました。
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毎回本を作る度に「楽しいなあ」と思います。
今回も漏れなく「楽しいなあ」と思いました。
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企画し、取材し、書き起こすというプロセスが、そう楽しいことばかりじゃないことは誰にも分かることです。
でも、こう締めくくれる作家の本を読めることは、読者も「楽しいなあ」です。
マンガチックな有川さんの本の装丁。