フルートの先生のお宅に近い、アンネのバラの教会。
レッスン日のタイミングがよかったので、開花がすすんでいるアンネのバラを見に寄りました。
このバラはアンネの日記に深く感銘したベルギーの園芸家が、未来に遺す「アンネの形見」として作ったものです。
家族の中で一人だけ生き残ったアンネの父、オットー・フランクさんから平和と友情のしるしとして、1972年聖イエス会に送られてきたそうです。
アンネのバラを見られるところはたくさんあるようですが、アンネのブロンズ像を包み込むように咲いているところは他にもあるのでしょうか?
戦争と差別のない世界を夢見ていた少女。
わずか15歳でユダヤ人強制収容所で亡くなったアンネ。
どんな信条の持ち主であろうと、彼女の本を破っていいはずはありません。