神戸ゆかりの美術館で手塚治虫展を観てきました。
先日時間切れで観られなかった展覧会で、会期最終日の今日(8/31)、滑り込みで行けました。
手塚治虫さんが1989年60歳で亡くなって28年、手塚さんの享年をはるかに追い越してみると、今さらながら、ずいぶん若くして亡くなったんだなぁ、命を削るようにして、漫画を産み出してきたのだなぁと感じます。
漫画にはうとい私でも、『鉄腕アトム』、『ブッダ』、『火の鳥』、『ブラック・ジャック』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』など、タイトルや主人公のキャラクターを連想できます。
『アドルフに告ぐ』には神戸北野が舞台として登場し、バックの異人館が精密に書き起こされていたりします。
手塚さんの幼少時代の8mm映像なども見られ、豊かな家庭に育ったことがうかがわれます。
医師か漫画家かの選択では、理解ある母親の後押しもあって、漫画家の道を進みます。
会場には原画、映像、資料のほか、ベレー帽、眼鏡、筆、ペンなどの愛用品、約150点が展示されていました。
手塚さんのマンガ机、アニメ机(作画机)も再現されていました。