7月16日(金) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2021 メリー・ウィドウ
オーケストラピットからエプロンステージに上がった、桂文枝さんの「いらっしゃ~い」で始まったオペラ「メリー・ウィドウ」。
その後も文枝さんの狂言回しで、とっても楽しく、分かりやすく舞台は進みました。
当時のハンガリーで生まれ、オーストリアのウィーンの劇場で楽長を務めていた作者フランツ・レハールのオリジナルとはかなり違った脚色がされています。でも、本筋に変わりはありません。
日本語上演で、アリアには日本語字幕がつきました。
この日は8回公演の初日。主役のアンナはメゾソプラノの高野百合絵さん、ダニロはバリトンの黒田祐貴さん、大柄で若々しいカップルでした。
耳なじみがあるのは、メリー・ウィドウワルツぐらいなのですが、美しいメロディーの曲が多く、観客を大満足させた舞台でした。
この日は桂文枝さんの78歳の誕生日で、カーテンコールのとき、花束と大きなバースデーケーキがプレゼントされました。