群ようこさんの数多い著作のほとんどを読んでいないのだけれど、その動向や本の内容について何となく知っている作家さんです。
『たりる生活』は前期高齢者に足を踏み入れた作者が「終活」のために、住まいをダウンサイジングして、そこに入る分だけに荷物を減らす過程を著したもの。
減らして、減らして、それでも引っ越し荷物は段ボールに120個あったんですって。
そうそう、その通りっていうところがあった。
「前期高齢者に適しているのは自分の肩から下までの収納だとよくわかった。自分が手を伸ばした以上の高さのところにある収納は、使い勝手が悪いし、あってもないのと同じなのである。私はまだ脚立に乗って天井に照明を取り付ける作業はできるけれども、これからはそうもいかなくなってくるだろう・・・」
夫婦とも後期高齢者の我が家。脚立仕事は1人ではしない、必ず付きそう、と決めています。
余談ですが、阪神タイガース、とうとうオープン戦7戦7敗です。どしたっ!