11月17日(金) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)第146回定期演奏会
曲目は―
ドビュッシー◆クラリネットのための第1狂詩曲
エスケシュ◆クラリネットと管弦楽のための協奏曲
1・2曲ともクラリネットソロはポール・メイエ
ビゼー◆「アルルの女」組曲第1番、第2番
ラヴェル◆ボレロ
ソロ奏者アンコールは―
スティーブン・ソンドハイム◆道化師を出せ
指揮:ポール・メイエ 阿部加奈子
1838年生まれのビゼー、1862年生まれのドビュッシー、1875年生まれのラヴェルに加え、1965年生まれの現代作曲家のエスケシュとフランスの作曲家を特集したプログラムでした。
当初、指揮は20代の指揮者アレッサンドロ・ボナートさんの予定でしたが、新型コロナに感染、ポール・メイエさん、阿部加奈子さんに変更されました。
ポール・メイエさんはクラリネット奏者として確固たる地位を築いていますが、指揮者としてのキャリアも豊富です。
クラリネットと管弦楽のための協奏曲はポール・メイエさんに献呈された曲で日本初演です。
アルルの女第2組曲の中のメヌエットはフルートのソロがあまりにも有名。ソロを吹く石原小春さんは物心つく前に帰国したのですが実はパリ生まれ、フランス留学も果たし、この7月にはアルルへも訪れたそうです。
ラヴェルのボレロはバレエとの組み合わせが目に浮かびます。始めスネアドラム(小太鼓)はどこで鳴っているのだろうと捜しました。指揮者のすぐ前、弦の間に埋もれていました。
2小節からなる2種類のリズムが約13分、延々と続きます。
珍しいラインナップの演奏会を楽しめました。
昼間は晴れていたのに、コンサートが終わり、ホールを出ると細かい雨が降っていました。
イルミネーションの時期になりました
小雨煙る中、イルミネーションが濡れた道路に賑わっています
イルミネーションの道路の反射も綺麗です
青空に、雨!変わり身が早いです。
イルミネーションはきれいでも、冬至までのこの時期が一番苦手です。
日が伸びて草木が芽吹く春が待ち遠しいです。