新潟市、いい天気です。
飲みに行きたい気分ですわ。
さて、誕生日ということで今日は少々持論を披瀝しても許していただけますよね?っていうかいつもなんだかんだ言ってますけども。
今の時期はご贈答用でお酒を選んでくださるかたが多いのですが、日本酒が非日常になっているかたから見たら意味不明の肩書きや 紛らわしい名称などが多く、さらに保存方法は云々・・・などと言われて「日本酒はメンドクサイ!」と思っているのではなかろうかと感じてます。なんでこんなにややこしくなっちゃったんでしょ?本当はもっと簡単で親しみを感じていただける品物なんですよ、日本酒って。
ということで、当店ではできるだけシンプルな表現でお客さんにお伝えしようと常々努めております。精米歩合だとか日本酒度などという言葉はほとんど使いません。そういう項目はラベルに書いてあったりスマホ検索などでだいたい簡単に分かりますからね。
そのお酒について本心から出た言葉でお伝えしております。(って、伝わってこなかったと感じているかたにはお詫び申し上げます。)
例えば「金鶴 大吟醸」。
大吟醸と書かれたお酒の中には まるで香水かと思うような華やかな香りと強い印象を与えてくれるものがたくさんありますが、この大吟醸は別です。前者を煌びやかなタキシードに例えたら金鶴の大吟醸は仕立てのいいスーツ。タキシードと見比べられたら地味なイメージでしょうけど、これはいい品だね…ということは誰でも分かります。そして場所や着る人を選ばず、着ていて疲れることもない。そういう良さがジワジワと伝わってくる、そんなお酒です。
えっ そんな説明じゃ全然伝わらない?
精進しますので今後ともどうぞごひいきのほど。
それでは本日も日本酒で乾杯!