80. ながからむ 心も知らず 黒髪の
乱れてけさは ものをこそ思へ
待賢門院堀河(タイケンモンインノホリカワ)(12世紀前半)
「昨晩はあんなに愛していただいたのに、あなたの愛が長続きするかどうか、あなたの心は私には解りませんので、昨晩の余韻か寝起きの髪が乱れているように、私の心も乱れて思い悩んでいます。」
こう読む時、黒髪どころか十二単衣もぐちゃぐちゃに乱れているものなのでしょうか?、それとも傍らに脱ぎ散らされているものなのでしょうか?、高校生に戻って古文の先生に尋ねたいものです。
エロチックに詠う堀河は、77番の作者第75代崇徳天皇の生母である待賢門院に仕えていたのでこう呼ばれています。
主人の待賢門院は幼少の頃から第72代白河天皇に可愛がられた絶世の美人ですが、淫乱の噂もある人で、白河天皇の孫の第74代鳥羽天皇の后になりましたが、産んだ崇徳は夫の鳥羽の子ではなく白河の子であると言われています。
1119年崇徳を産んだ時待賢門院は18歳、曽祖父の白河上皇は66歳、私と同じぐらいですので私にも可能性があるように?白河上皇にも父になる可能性は充分あったのでしょう。
その後待賢門院は26歳の時に鳥羽天皇との間に第77代後白河天皇を産んでいるので、保元の乱(1156年)は自分の子供同士の戦いでもあったわけですし、はからずも貴族社会から武家社会への転換を進めた張本人は待賢門院だったかもしれませんので、やっぱり歴史は夜に作られるのですね。
80. ながびいた ことも知らずに 欠航の
乱れてけさは やっと出航
なが・こ・も知らず・の・乱れてけさは 15字 同じ
博多を前日の23:30に出て、朝8:10に奈留島に着く野母汽船の太古、写真は朝8:20に奈留港を出て福江に向かう太古の後姿で、綺麗な船です。
玄界灘や五島列島の西側を通るので、よく揺れますし、よく欠航もします。
他にも長崎港と結んでいる九商フェリーやジェットフォイルも、海が荒れれば欠航もそれほど珍しいことでもありません。
予想外に欠航が長引いて、やっと本土との航路が開通した、疲れと喜びが混じった時の状況を詠った生活首です。
返事
花水木さん:研修医も「このマーライオン、水出るかな?」と言ってました。
花水木さんも若者達と同じ若い感性をお持ちですね。
大雪男さん:キャサリン・ロスもタイプで無いですか。
無人島に大雪男さんと二人で流れ着いても、女の取り合いはしなくて済みそうですね。
大雪男さん2:携帯でもブログ見れるから不思議ですね。
商家の嫁さん:関東からは埼玉医大・北里・杏林から若いのが来ていますが、
顔は私や旦那さんの方が勝っているので、好みではないと思いますよ。