島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

東海道19.

2025-01-29 | 京都へ、京都から

 山科(江戸側)側から京都へ向かう旧東海道(写真右側の民家の塀に旧東海道の看板)は、出だしは結構な急坂です。

そこから少し登ると、前回紹介した亀の水不動尊に行き当たります。

 地図赤丸の亀の水不動尊から、右の赤丸日時計碑まで進むことになりますし、右下を通ってるのがJR東海道本線です。

右上天智天皇陵をかすめる様に、琵琶湖疏水は作られたのですね。

 京阪電車京津線の線路跡に沿って出来たような公園の道を抜けると、天智天皇陵参道の前で再び現在の東海道の三条通に出てくることになります。

 今の三条通を行ってると、途中に京都市営地下鉄東西線の御陵駅(ミササギエキ)入り口が有るのですが、ここに琵琶湖疏水煉瓦工場跡の碑が立っていました。

疏水工事の頃は、必要な煉瓦製造能力がどこにも無かったので、この辺にその為だけの工場を建て、明治19年7月から明治22年10月までに1370万個の煉瓦を製造したそうです。

碑の前に落ちてるのではなく飾られてるのは、その時の煉瓦でしょうね。

 天智天皇陵参道の前には、日時計がまだ有りました。

私の小学校は山科に郊外学舎を持っていたので、そこへ行くバスはこの京津線の踏切で止まることが多く、バスの窓から見ていたこの日時計はなんかなじみ深いです。

でも、天智天皇は漏刻と言う水時計を作らせたはずなのに、日時計が飾られてると言うのもなんか不思議です。

コメント (6)
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