実にいい式だった。
普段ならムシのような暗い目で、
罵詈雑言を浴びせる私だが、いやあ、文句なし。
新郎新婦、これまたいい感じ。
幸せが伝わってくるような祝い事でありました。
その楽しさを倍加させてくれたのが、
旧友との再会である。
かつて東京で机を並べ、
今や全国ちりぢりになったおバカさんたちが、
式のために大集結。
いわゆる同業他社。
年格好も置かれた立場も似たような奴らばかりだ。
まあ「戦友」のような存在である。
となれば、呑んで歌うしかないでしょう、と、前夜から大騒ぎ。
信州名物のそばを食し、
こういった「関係」ってのは、なかなか築けないモノだ。
実に貴重であり、これからも大切にしたいと思ふ。
ただ、メンバーの中でも少し年長さんの私。
若干、感じることもある。
それは、「みんな頑張りすぎないで…」ってこと。
職業人として雄雄しく生きるだけでじゃなくて、
家族を、そして自分を大事にしてほしい、って思います。
以上、必要以上に脱力したオヂの独白でありました。