心がうち震えました。しかも恐怖で…
地獄なんて言っちゃあいけないんだろうけど、
私にとってはまさにソレ。
長野・善光寺の「お戒壇めぐり」のお話である。
先日、なぜか善光寺に足を踏み入れた私。
地元のダチの案内で、500円払って本堂を巡りました。
その中でお戒壇巡りが出来るのだ。
で、「いやあ、中学生あたりがカップルで入って、ヒャッホーですよ」とダチ。
全体的に、ちょー面白アトラクションって感じでご説明なさる。
で、この階段を降り、仲間5人でチャレンジすると…。
はっきり申し上げまして、もうとにかくダメダメの一語。
どーなのよ、ってぐらいの真っ暗闇であります。
日常ではあり得ない「闇」なのよ。
最初はギャグを飛ばしたりしてたんだけど、すぐパニック状態に陥った私。
息苦しいし、心臓はバクバクし始めるし…。
もともと心臓に持病があるわけで、絶叫したくなるほどの恐怖だった。
いや、マジに。
で、運が悪いことに、頼みの携帯は直前に電池切れ。
万策尽き果てたか、としゃがみそうになった時、
必死でそのボタンを押し、何とか平静を保ったのであった。
仲間もかなーり動揺していたので、私の「光」が迷惑だったわけでもなさそうだった。
むしろ感謝されたりして…。
「暗い」「狭い」っていうのは、マジに恐怖でありますな。
自分の「弱さ」に直面する、キチョーな体験だった。
善光寺、恐るべし!である。