たった2泊3日ですが、航空券と宿泊、レンタカー付のパックで出かけたのはもう1週間前。この年齢ですから、どんどんと記憶が薄れてきてしまいます。忘れないうちに書かないと、とは思っていました。
12時20分に羽田からですANAに乗って、松山空港には1時間半で着いてしまいます。飛行機に乗るのは、アマチュアカルテットで篤姫ツアーに行って以来、本当に久しぶりでした。東京は雨が降っていましたが、松山は晴れていて、さっそくレンタカーの送迎車が来てくれて、旅をスタート。初日は、念願の夢のとべ動物園です。ピースに会えてうれしかったな~。
ビジネスホテルは松山市の県庁前のホテルアビス松山。とても便利なところにあって、さっそく路面電車に乗って道後温泉に行きました。この旅行で温泉にまで行けるとは思っていなかったので、ラッキーでした。道後温泉本館は、見事な外観に圧倒されましたが、実際に入ったのは別館の飛鳥の湯。新しくて広いのが、ありがたかったです。節約旅行で、バスタオルはビジネスホテルのを持っていき、100円の貸タオルだけ利用。再びホテルに戻ってから、大街道の居酒屋で夕食。帰りにコンビニで、部屋での宴会用に缶ビールとつまみを買いました。
翌朝、ホテルの朝食を食べてから(ラッキーなことに、このビジネスホテルには朝食があるのです)徒歩で散歩に出かけました。伊予鉄道は、なんと井の頭線や京王線の電車が走っているそうです。それと、松山城の公園やその堀端も素晴らしく、気持ちよかったです。松山市街地は、自転車に乗っている人が多く、恐らく通学や通勤でも自転車を使っているんだと思います。コンパクトな市街地だからでしょうか。路面電車もとても便利です。
散歩から帰って、二日目は、高速道路を走って新居浜に行き、そこから別子銅山に行きました。別子銅山では観光バスを予約して、ガイド付きで東平(とうなる)地域の見学をしました。そこは、アジアのマチュピチュと呼ばれているそうです(ちょっとオーバーかなと思いました。前の前のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の舞台となった端島みたいな地域です。とにかくその地域だけで生活が成り立っていて、そこでコミュニティーができていて出ていく必要がないという世界ですが、私にはきっと我慢できないでしょうね。
山の上の白い部分が気になりました。樹氷というのですが、ホントかな?
帰ってからまた路面電車で道後温泉飛鳥の湯に行ってきました。ビジネスホテルのユニットバスは狭いから、温泉があるとうれしいですよね。そして夕食は、インド料理にしました。もしかしたら転地療養で嗅覚が治るかも、なんて淡い期待をして強烈なスパイスの店に行ったけれど、やはりだめでした。復活はしませんでした。それでもおいしいカレーとナンを食べて大満足でした。
3日目は、海辺の道路を走って下灘駅に行きましたが、その手前の道の駅ふたみというところに寄りました。
海がとても気持ちがいい
そこから有名な下灘駅に行きました。インバウンドというのでしょうね、外国人観光客がけっこういましたよ。
海が見える駅で、ポスターによく使われるそうな。本当に田舎のローカルな駅です。そこで電車が来るのを待っていましたが・・・・
呆れる程派手な電車が来て、呆然としてしまいました。なんだこりゃ!
彼はちょっと離れた丘の上から写真を撮っていましたが、そこで知り合った人に、大洲城の桜がとてもきれいと聞いたので、行ってみることにしました。
とても素敵な城下町で、本当に桜が見事でした。天守閣の広場では、花見をする人たちが大勢いました。
まるでポスターのような風景でした。感動です。
ハッチが亡くなって寂しかったけれど、旅行に行かれるようになり、動けるうちに出かけようと思いました。しろくまピースが一番の目的でしたが、道後温泉も楽しめたし、松山城公園や大洲城の桜も堪能したし、とても幸せな旅でした。海沿いの道も、桜並木が見事で、海と桜を同時に見られて素晴らしかったです。