朝から、しみじみしてしまいました。いい歌ですよ。ちょっとシャンソンのような、バラードのような。58歳とは思えない、森山良子さんの表現力と歌唱力でした。といっては、失礼かな。58歳だからこそ、歌える曲なんです、きっと。年齢を経るということの素晴らしさ、これに再発見させてくれたことを感謝します。
朝から、しみじみしてしまいました。いい歌ですよ。ちょっとシャンソンのような、バラードのような。58歳とは思えない、森山良子さんの表現力と歌唱力でした。といっては、失礼かな。58歳だからこそ、歌える曲なんです、きっと。年齢を経るということの素晴らしさ、これに再発見させてくれたことを感謝します。
下高井戸シネマに、あのペ・ヨンジュンの「四月の雪」が登場します。楽しみです。タイトルも素敵だし・・・。でも!
先週、冷蔵庫の置くから1月賞味期限の豆腐ミニサイズが出てきました。我が家は夫が料理を作ります。食材もほとんど、彼が買ってくるのです。私は自分で食べたいものはこっそり買うとか、だぶるといけないからお伺いをたててから買います。そして、このところ、冷蔵庫に豆腐が多いなと思っていたのです。
ある日、思い切って、その豆腐について尋ねました。一体、どうするのかと。彼は捨てることを極端に嫌います。私は昔、ベストセラーの「捨てる技術!」を買って読ませたのに、物を捨てずに、その本だけ捨てようとする・・・。当然、豆腐も、捨てないで、自分でマーボー豆腐を作るといいました。安心していたのに、数日後、鶏鍋をしたときに、おいしいと食べていた豆腐が、例のものだといったのです。うそつきですよね。
おなか壊すことなく、今日に至っています。それなのに、昨夜は私が餃子の皮まで手作りして大量に作った餃子、夫がとてもうまく焼き上げてくれました。でも、彼は今朝、「おなか壊した」といったのです。私は平気なのに。
物を捨てないのに、古いものを食べたのに平気なくせに、どうして?物を捨てないといえば、当然魚の骨を捨てるのに、先日、安く買った甘鯛の干物を食べ終わって、背骨など捨てるのはもったいないからと、骨を茹でてスープを取り、それで有頭海老やはまぐり、野菜も入れたブイヤベースを作ったのです。けっこう美味しくて感激でしたが、発端は甘鯛の干物の骨だったなんて・・・。これこそ、本末転倒でしょう。あっさり捨ててしまえば(フツーは捨てる)こんなに散財しなくて済んだのに・・・。
物を捨てるのには、勇気がいりますが、物欲とはきりがないものです。物を買うということは、物理的に窮屈になるし、人間の身動きが取れなくなります。ものはないほうがいい、とつくづく感じます。高齢になればなるほど、物があるだけ不自由になるものです。あーあ、冷蔵庫の中身、もっと整理してほしい・・・。
(追記)昨夜、余りに眠い中、書いていたので、支離滅裂でした。
さて、もうひとつ、本末転倒は、私が作るかぼちゃの煮物を、我が家では「ほうとう」に使うのですが、随分前に作ったかぼちゃ煮、先日のほうとう(醤油味。最近は、味噌味よりもおいしいということで、醤油味でかぼちゃを入れています)に使ったとき、既に味が悪かったのです。でも、今夜も使うというので、その前に「処分!」してしまいました(今日は燃えるゴミの日です)。腐りかけの惣菜をメインに、材料を買ってメニューを選ぶなんて、私にはとても本末転倒にしか思えません。天ぷらだって、家ではほとんどしなくなりましたが、以前は、山菜が安かったから天ぷらしようといって、他の高価な食材を買ってくるのです。どうしてそういう発想ができるのか、主婦と主夫は、微妙に違うのかもしれません。私は、交通費まで考えて、高い安いを決めますが、彼にとっては、かなり交通費をかけても、安ければうれしいみたい。やっぱり、文系はだめね。
日本もそうだったように、もう残りのエンドをやっても無理だと思ったときには、紳士的に続行を辞退して自分達の負けを認めるのが、カーリングの面白いところです。スコットランド生まれというゲームの起源だからでしょうか。本当に、ものすごく面白いんです、このカーリングは。カーリングの用語について、さらにカーリングのほかのことについても、こちらに詳しく出ています。今回のオリンピックで、カーリングに夢中になりました。カナダって強かったです。そのカナダに日本は予選で勝っているんですよ!これからも期待しています。
おとといと今日、トリノオリンピックのフィギュアスケート女子を早朝から見ていました。テレビに釘付けでした。あの、大舞台で実力を出すことがどれだけ大変かを痛感しました。女王スルツカヤでさえ、固くなったわけですから。
FMのバロック音楽では大好きなバッハの無伴奏ヴァイオリンがかかっていて、一体誰の演奏だろうと気になっていたし、テレビではNHK総合でフィギュアの中継をライブで放送していたし、朝から私は行ったり来たり・・・。演奏のほうは、出掛ける直前の夫が「クレメルじゃないの?」と言ってましたが、そのとおりでした(さすが!)。
とにかく、誰もが自分の実力を発揮して失敗がないようにと祈っていました。でも、多少の失敗も、精神力で演技を続けられるのはすごいです。サーシャ・コーエンも失敗の後、何もなかったかのようにさらに素晴らしい演技ができたし、強いです。そして、荒川静香さん、ドキドキしながら見ていましたが、ほとんどミスがなく、体も柔らかく、何よりイタリアのオペラ「トゥーランドット」を選び、イタリア人を含めすべての人を魅了しました。すばらしいです。冬のオリンピックに日本人が金メダルを取るなんて、すごいことです。フィギュアの放送を通して思ったのは、解説の佐藤有香さんのコメントが素晴らしかったこと。とてもよかったです。
この日に照準を合わせ、体をベストにもっていくことがどんなに大変か。スルツカヤは何かちょっといつもとは違っていたとのこと、かわいそうでした。そして、ベストを尽くした村主章枝さんが4位に終わったことは、気の毒でした。悔しさをばねにまた次へと続けることを、民放のインタビューで答えてのは、感動でした。もう4年後のオリンピックへ向けてスタートを切ったようです。年だけれどとはにかんでいましたが、キャリアを積むことこそ、大切なことです。そして、実はまだ見ていないのですが、安藤美姫さんは15位とのこと、長野オリンピックの荒川静香さんと同じです。次へと大きく成長してほしいです。
早朝からドキドキワクワクで、泣いてばかりでした。すべての選手に感謝です。感動をありがとう。そして、日本の金で、あの会場に「君が代」が流れたのはうれしかったけれど、ヘンなナショナリズムに流されないよう、気をつけましょう。
そう、たまたま、日本人が金メダルを取ったけれど、日本が国として全面的にサポートしてきたわけじゃないし、勝手に国民やメディアがメダルを期待してしまった。その結果は金メダル、運がよかったです。とにかくびっくりといっていた荒川選手、民放のインタビューで、メダルへの執着を敢えて抑えこんで、無欲で臨んだといっていました。自分をあの場で最高の演技ができるようにコントロールするのがどんなに大変か・・・。選手として思い通りにトレーニングしていくのは、経済的にもものすごく大変だと思います。サポート体制が万全だったのでしょう。
日本がオリンピックにメダルを期待するのなら、こういったサポートをもっときちんとすべきじゃないのかしら?あの西武の堤さん、彼は軽井沢でオリンピックをと計画したけれどだめだった。でも、彼と西武グループが冬のスポーツへと支援してきたのは素晴らしいことだと思います(金は出しても、手は出すな。セクハラ厳禁!)。アイスホッケーだって、昔は日本も盛んでした。このオリンピックで参加できなかった競技、それがアイスホッケーだそうです。国内では、スキー場も経営難に直面してますし、スケートリンクは閉鎖が相次ぎ、そのなかでのフィギュア女子の活躍は、本当にすごいことです。
景気が回復したという実感は私のような下層市民にはありません。でも、本当に日本の企業が儲かっているのなら、こういうことにもっともっと金を出してください!!お願します。この日本のフィギュアの活躍を、さらに継続させるために、もっともっと国も企業も支援してほしいです。荒川選手は、アメリカでトレーニングしたんですよね。なぜ、日本でできないか、国ももっとよく考えてほしいです。ただ、メダルだけを望むのはあまりに失礼じゃないですか。オリンピックで君が代を聞きたいのなら、それだけのことをしてくれと言いたいですね。
長野での挫折から8年、金メダリストになった荒川選手、本当におめでとうございます。アイスクリームが好きだとか。トリノでイタリアの美味しいジェラート、たくさん食べてくださいね!彼女のサイトはこちらです。
でも、昨日のBCJのコンサートは、ものすごく面白かったです。最近注目を集めている楽器ヴィオロンチェロピッコロ・ダ・スパラという、チェロのような大きな楽器を肩にのせて弾くスタイルの楽器が登場したのです。演奏者はディミトリー・バディアロフというロシア人です。彼のサイトはこちら。そして実際に、寺神戸さんもクイケンに影響されて、練習しているそうです。彼のブログに写真が載っています。
ヴィオラ・ダ・ガンバのガンバは、あのガンバ大阪のガンバで「足」という意味。そして、同じように、ヴィオラ・ダ・スパラのスパラは「肩」です。いやー、よく演奏できると感心しました。かなり練習を積まないと無理でしょう。でも、チェロは座らないと演奏できませんが、あれだと、歩いても弾けるし、活躍の場が多かったのでは?ちなみに、チェロだって、エンドピンを使い始めたのはずっとあとなんですよね。やはり、ガンバのように、足に挟んでいたのが普通だったのです。
さて、昨日はその面白い楽器ともう一つ、フラウト・ピッコロという、小さなリコーダーをダン・ラウリンが演奏しました。本当に小さいのです。ソプラニーノ・リコーダーとなっていました。彼はその小さなリコーダーを本当に見事に演奏します。小さくて、まるで指の動きが鳥の翼のように見えるんです(トリノオリンピック?)。さすが、名人芸!この二人の演奏と、いつもの若松夏美さんのバロックヴァイオリンのソロ、最後を飾るのにふさわしい素晴らしい演奏でした。ちょっと継続を辞めたのを後悔してしまいました。
昨日、初台オペラシティのタケミツメモリアルホールで、大好きなファビオ・ビオンディが率いるイタリアの古楽演奏団体「エウローパ・ガランテ」のコンサートを聴いてきました。彼のソロリサイタルはずっと前に、武蔵野市民会館小ホールで聴いたのですが、ぜひ彼のオーケストラも生で聴いてみたいと思っていたのです。イープラス先行予約でSをゲットしたのですが、24列目というかなり後ろの席でした。その2列前は、がらがらだったので、一体どうなっているの?と思いました。だから、途中から、空いているいい席に移る人が続出していました。最初、私たちの隣の二人連れの中年のオジサンのほうは(若い女性連れでした)演奏中も半紙をする不届き者で、ちょっと嫌だなと思っていたら、休憩後、別のところに移ってくれてラッキーでした。そういえば、先日日曜日のアマオケのコンサートでも、若い二人連れが演奏中に話をしていて気になったのですが、そういう静かにしなくてはいけない場所で、自分勝手な人が増えてきたような気がします。それって、電車の中で携帯で私語を大声で会話しているのと同じかしら。マナー悪いですよね。
演奏は、素晴らしいものでした。最小限の編成で、チェロ、リュート、チェンバロ以外みな立って演奏していました。それも、よく動いていたし、体から自由に演奏しているという感じで、よかったです。イタリアの貴公子ファビオは、ちょっとおなか周りもでかくなって貫禄がついてきました。昔は、けっこう繊細さを持ったハンサムだったのよ。さて、今年がモーツァルトイヤーだからでしょうか、彼の交響曲10番もプログラムに入っていました。でも、極めつけはなんといっても、ヴィヴァルディの四季です。もう、目が離せないくらい面白くて度肝を抜き、抜群にユニークでした。イタリア人万歳!といいたくなるくらい、それはそれは見事。楽しい四季でした。音楽って、こんなに自由で素敵なんですね。まいりました。もちろん、ファビオのソロも最高でした。ヴィオラは二人でしたが、一人の楽器が無茶苦茶デカイ!とても私はペグに触れないくらい大きく見えたんです。素晴らしいコンサートでした。
明日は、同じホールでBCJの演奏会です。今期最後の定演です。
日本の選手は、とてもかわいいし、頭もいいし、度胸があって見事です。あんなプレッシャーに負けないでゲームできるなんて、すごいなー。小野寺さんは、釈由美子に似た美人です(夫は、そうかなー?といいますが)。昨日のイギリスチームは、うーん、私程度の顔でしたね、これまたびっくらこいたって感じです。先日のカナダチームの選手は、知的で美人でなかなかでしたよ。それにしても、本当に頭使う競技ですね。ひきこまれます。今日は、地元イタリアと対戦です。がんばれーー!
映画「シムソンズ」、ヒットするといいですね。北海道はすごいです。あんな難しい競技を皆がやっているなんて。それに、あのストーン、夫は漬物石にちょうどいいといいますが、すごく高価なんですよ。16個セットで100万以上するのにびっくりでした。