職場においてあるポスターとチラシで、前から気にしていたのが、本日の講演会「この国でジェンダー平等が遅れているわけ」(上野千鶴子)でした。場所は、小金井市交流センター大ホール、時間は午後6時から8時半まで。
ということで、前からこの日にお休みを入れていましたが、朝からの雨で寒くて、もしかして雪になったらどうしようと思案していましたが、思い切って出かけました。めったに降りたことがない、というよりもしかしたら初めて?の武蔵小金井の南口から目の前の立派な交流センター。雨と強風により、京王線は遅れていて、何とか中央線に予定の電車に接続できましたが、中央線もちょっと遅れて到着。
5時半開場のところ、ちょっと遅れての到着で、すでに会場は7割は埋まった状態でした。案の定、開演時には満席に近く、上の席も解放することになったようでした。
最初に、主催の東京三弁護士会多摩支部のPRビデオ上映がありました。
その後、六時半から、あこがれの社会学者の上野千鶴子さんの公演が始まり、メモを取り、楽しく拝聴しました。彼女の弁舌は明快で気持ちいいくらいにはっきりしていて大満足でした。
まず、このタイトルで答えはひとつ、オヤジが悪い。
その後、日本の状況を説明し、なぜそうなったのか、なぜそうならなかったのか、いろいろ解説hしてくれました。そして、あの暮の選挙でがっかりして暗くなったそうですが、それでもできることはある!と、地方選挙で市民派が、女性がたくさん立候補することを願っていました。
そう、候補者がいなくては当選しない。女性をたくさん政治の舞台に登場させなければ、何も変わらないのかもしれません。
悪天候で気持ちがめげていくのを悩んでいましたが、聞きに行って本当によかったです。元気をもらいました。
もう、成長戦略なんて言う時代ではないんですよ。日本もすでに斜陽。予算の組み方もすでに成長型ではいけないはずなのに・・・。
なんで、世界的な平和デモに、安倍総理は行かなかったんでしょうかね。お誘いも何もなかったのか、調べなかったのか。パフォーマンス大好きな彼がいかないことこそ失態。もう、ただでさえ、国際的に、人権的に問題ありの日本なのに。
女性を活用したいなんて、ただの安い労働力にしたいだけなんですよ。本当の平等は、管理職にどれだけ女性がいて、どれだけ男女の賃金格差がないかなのですよ。ありえないでしょう。もともと、女性を非正規雇用にしか考えていない国なんだから。
私たちにできることは必ずあるはず。
今週末から一週間、渋谷でジェンダーのドキュメンタリー映画が公開されるそうです。行ってみよう!
まずは、彼女が代表をつとめるNPOのサイトで情報を集めましょう。