ドタバタな年末、その２

　今朝、ガスコンロでお湯をわかそうと思ったら、火がつかないのです。えー、故障？と慌ててしまいました。まさか電池切れかととりあえず単１電池（一番大きい奴です）を交換してみたら、つきました。これが元旦で単１電池がなかったら、ガスが使えない一日になりそうでしたから、まだよかったわけです。その電池切れは、もうひとつありました。ふくらはぎを鍛えようと通販でシックスパッドを買ってほぼ毎日足をのせているのですが、それが電源がはいらない。こちらは単３電池４個。同じ日にこれって、どうよと思いました。なぜ、年末に切れるのか、私には悪霊がとりついているのか？なんだか悔しい一日でしたよ。

　そうそう、今日はリトルマーメイドでパンを買って支払いはほとんど使っていなかったパスモでと思ったら、エラーが出てしまい、現金で支払いました。越してきてからはほぼＪR利用なので専らスイカなのです。だから、パスモを使うことは滅多になくて、今年一度使ったくらいで、どうしてかなあと西武の駅事務所に相談したら、半年以上使っていなかったからとまた使えるようにしてもらいました。使っていないとだめなんだとは、知りませんでした。そういえば、スマホも数か月使っていないアプリがあるから使うときは設定し直してと言ってきました。面倒ですよ、いろいろ使い込むのって。そんな暇も頭もありませんよ。

　今年最後の明日は、一体何が切れるのでしょう？

今年最後のビストロエクラ訪問

　毎週火曜日に近所のビストロに通っています。今夜は年内最後の営業日。とても珍しい料理をいただきました。エゾシカのステーキ、ジビエ料理です。おいしかった～。私は牛肉よりも好き。私が食べた今年一番おいしい料理でした。ご馳走さまでした。

　オミクロン株の感染者がこの先増えてきそうですが、いままでのように「緊急事態宣言」とはならないのではないかしら。あの頃の飲食店規制にはならないと信じたいです。家以外の場所で食べるという幸せを奪われたくないですね。

ドタバタ、な年末の日々

　この１週間のクリスマス周辺は、おどろくほどバタバタの日々でした。自分のそそっかしさに呆れてしまいます。まずは、２年前のトラウマが、という一大事。プリンターが壊れてしまったと勘違いしました。両面印刷の設定だったようで、それを無理に引っ張ってしまったら紙がつまっていないのに紙詰まりになってしまい、いくら直してもエラーが消えません。あわててメーカーの相談窓口に電話して、ひとつひとつ確認してもらいながら無事に解決しました。また年末に買い替えか？とパニックになっていました。

　印刷したかったのは、ヤマハの楽譜をネットで買った「ザ・クリスマス・ソング」です。無事に印刷しなおすことができ、さっそくヴァイオリンで弾いてみようと張り切った矢先、チューナーの電源が入らない！そしてこのチューナー、以前から電池を入れるフタがはずしにくくて苦労した傷がはっきり残っているのです。案の定、どうやっても開きません。やっとのことで開けてみたら、電池の液漏れ・・。壊れた？きれいに拭いて、新しい電池に入れ替えたらようやく電源が入りました。そして練習してみたら、私の下手なヴァイオリンではいい音楽にならない・・。がっかりしてしまいました。へたくそな私が悪いのです。日頃の練習が大切なのに、数か月ぶりで弾くからですね。クリスマスソングも、もうクリスマスに間に合わず、来年の課題にしますわ。

　半導体不足ですから、どうかどうか、家電やパソコン、給湯器など、壊れないことを願います。無事に一緒に年を越してくださいませ。

　そうそう、クリスマスの夜に、ＢＳプレミアムで映画「グレムリン」を見ました。まあ、娯楽映画だし、相当古いものだから当時は問題にならなかったのでしょういけれど、目につくことが満載でした。まず、富裕の高齢女性の発言で、自分の物を壊したからと他人の犬を保健所に連れていくとかなぶり殺しにするとかって、ありえないでしょう。その彼女は家で猫をたくさん飼っていたんです。猫好きは、犬を殺すか？動物好きが言うことじゃない。その彼女は、自宅の螺旋形の階段に設置されている自動昇降機（というのかな）に座って電源を入れたとたん、グレムリンが悪さしたのでジェットコースターのように急加速して家から飛び出して雪の地面に落下。どうやら亡くなったようですが、彼女の家の猫たちはどうなるのか？何より、足の不自由な高齢者をこういう方法で殺すというのが、信じられないです。笑って済むことなのか？見過ごせない娯楽映画ですよね。主人公の父親のばかばかしい発明家ぶりも、ありえないし。クリスマスだからと笑い過ごせる映画とはいえませんでした。亡夫がギズモってかわいいって言っていたのを思い出して観たんだけど、がっかり。

　

朝日歌壇１２月２６日

高野公彦選

犠も牲も牛偏である丑年のあまりに多きコロナ犠牲者　　　横須賀市　今津美春

　なるほど、そういう分析があるんだと驚きました。今年は丑年で、犠牲というサクリファイスはもともとは、神にささげる生贄。牛の心臓とか内臓が多かったのでしょうか。

永田和宏選

雨あがりの路面電車の敷石の夕映え恋し学生の街　　　　　宇陀市　池永肇志

討ち入りが終われば炬燵で年賀状書いてた頃が人生絶頂　　山陽小野田市　秦一憲

　一首目、懐かしいですね、路面電車。その敷石って、半円形につながっていた、あれですよねえ。学生街と言えば、神保町とか本郷でしょうか。私が生まれ育った下町にも都電が走っていて、その石畳はありました。脱炭素政策でまた路面電車が復活するといいのにね。二首目、たしかに１２月一四日の赤穂浪士討ち入りのあと、庶民の年賀状追い込みでしたもの。もう私も年賀状を辞めて何年かなあ、形だけのお付き合いは断捨離してしまいました。いつまでも壮年時の習慣を続けることはできません。でも、そのころが本当に人生絶頂なのかなあ。晩年に絶頂があってもいいんじゃなくて？

馬場あき子選

蝶でさえ二千キロもの旅をする海も渡らず耕して老ゆ　　　蓮田市　斎藤哲哉

　旅する蝶とは、アサギマダラという蝶のようです。日本でも、記録を取ろうと呼び掛けているそうです。すごいですね。集団で移動するのです。ま、私は集団行動が苦手なので、アサギマダラに生まれなくてよかった。いいんですよ、農耕民族なのですから、ひとところで人生を終えることは幸せだと思います。土に生きているのですから。

佐佐木幸綱選

獣害は仕方ないがと前置きし人に盗られる心情を言う　　松阪市　こやまはつみ

　確かにそう思います。猪や鹿に食い荒らされるのは、相手は獣だからしょうがないと諦めますが、作る句労組している人間に盗まれるというのは、なんとも許せないことです。私はとにかく、盗むという行為が本当に卑怯で許せないのです。人の物を盗るという神経が理解できません。ずうずうしいにもほどがありますよ。盗む前に、お願いしてみてはどうでしょうかお金がなくて困っているので、もしよろしければすこしだけもいただけないでしょうか、とか・・。平気で盗む人の心を理解できなくて。詐欺もある意味、盗みですよね。先日、大手旅行会社の子会社が、GoToトラベルの給付金をだまし取ったとしてニュースになりました。この前は、元議員の事務所でしたっけ、コロナ禍での給付金をもらったとして糾弾されましたよね。政治家たちが政策を出したその政策で利益を得るって、どう考えてもおかしいでしょう。困っている人に渡すお金を、平気でもらうのって、それは盗み取ることと同じです。そういう神経で政治家をやっていたとしたら、もう政治家と言うよりも人間性を疑いますね。何のために作った政策かを考えたら、誰もがわかることですよ。世の中には汚い人がいるものなんですね。悔しいし、呆れてしまいます。もう、この国はおしまいなのかと。ああ、長生きはしたくないものですよ。既得権を手放さない、さらにお金をもらおうとする、それって、ゴーン氏みたいですね、きりなくお金をほしがる、恐ろしいことです。４回目の接種を始めたというイスラエルも、１回目のワクチン接種もままならない国があるということがわかっているのに、自分たちさえよければなんですかねえ。ああ。人間っていやなものだなあ。

朝日歌壇１２月１９日

高野公彦選

ボール投ぐる矜羯羅（こんがら）童子ボール打つ制咜迦（せいたか）童子MVPに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蓮田市　斎藤哲哉

あるけないあるきたくないひもあれどわたしがわたしであるためあるく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名古屋市　吉田周子

　一首目、大谷翔平の活躍を仏像にたとえて詠んだ歌です。この、こんがら童子とせいたか童子は不動明王の脇にいる守護神だそうです。とにかく彼の活躍は世界中を沸かせましたね。二首目、世の中に流されたくないという気持ちが伝わってきます。がんばりましょう！

永田和宏選

むかしむかし先に逝くなと言ったこと覚えてますかまだ生きてます　野田市　志田道子

どれも並成績背丈夢さえもだからどうした少年時代　　　　　　　　東京都　日出嶋昭男

　一首目、私も同じだなあ、夫が５８歳で逝ってしまい、それもできれば再婚しないでなんて、一度の結婚で相当堪えたんだから、二度と結婚なんかしませんよ。遺族年金もらえなくなるし。おっと生臭い話をしてしまいました。そう、死んだ方は神聖視されるからいいですよね。こっちは必死で生きてますわい。二首目、並の人生で楽しければ、いいんじゃないかしら。先日終わった子どもの塾のドラマ見て、いまどきのこどもは大変なんだなと思いました。私は中学受験はしなかったし、勉強はそれほど好きじゃなかったし。かといって運動神経は鈍くて、スポーツなんか何もできなかったけれど、まあ楽しい思春期でした（中学のバレーボールは姉が入っているから私も入ったけれど、球拾いで終わりましたよ）。昔は塾もスポーツも今ほどお金かからなかったんじゃないかしら。私は子どもがいないけれど、子どものためにパートに出るのが普通なんですよね、そういうのって、私はできる気がしない（ジコチューです）。

ヘルパーの趙さん身振りを交えつつ説き明かしたる李白の絶句　調布市　永山弘

あこがれは土星のかたちなどをして中也の帽子賢治の帽子　　　新潟市　太田千鶴子

国ひとつ海に没する危機にさえ日本は石炭火力残せり　　　　　千葉市　佐々俊男

　一首目、介護施設のヘルパーさんと想定しましたが、李白の漢詩を説明してくれるのって、素敵ですよね、いいなあ。二首目、写真で見る中原中也や宮沢賢治が目に浮かびます。三首目、つくづく、日本はSDGｓの政策に後れを取っています。このままでは、本当にみじめな国になってしまいますよね。ああ、情けない。　

文書改ざんに、データ改ざん

　赤木さんの裁判で、真相が隠されたまま、国が賠償を認めて裁判を終わらせてしまいました。奥さんは悔しかったと思います。お金じゃなくて、なぜご主人が文書改ざんを命じられたかを明らかにしたかったのに！安倍前総理が日本の民主主義をグダグダにしてしまったんですよ、彼の罪は重いです。絶対に許されるものではありません。そして、文書を改ざんしただけではなく、データも官僚主導で行ってきたという事実が最近判明しました。日本はもう、先進国ではありません。世界第何位というものも、統計をごまかしたことで、正しいとは言えなくなりました。こんなひどい国ってありますか？そんな国の国会議員は、何もしないで月に百万円がただ、もらえるんですよ。お子さんがいる家庭にたった一度、１０万円を出すだけでももめているのに、このギャップって、何ですか　頭に来ます。

　議員って、結局は選挙のためだけに働くだけの、それこそ税金泥棒でしかないってことなんじゃなくて？こんな奴らがのさばっているこの国は、もうおしまいですよ。民主主義も何もあったもんじゃないです。だから、私は政治家を信用しません。この国を信用できません。国民の信用を得るためにも、その税金の無駄遣いの月額百万円を廃止してください。それはもともと、戦後すぐの焼け野原で議員活動が大変だからと始まったもので、今は全く必要がないものなんですよ。そもそも、ｓ円居に出るのに二千万必要だとかって、それはお金のない人間が国政に参加できないってことですよね。それは絶対におかしいです。お金がなくても政治参加が出来ることこそ、大事なんじゃないの？もっと国民は政治家に、議員に、国会に文句を言いましょう。選挙でしか活動しない政治家なんて、この国に必要ないですよ。あの１００万円で高級ワインを買った議員がいるんですって、これって許せますか？

　いまどき通信費って、メールでことが足りるからお金必要ですか？いつまでもデジタル化できないのは、そういう議員のせいじゃないの？ばかばかしい！

日本沈没

　昨夜、ＴＢＳのドラマ「日本沈没」が最終回でした。ちょっと空振り的な終わり方でした。プレートが切れるなんてこと、あるのか？と思いました。まあ、北海道と九州が残ったのはよかった。でも、避難したのって、人間だけですよね。ペットや家畜はどうだったんだろうと気になって仕方ありません。あの福島の原発事故で牛舎が放置され、動けないまま餓死した姿を見たからです。

　人間は勝手だよね。

朝日歌壇１２月１２日

馬場あき子選

ＣＯ₂出さない国が水没し出しているのに自覚なき国　　　豊橋市　熊本直弘

鮭缶は高いと鯖缶買う夫は猫缶の方が高いと知らない　　さいたま市　齋藤紀子

　一首目、本当にそうですよね、その通りだと思います。日本は脱炭素政策が急務なのに、全然だめですよね、国際的な信用を失いますよ。自民党が利権がらみで古い体質を温存しているから、もうこの国はどうしようもないです。二首目、笑える話ですね、猫缶がそんなに高いなんて。ピンキリだけど、確かに高級品は高いですよね。

佐佐木幸綱選

寝台に昼も寝ている妻の顔田植せしこと稲刈りしこと　　山口県　山花俊作

姉が来て母が来て父までも来て私の迷い聞いては帰る　　富山市　松田わこ

　一首目、寝たきりになった奥さんの介護で、昔のことを思い出したのでしょうか。ご夫婦で米作りをすることができなくなったつらさは想像を超えるつらさだと思います。二首目は、高野公彦氏も選んでいます。そしていつも入選する常連の松田わこさんと梨子さんが親子だということが、あとの梨子さんの歌でわかりました。親子で短歌、いいですね。

高野公彦選

惚れっぽい天使が地上に堕ちてきて天に帰りぬ瀬戸内寂聴　　関市　武藤修

母のこと知ってるようでわからない一番好きなものは朝焼け　富山市　松田梨子

　天使ではなくて尼さんでしたが、確かに相当惚れっぽい女性でしたよね。尼になっても煩悩どっぷり、それが人間というものですから。二首目、お嬢さんはお母さんのことがよくわからない。親の存在って、そういうものです。いつかは親の年齢も越えて生きているのですから。子どもに向けた顔とは別の顔を必ず持っているものです。

永田和宏選

亡き人を語る言葉でその人と出遭うことありつわぶきの午後　周南市　香川文

　語ることでその都度、偲ぶことになります。忘れないことが、残された人が出来る唯一のことではないでしょうか。たくさん思い出しましょう。

朝日歌壇１２月５日

永田和宏選

四季とふは待たれる春に急な夏しのび来る秋気がつけば冬　逗子市　織立敏博

　いやあ、うまい表現だとつくづく感心しました。その通りですね。

馬場あき子選

二組の客に笑顔で配膳する海辺の宿に潮騒を聞く　　　　　佐世保市　近藤福代

　コロナ禍で大変な思いをしたと思います。たった二組の泊り客なんですね。それでも笑顔って、苦労がしのばれます。

佐佐木幸綱選

壁にあるスイスみやげのカウベルがスマホと同時に地震知らせる　横浜市　高梨英子

虫めづる老若男女しやがみこみひとつの巣穴のぞくわくわく　京都市　石原祐子

銀行で赤きセーターニット帽マスクずらしてわしだと和尚　　静岡県　末光愛正

　一首目、ご自分で行った時のおみやげでしょうか、今ではそう簡単に海外旅行もできなくなりましたね。ここ最近は地震多発で、毎日ひやひやしてます。二首目、虫好きが年代越えて集まって巣穴を覗いているのがなんだかほほえましいです。三首目、これもなかなかにユニーク。怪しげな風貌のお客が、なんと知り合いの和尚とは、マスクずらさなければわからないって。冬で寒いですもの、ニット帽は被りますよねえ。

なんとまあ、ボケたのかしら？

　ここ１０日くらい、胸やけがひどくて閉口していました。ちょっと家から遠いのですが、鼻から内視鏡検査が出来るというクリニックに、洗濯終えて朝食すませてから散歩がてら行ってきました。

　なんでも逆流性食道炎は、病気と言うより体質らしくて、加齢のせいでもなく、若い人もそうなる人が多く、私のように３年前に薬貰ってすぐ治る方が珍しいとのことでした。

　散歩から帰り、夕方に洗濯物を取り込もうとしたら、なんと洗濯ばさみを使っていなかったのでした。今日は風がなくて本当にラッキーでした。当たり前のことを忘れることって、ボケた証拠なのか悲しくなりますね。

　腰は痛くなるし、還暦すぎると、あちこち不具合が出てきて困ってしまいます。とりあえず胃酸を抑える薬を朝食後に飲むことになりました。