ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

中華はどうすればいいの?

2012年08月30日 20時21分29秒 | 日常

 夫は料理好きでした。いろんなものを、とっても時間をかけて作ってくれました。

 私一人になって、いろいろつく手は見るけれど、どうも二人で作った(といっても、私がちょっとお手伝いをするだけ)ようにはいかないのです。先日も、いっしょによく作ったロールキャベツ、私は失敗してしまいました。

 中華も素揚げしたり、いろいろ手をかけて凝ったものをつくってくれたものでした。好きだったなー、夫の中華料理。

 私にできるかしら?

 そういえば、夫の伯母が、陳建民の料理学校にずっと通っていて助手まで勤めたという女性でした。よく、彼の家でいろいろ料理を作ってくれたそうです。だからなのでしょうか、夫の母はそれほど料理が得意ではないそうです。天ぷらを作っていても、つまみ食いして十分だとか・・。まともに作ったものがあるのか?疑問です。夫は、伯母の影響を受けたのでしょうね。義母は、骨のある魚の料理は食べられないそうです。骨まで食べられるくらいじゃないと、骨だけ取ることはできないって、昭和ひとけた生まれでなんと不器用な人でしょうか!!!!

 真逆なのが、夫と父親。二人とも、まるで標本のように、魚をきれいに食べました。

 きれいに食べるということは、素晴らしいことだと思います。それは作った人への感謝の気持ちでもあるし、食材への贖罪でもあるのです。汚く食べるというのは、夫もわつぁひも一番嫌いな行為でした。

 食べるという食文化、美しくありたいと思います。

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樹木葬

2012年08月30日 20時15分44秒 | 日常

 夫は樹木葬を希望していました。そこで、彼の生前、首都圏でペットも一緒に入れる樹木葬を生前予約しました。私もいずれ一緒に入るという契約です。

 そこの樹木葬では、仏式の法要をしなければ、お寺の関係者の立会いの下で、自由な樹木葬が行えるようです。ただし、ほかの宗教の儀式はNG。

 30センチの穴を掘り、そこに直接か間接(布袋にいれるとか)で、お骨を収め、土を戻してから苗木を植えるのです。33年後は、そこはドングリの里になるそうです。

 ということは、私は夫の埋葬後33年以内にそこに入らなければいけないのでしょうか?まあ、それは大丈夫でしょう。そんなに長生きはしたくないですから。

 自由な埋葬式。彼の埋葬式。とにかく、台風が来ないことを祈ります。あの世で、そういう地下会を発揮してもらいたいものです。

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ティファールの圧力鍋

2012年08月29日 23時52分48秒 | 日常

 今日、ティファールの圧力鍋をおろしました。夫が買っておいたものです。

 実は、昨日、彼が好物だったロールキャベツを作って失敗してしまったのです。煮込みが足りなくて、やりなおしのために、新しい圧力鍋をおろしました。

 柔らかくなりました、よかったー。

 気をよくして、昔よく作って食べていたラタトゥイユも作りました。これでしばらく、料理作らなくて済むかな??

 圧力鍋をうまく使って、バランスよく食事をとりたいと思います。今日で禁酒二日目。でも、明日はスパークリングワインとラタトゥイユにしようかな?!

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マンハッタンの銃撃戦

2012年08月27日 08時54分33秒 | 日常

 警察の流れ弾で多くの市民が負傷したとのこと。これが、武器を持つことの弊害。

 武器を持たなければ、こんなことは起こらないのに。

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再放送も見ちゃいました、松本幸四郎

2012年08月26日 16時54分25秒 | 芸術

 父の持っていた本に、昭和の名優というのがあって、その中ですでに、松本幸四郎のラ・マンチャの男のことが載っていたのでした。

 先日、遅番で帰宅してその番組を途中から見て、感激しました。今日、最初からその番組の再放送を見ることができました。

 涙、涙・・・。感動しました。うーん、彼は、本当にすごい役者。長女の名前が、ドン・キホーテから来ているのをはじめて知りました。

 松本幸四郎、以前は市川染五郎として愛されている俳優。高倉健さんのように、いるだけで存在感がある人です。私が一番好きなのが、三谷幸喜の「王様のレストラン」の彼。もう、はまり役でしたよー。でも、彼の一番の活躍の場は、歌舞伎でありミュージカル、芝居の世界。

 演劇のものすごさを再確認しました。それは、観客の想像力が補って感動を増幅するのです。演奏もそうです。テレビのドラマやCDでは、違うのですよ。

 あの空間にいること、あの空間を共有しているという気持ちが、芝居や演奏に感動するんだと思います。だからかな、私はCDを聴くだけではあまり、感じないんですよね。

 芝居、そういえば、夫も、昔、好きだったようです。私も大好きでした。歌舞伎ではなく、小劇団ブームのあの夢の遊眠社。

 最初は、ドラマ作りにかかわりたくて、学生時代、六本木の放送作家教室に通いました。その後、芝居に夢中になり、OL時代は、そう、夫と知り合ったころ、劇団青年座研究所の夜間に通ったんですね。もちろん、「女優」ではなく、「脚本家」目指して。

 夫の団地時代の段ボールから、彼が早稲田大学在学中のサークル、影絵芝居研究会の台本がごろごろ出てきました。それに、当時の彼女に送るつもりの手紙の下書き(おいおい!)。私にはついに、手紙を書いてくれなかったのに。遺言書もありませんでしたねー。

 今の人たちがゲームにはまるのって、理解できません。それと、3D。すべてがよく見えてしまうのって、逆につまらないと思います。ゲームなんて、人の想像力に乗るだけなんだから、私にとっては屈辱以外の何物でもない。

 私にとって一番大事なのは、空間です。想像することが大事だし、それこそが素晴らしい世界。本もそう。ただの平面ではないのです。その中には、ものすごい空間がある。それを、読者が感じるものなのです。

 たぶん、夫と出会ったのも、芝居好きだったのも、ただの偶然ではなかったのかも。

 今日は、夫が静かに息を引き取ってからちょうど2か月目。感動をありがとう。たくさん一緒に音楽聞いたり芝居見たりして、幸せでした。

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いただいた大根で・・・

2012年08月25日 12時14分27秒 | 日常

 おっと、汚い台ふきんも写ってしまった!

 昨日、職場の地域の役員さん(趣味で畑で野菜つくりしているM氏)からいただいた、今抜いたとこ、みたいな大根。葉っぱもついていました、とげとげがあっていたいほど立派なのが・・。なんだか、色っぽいですよね、まっすぐじゃないのが。

 葉っぱも何とか使いたくて、ゆでてみじん切りにし、5年前に賞味期限が切れたオイルサーディンと合わせてディップにしました。これが意外とおいしいんです!

 朝から、食パン2枚も食べちゃいました、これで。

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女性ジャーナリスト山本美香さん

2012年08月25日 12時02分40秒 | 日常

 非常に残念な死です。彼女の、戦地での女性や子供を写した記事は素晴らしいと思います。彼女が伝えたかったことは、皮肉にも彼女の命を以て私たちに伝わったのです。

 普通の生活をしてきた人たちのその場所が突然戦場になるということを、日本人は知らない。

 竹島問題、尖閣諸島領有問題、これが突然、戦争になることだってあると思います。中国も韓国も軍隊を持っている。日本は、どうなるのでしょうか?

 戦争を起こさせない努力を、政治家はするべきです。今、外交力が問われているんですよ。国益とは、国民の利益でしょう。どうか、国民を危険にさらさないでほしい。

 戦争放棄した日本ができることを、もっと真剣に考えなくては。平和というのはどういうことなのか、考えるときが来たのではないでしょうか。

 暑い夏、日本は戦争に負けたのです。その結果が、今もこうして、中国や韓国に、道理に合わないことを言われ続けるのです。負けた戦争をした日本にも、責任があるのではないでしょうか?外交力に期待したいけれど、すぐれた政治家もいなさそう・・・。情けないですね。

 同じ人間なのに、どうして争うのでしょうか。

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18年前のお父様

2012年08月25日 11時59分21秒 | 芸能スポーツ

 貸倉庫から持ってきた段ボール箱、団地暮らしのときのものなのですが、そこから94年当時のものが出てきました。雑誌AERAが2冊。そのひとつがこれ。

 前の市川猿之助、よく見ると、今の香川照之そっくりではないですか。親子ですねー。

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どうしても、捨てられないもの

2012年08月23日 09時21分10秒 | 日常

 食器棚などを整理していたのですが、ひょっこり出てきたものが、どうしても捨てられません。それは、夫が壊れても使っていた彼の弁当箱。3年間別居していたときも、せっせと自分で弁当を作って出勤していました。ごまこが、焼いた鮭を食べたのを取り戻してそれもまた弁当箱に戻して食べたとか・・・。職場での不協和音、スタッフとの軋轢、「仕事をやめたい「。「禁煙したら辞めてもいいよ」・・・。相当、つらかった職場で皆に背を向けて一人で食べていたお弁当。その壊れたお弁当箱は、どうしても捨てられない。

 これは、私が死んだときに一緒に棺に入れて、焼いてもらおうかな。

 うちは冷蔵庫の上に、タッパー(と言ってしまうけれど本当は別の名前があるんですよね)を積み上げています。青いふただけが残っているのを、なぜだったのか最近まで思い出せませんでした。あの世で食べ物に不自由しないようにと、本体部分に白いご飯を詰めて、いっしょに焼いてもらったのでした。だから、ふたが残っているのでした。

 彼のいろんなものをたくさん捨ててしまいました。でも、弁当箱だけは、捨てられない。つらかった彼の証拠品だから。

 昨日、私学共済から遺族年金証書が届きました。ごめんね、彼は、年金もらうまで生きていたいと訴えていたのに、私がもらうことになっちゃった。

 職場でのストレス。私は異動当初よりは感じなくなったのですが、昨日、同じ立場の嘱託職員から、私と考え方があまりに違うのでストレスだと言われちゃいました。でも、考え方なんか、みんな違って当たり前だから、わたしは彼女との関係をストレスだとは全然感じていませんでした。

 職場は、仕事の場であって、仲良しクラブじゃないんだもの。同じ考え方の人間が大勢いるほうが、私には、気持ち悪い。マイノリティーの人生だったからかな?

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鍵盤は苦手だけど・・・

2012年08月22日 09時39分58秒 | 日常

 せっかくピアニカで練習していましたが、友人が鍵盤を貸してくれるというので、ちょっと練習しようかと、ヤマハで楽譜がネットで買えるシステムを使って手に入れました、夕星の歌のピアノ譜。しかし、中級と言っても、私は弦楽器オンリー。夫のほうが、鍵盤に限っては上手でした。私はバイエルの下の途中で断念したんですから。

 ま、期限があるものですから、がんばってみようかな?世の中、便利になりましたね。315円で楽譜をネットで買えるのです。そうでもしないと、ローランド社の電子ハープシコード、我が家では眠ったままでしたね。

 何事もチャレンジ!?

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