長く生きていると、お気に入りの道具がなかなか手に入りにくいということが起きてしまいます。調理道具でも、昔から使っていたものを、そろそろ新しいものにと思っても見つからないことがあるのです。まあ、還暦以上の高齢者だからしょうがないのかしら。それでも、使いやすいものはずっと作り続けてもらいたいものです。
夫が生きていたころは、調理道具のゴムベラをよく使っていました。それも、ゴムの部分が取替可能なものです。確か、東急ハンズで買っていました。本体も古くなってきたので、買おうとカインズに行ってみたら、同じものはありませんでした。それに、当然取替部分も売っていませんでした。八王子に住んでいた頃は確か、京王アートマンでも売っていたような・・。あーあ、長生きするとこういうことになるんですねえ。結局、一つしかなかった似たようなものを買って家で開けてみたら、造りが雑!どこで作ったのかと思ったらなんとメイドインジャパン!仕上げがひどくてお話にならないけれど、そう高くないものなのであきらめ、普段から使っている愛用のゴムベラを探してみました。これは「アイデアル」と銘がついている新考社のもので、そのメーカーのオンラインショップで買うこともできますが、代引き限定で送料もかかるので、取替部分を買うのなら他で手に入らないからいいけれど、本体はなんとか楽天市場で見つけました。
もう一つの道具は、トングです。先日、パスタを作っていて使ったのですが、下に落とした時にぽっきり折れてしまったのです。その形が気に入っていたのですが同じものが全く見つからない。こんなに簡単にこわれるものなのでしょうかねえ。私も今朝から腰が痛くて、それこそぽっきりになっちゃったりして。年取るのは困ったものです。ゴムベラ、正式にはスペチュラというそうです。舌噛みそう。活舌トレーニングにはいいかもですね。