今日は夫が、職業訓練校のクラスの当番だそうで、早めに出かけ、教室の生徒たちの昼食の注文をとったりするそうです。
みな、職業を求めてエクステリアを勉強する人たちで女性もいるそうです。年代はさまざま・・・。夫は、最初の親睦会には、出ませんでしたが、まあ、なんとか回りに気を使っているようです。それで、彼は携帯電話を持っていないので、仕出しの発注は困るだろうから、しかたなくですが、わたしの携帯を一日貸すことにしました。
いまどき、持っていない人のほうが珍しいのですけど・・・。実は私も電話としての機能はほとんど使っていないのです。もちろん、高いからネットも見ない。もっぱら、メールのみ。一応、簡単マニュアルの電話をかけるというページだけコピーして一緒に渡しました。
昨日は午後が休みの日で、帰りはハローワークで、失業給付最後の手続きをしたそうです。あーあ、これからまったく収入がなくなるのかと思うと、なんだか怖い・・・。ネット株をやるといってPC選んだのに、ぜーーんぜん、使っていない。まあ、この世界不況に株に手を出さなかっただけ、ラッキーなのかも。
そうそう、夫の今の状況みたいな映画を先日、久しぶりに下高井戸シネマで見てきました。「トウキョウソナタ」です。夫は、「東京物語」?なんて勘違いしていましたが、小津安二郎ではありません。家族4人のバラバラの状態とその再生みたいな、面白い映画でした。でも、私の後ろの列の三婆が、マナーが悪くてずっとしゃべっていて、頭に来ました。文句言いたかったのですが、そのうち、気にならなくなりました、というより、気にしないようにしました。
この手の中高年のマナーの悪さに最近は外出のたびに遭遇します。一体、いい年してどういう教育受けてきたのでしょう、情けないですね。
こういうとき、夫は面と向かって注意するそうです。そうすると相手は、「高齢者に向かってなんだ」というらしいの。すかさず、「いい年して、何やってるんだ、みっともない!」と一喝するそうです(パチパチ!)。
妻は専業主婦、夫はリストラされたのが妻に言えず、背広着て出かけてハローワークに通ったり図書館に行ったり・・・、そしてビルの清掃員の仕事にやっとありつけるのです。長男は、大学に通うも生きがいが見つからず、米軍に入隊するのです。そして中東に派遣・・・。平和について、それでも一生懸命考えているだけすごいのかも。でも、小泉今日子演じる母にしてみれば、息子が人を殺すか殺されるかの状況にいるのが辛すぎる、これはわかります。ストレスはそれぞれ、皆持っています。誰もが、何も感じないで生きているわけないもの。
今、若者は恋愛をしないそうです。携帯持って、結局、人との距離は余計に遠ざかり、それでも一人でいるほうが気楽という生き方になってしまうのでしょう。
愛を感じなくなって生きるのは、いいのかわるいのか。恋をする意欲もわかなくなった若者、それよりはマナーの悪い中高年のほうが、まだエネルギーがあるってことかな・・、うーーーん!
今日、はじめて、佐々木秀実というシャンソン歌手の歌を聴き(愛の賛歌)、号泣したくなるくらい感動しました。シャンソンはいい!彼のCD、衝動買いしてしまいました。早く聴きたいです。シャンソンは、大人の世界。秋元順子といい、大人の歌はいいですよね。そろそろ、日本も大人にならなくちゃ。
さて、お昼の発注、夫はちゃんとできるかしら、携帯で。ちょっと心配。