ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

国立散策

2010年03月31日 16時05分48秒 | 日常

 昨日は友人に誘われて、国立の桜を見に出かけました。まず、谷保で待ち合わせして、猫雑貨の店に入って、夫が気に入っている「ネコマンジュウ」シリーズのポーチをゲット。この猫の絵は、なんとも面白いのです。ピンクもあるのは、知りませんでした。

 谷保から一橋大学へと散歩しました。八王子はまだまだですが、国立の桜はけっこう見事に咲いています。そして一橋大学の入り口で見たのは、大きな看板。5月30日に大学構内の兼松講堂で、バッハのヨハネ受難曲の演奏会があるそうです。もちろん、古楽器オケ。指揮とチェンバロは、渡邊順生さん、そして解説が礒山雅さん、演奏は、と、あれーーー??なんか、変だぞ。友人と顔を見あせて大笑いでした。別なことを期待して、違うお客が来ちゃうんじゃないのかな?

 平日だというのに、こじゃれた駅前通りの店先にはけっこう人が入っていました。おいしいと評判の洋菓子アントルメも、外から覗きました。えらいのは、「ピーポ君の家」のステッカーが貼ってあったこと。地元密着で、いいですね!

 国立ではアジアンファッション雑貨の店も、どことなく、ハイソな雰囲気でした。いろいろ見て回り、買ったのはさきほどの「ネコマンジュウ」のみ。私の財布の紐は相当に固いです。そして、裏通りに入って、お目当ての中国茶カフェ「亀福」に。落ち着いた雰囲気で、なかなかくつろげます。そして、中国茶のおいしいこと!色が出るかぎりはいつまでも飲めるこの中国茶、鉄瓶に入ったお湯を素敵なガラスとろうそくの炉においてくれるので、延々と飲み続けていました。まさにお茶腹状態です。おやつセットの小豆(のようなもの)アイスとの相性も抜群でした。隣はギャラリーになっていて、そこの雰囲気が素敵でした。そしてこちらのお嬢さんがプロのハープ奏者(かなりの美人です!)で、定期的にこのカフェでコンサートがあるそうです。必聴(必見)ですね。

 もう一人の友人が仕事が終わるのを待って、国立のイタリアンで食事をしました。その店も、素敵でしたよ。シチリアのペコリーノチーズのサラダや、エスカルゴ、それにブイヤベースやパスタまで食べて、ワインも赤と白、とってもおいしかった・・・。ご機嫌な国立の夜!昨夜は、私の就職祝いだったのかな、なんだかうれしいやら申し訳ないやら・・・。素敵な夜をありがとう!

 いよいよ、明日から就職です。ドキドキします。どうなるかな。とにかく、遅刻しないよう、ちゃんとしないと!慣れたら、また裁縫手芸を楽しみたいです。専業主婦が長かったので、昔のように働けるのか不安です。まずは、毎日化粧をして出かけないと!?

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2つ目の小箱

2010年03月29日 23時03分15秒 | スローライフ(手作り)

 今日一日かけて、二つ目の、前回よりもちょっと小さめの小箱を作りました。同じ生地を使って、同じように作ったのですが、今回は「本物」の水張りテープを使いました。でも、これが意外と難しいのです。夫の最初の偽テープのほうがよほどうまく使えました。角をきっちり上手に貼るのが難しいのです。使ううちに、コツがつかめるといいのですが。

 蓋の部分も、最初はつなぎ目に失敗して、どうしても納得いかなくて、結局、少しはがして作り直しました。ベルベットの生地が少し傷んでしまったのが、残念・・・。

 慣れたらもっと上手に作れるとは思いますが、不器用だからどうでしょうか。今度は、丸い形の小箱を作ってみたいです。ますます、水張りテープの課題が重く押しかかりますね。

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雪が降ってきました

2010年03月29日 07時40分03秒 | 日常

 もうすぐ4月というのに、今朝は雪が降ってきました。ちょうどインターバル速歩にでかけたとき、雨かと思ったら雪になってしまい、慌てて速歩してきました。

 マロースが戻ってきちゃったんですね。マロースとは、冬将軍の意味だそうです。27日午後4時、倉本聰のラジオドラマ再放送を聴きました。「マロース」。ラジオドラマ、それは聞こえる声や音で自分が想像してドラマを「感じる」、見ることとは全く違う別世界です。久h渋りにラジオドラマを聞きました。とても新鮮で、どきどきしました。倉本さんの「自然に対する人間への警告」、切実に感じました。女優森上千絵さん、彼女は富良野塾出身だったんですね。

 私たちは、見ることで満足してしまってさらに3Dまで進んでしまうけれど、見えることがすべてじゃないという当たり前のことを忘れているのではないかしら。

 見えるのではなく、見せられていることにもっと気づくべきです。

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コフレコレ!

2010年03月27日 21時03分25秒 | スローライフ(手作り)

 つまみ細工から、和の小箱作りに興味が移り、図書館でその本を借りてきました。そして、このところ、板目表紙を切り刻んでせっせと作り始めたのが、小箱の土台で、それに、お気に入りだったバラの柄のパジャマの生地を貼り付け、さらに蓋をベルベットの生地にしてはじめて作ったのが、このコフレコレです。コフレコレとは、フランス語で、コフレが小箱、コレは貼るという意味だそうです。

 夫に頼んで買ってもらった「水張りテープ」は、どうもそれではないらしく、日東のソフトテープというマスキングテープのようなものだったので、ボール紙を組み立ててつなげるのに使ったそのテープではちょっと強度に問題があったかもしれません。でも、内側にも布を張ったボール紙をめぐらせたので、大丈夫だと思います。私が夫に、「本当に、これは水張りテープなの?」と聞いたので、彼は今日の用事のついでに、世界堂で買いなおしてきてくれました。でも、本物の水張りテープは、使いにくそう・・・。

 ベルベットの蓋には、同じパジャマ柄のつまみ細工と、オカダヤでのセールの時のつめ放題ボタンでゲットしたお気に入りのボタンを中心につけて飾ってみました。

 欲を言えば、細部はけっこういい加減で、もっときれいに仕上げるべきでした。でも、アレンジして自分の思うように作った最初のコフレコレ、まあまあですね。今度はもっと小さい箱でいろいろ作ってみることにします。

 明日は、久しぶりに千葉の義母に夫婦で会いに行ってきます。来月から私は就職するので、また当分、彼女に会いに行かれなくなります。

 初出勤の日まで、もう緊張が募るばかりです。まるでオリンピック選手です。50代の嘱託職員、そんなに肩に力入れなくてもいいのにと思うのですが・・・。もう、ドキドキでんねん!?だからこそ、毎日、最後の自由な時間を手芸で紛らわすしかないという感じなのですね、とほほ。箱にはまった私は「箱女」です(安部公房の小説に「箱男」というのがありました)。

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怖い冤罪

2010年03月26日 13時09分39秒 | 日常

 今日、菅家さんの無罪が確定しました。17年半の冤罪による服役の補償はどうなるのでしょうか?一人の人生の自由を奪った国家の罪は大きいと思います。

 裁判員制度ができたからといって、冤罪が消えるわけではありません。個人の自由が奪われることの恐怖は、当事者でないと理解できないのかもしれないけれど、底知れない恐ろしさを感じます。誰も同意してくれない、誰も理解しようとしない、そして強引に誘導されてしまう・・・。明日はわが身かもしれません。

 自分の思い通りに、人を引き込むというのは、つまりはその人の自分勝手なのでしょうけれど、これは案外、蔓延しているように思います。先日から読んでいる「アンダーグラウンド」で、サリン被害にあった営団地下鉄の職員の方は、地方から東京に就職してずっとその仕事をしているのですが、その当時(15年前)のもっと前から、乗客、つまり日本人のモラルの低下、人間としての醜さのようなものがはっきりわかってきたと言っているのです。

 私も最近、特にそう思います。だから余計、運転したくなくなるのかもしれません。ドライバーのモラルもそうだけれど、実は歩行者のモラルの低下が甚だしいのです。本当にイヤになります。赤信号でも平気でゆっくり横断歩道を渡ります。誰もが守らない信号なんて、何の意味があるのでしょうね。お年寄りなら特に、点滅し始めたら横断は無理だから、昔なら渡らずに待ったはずなのに・・。

 こんなご時世だからこそ、もっと穏やかに相手を思いやって生きようではありませんか。

 先日の渋温泉の信濃路の春子おばあさんに、写真と父の絵の画集を送ったら、そのお礼にと信州蕎麦が届きました。すごくうれしいです。

 さて、今日は、念願の箱作りをしてみます。コフレフレというらしいですよ、おフランスでは。

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はじめてのつまみ細工

2010年03月25日 15時22分36秒 | スローライフ(手作り)

 ちりめん細工をしていると、たくさんのハギレが出来てしまいます。それを金平糖袋に入れて、いつか何かに役に立つと思ってきました。そして、先日、書店で「晴れの日を彩る つまみ細工の花々」を買って、これならいいかも、と必要な道具をいろいろ物色していました。そこで、ビーズやテグス、手芸用ボンドも買って、夫にはラジオペンチなどを100円ショップでそろえてもらいました。そしてペンチ類のサックを皮で縫って作り、インターネットでいろいろ調べていくうち、今度は「空き箱に布を張ってみたい」と思うようになり、絶版になっている本を図書館で借りました。こちらも面白そうです。

 両者共通するところは、「縫わない」ことです。でも、水性とはいえ、ボンドが手指にくっつくのがつらい。子どもの頃の「図工」そのものといった気分です。

 そして、見よう見まねではじめてつくったのが、携帯ストラップ代わりにちりめん細工の貝に取り付けた花のつまみ細工です。案の定、手がボンドでベタベタ・・。これはなんとかならんのかい!と思いました。肌が弱い私に、果たして続けられるのか、ビミョーです。それに、あまり美しく仕上がらなかったような(とほほ)。そうなんです、先日、携帯ストラップのビーズの輪が壊れちゃったのです。それで貝をつけたのですが、なんともつまらなくて・・・。でも、つまみ細工の花をつけたら、今度は、フジツボみたい?!ビーズなんて、はじめてです。

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どうなっちゃうの、民主党

2010年03月24日 14時27分17秒 | 日常

 支持率30パーセントを割ると、上昇はありえないということで、突然の解任の留任、まったくわけのわからないドタバタ民主党です。ずっと応援してきましたが、ここに来て、どうも信頼できない気がしてきました。だって、それはまるで専制国家のような小沢一郎党なんですもの。こんなのでいいのでしょうか?

 野党になった自由民主党の「自由」を取ったら民主党。まさにそのままですよね。お金のスキャンダルは昔からずーっとあったし、政策は見切り発車的で、前の与党も今の与党も、税金の無駄遣いには変わりがないし。

 この国は一体、どうなっちゃうのでしょうか?

 アメリカの国民皆保険制度への前進と同じように、高校教育費無料化も、先進国では当たり前のことだから実現するべきだと思いますが、一体、どこをたたいてお金が出るのかな。打ち出の小槌みたいにして消費税をあげないでもらいたいけれど、かといって国債発行ばかりして借金作られても・・。あ、そうか、先進国でなくなれば、どうでもいいんだっけ・・・。まあ、この政府で一番良かったことは、食文化のマグロを守ったことですね。それだけはよかった!

 普天間をどうするかで迷走しているけれど、またまた海兵隊がひき逃げしたりしているじゃない。そういうならず者軍隊は、硫黄島とか、婦女子一般市民がいないところに基地を移転したほうがいいと思います。なんでもっと事件を大きく取り上げないのでしょうか。そして、基地の問題は、すべての国民が、もっと真剣に考えるべき問題なのです。沖縄に押し付けてきた本土の人たちは、ひどいと思いますよ。こちらで悪さばかりする集団には、帰ってもらいましょう。軍隊なんて、差別と虐待の巣窟としか思えませんが・・・。

 闘争心イコール暴力です。それを、守るとかいっているのがおかしい。男性であることを誇示するのが、軍隊の本質でしょう。結局は、そこから差別や虐待が生まれるのです。だとしたら、環境ホルモンで女性的になったとしても、それはそれでいいほうに進化したと考えていいのではないかしら。喧嘩をしないことこそ、外交の真髄でしょう。武力、兵力を抑止力にするという考えこそがもう、時代錯誤ではないでしょうか。もう基地はいらない。そんな当たり前なこと、誰もどうして言わないのかな。アメリカのパワハラに屈するな!

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飲み会!

2010年03月21日 18時18分46秒 | 食に関して

 金曜の夜、久しぶりに繁華街で飲みました。某劇団の研究所(といっても夜間だからアマチュア専門です)の仲間が、東京に来るとの連絡があったので。彼女は息子さんが東京の大学にいるし実家も東京なので、年に何度か来ています。去年も一緒に飲みました。今年は、二人だけですが、新宿で待ち合わせして、日本酒が好きな彼女のために選んだのが、大昔に一度夫に連れて行ってもらった居酒屋「天狗舞」。あの銘酒「天狗舞」のアンテナショップです。PCで調べてクーポンをプリントアウトして、1割引ですからラッキー!そのあと、彼女が昔アルバイトしていた「リフレイン」の入っているビルの2階に同じ系列のピアノバーが、まだあるかなーということで2軒目に行ってみることにしたのです。私も昔、入ったことがあったようななかったような・・・。ダンスという店には行ったことがあるのです。とにかく、大竹信子さんは本当に手広く成功していますよねー。いやー、素晴らしい!私が初めて彼女に会ったのは、新宿ゴールデン街の「異邦人」の雇われママさんを彼女がしていた頃です。当時、私は編集のアルバイトをしていて、先輩の編集者に連れて行ってもらったのでした。その後、大手予備校の職員になったときも同僚が異邦人を知っていて、よく仕事帰りに行きましたっけ・・。その頃、芝居好きが高じて劇団の研究所夜間コースに半年通ったのでした。だから、新宿や下北沢でよく飲んだこと!もちろん結婚前ですが・・。25年前に半年一緒に勉強した友人と、こじゃれたカクテルバーで飲んでいました。「天狗舞」の庶民的な雰囲気とはまた格段の違いでした(料金も!)。今となっては、オヤジがたくさんいるような天狗舞のほうが、気さくでいいですね。どうも、性格がスノッブは受け付けないかも。金曜の夜だけあって、その二つの店ともに、すぐに大勢で混みあっていきました。

 京王線のダイヤ改正で、ますます、新宿から夜帰宅するのに時間がかかっている気がします。なんでだよーー!シンデレラ状態でしたが、夫はご機嫌でよかったです。

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土筆、今年も収穫できました

2010年03月21日 18時13分10秒 | 食に関して

 収穫といっても、庭に勝手に生えている土筆です。昨日、洗車しているときに、見つけました。

 さっそく、はかまを取ってゆでて「にんべんのつゆ」で味付け。おいしいんですよ!初物です。

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5年ぶりのバゲット!

2010年03月21日 18時00分45秒 | スローライフ(手作り)

 島津睦子先生のパン教室師範科に通っていたころは、毎日パンを焼いて先生に見てもらっていましたが、その最後の課題がバゲットだったのです。本当に難しくて、先生も私の不器用さに呆れて、クープはやっているうちにうまくなるでしょうからとやっと合格点をぎりぎりでいただき、なんとか卒業できました。それからしばらくはバゲットを焼いていたのですが、あまりクープはうまくなりませんでした。で、先日は久しぶりに作らなくちゃと思って「リスドオル」を買い、今日、1ドイツサワー種の種継ぎをしたあと、半日かけて(11時から5時まで)作ったのです。

 バゲットのホイロ(仕上げ発酵)は、キャンバス地で布取りします。そのための小さな目玉クリップが見つからなくて、慌てて啓文堂で買って来ました。

 課題では粉500グラムでバゲット3本でしたが、ふち無し天板に2本並べるのはけっこう大変なので、300グラムで2本作ることにしました。

 フロア(一次発酵)は2時間たってからパンチをいれてさらに1時間ですが、110分にパンチ後55分にしました。ドライイーストを使うのも久しぶりです。バゲットには生イーストは使わないから・・・。

 やっぱり、クープはちょっと失敗。でも、焼けたときのパチパチいう音はとても気持ちの良い音楽です。それにパンの香りが最高ですから・・・。せっかくだから、今夜このパンを食べることにします。

 形は、バゲットというよりも、バタールですね。でも、バゲットのつもりなんです・・・。

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