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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市のサービス業の顧客獲得コンサルティング、技術相談員の説明会、横浜市のサービス業のホームページコンサルティングをします。
今日は金融機関からの融資を得やすくするコツについてです。
1.日頃から金融機関に対して自社の状況をよく説明すること
情報を公開することをディスクローズすると言いますが、中小企業の場合、最大のディスクローズ先は、やはり金融機関であると考えましょう。年に1度の決算書は勿論のこと、月次の試算表、現在取り組んでいる事業のこと、現在の受注の状況等を簡単なレポートにまとめて、こちらから金融機関に提供するとよいでしょう。
2.決算公告を行うこと
あまり知られていないことですが、すべての株式会社は官報か、日刊新聞か、ホームページ上で決算公告を行う義務があるのです。大企業はP/L(損益計算書)も公告義務がありますが、中小企業はB/S(貸借対照表)のみの義務があります。費用が掛からないということからも、中小企業の場合は、自社のホームページでB/Sを公開することをお勧めします。
株式会社スプラムの決算公告
http://www.spram.co.jp/koukoku/index.html
3.事業計画を持つこと
事業計画を作り、金融機関に提出したほうがよいでしょう。例えば、ある製品の今後の売上計画はこうなっており、徐々に売上をアップさせていくので、仕入代金として今3,000万円借りたい、という感じです。
4.資金繰り表を作ること
月ごとに、資金の出入りがどのようになるのかを予想した表のことを資金繰り表と言います。キャッシュフロー計算書は年間単位で作るものですが、資金繰り表は月単位で作るものなのです。金融機関からすれば、資金繰り表がしっかりとある中小企業には、やはり安心して貸すことができます。
5.計画承認を得ておく
例えば、中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画の承認を知事から得ておけば、その計画で必要となる資金は借りやすくなります。
中小企業経営者の皆様、新しい日本は我々中小企業の力で造ります。いつでも借り入れができる状態にしておきましょう!
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