連休でした。なぜかまた天気がよろしいです(^^)
ということで山に行かせていただきます。
2週連続で新穂高から入ります。
またもや到着は午前0時、さっさと寝てさっさと起きます。
今度はかなり奥深い山域なので、午前3時にスタートしました。相変わらず暗闇はあまりいい気分ではないですね。
途中の林道で熊糞がほんわか~と、やったばっかりですねこりゃ。
今年はドングリが大凶作だというので、熊も危険を犯して食料を調達に出てくるかもしれませんね。
鈴って意外と遠くまで聞こえないので、僕は鈴も持つんですけど要所で沢笛を吹きます。リズミカルに吹きます。じゃないと、緊急時と間違って周囲に要らぬ心配をかけてしまいますからね。
さて今度の山は、北アルプス南部の奥地で黒部源流域のあたりです。
2日でやるのは大変です。
では結果から申し上げますと、2日間の歩行距離→53.8km、累計標高差→7836m、行動時間→27.5時間でした。
今までの経験だと、僕のツラい度は1日の歩行距離20km、標高差2000mでだいたいもういいかな?って感じなので、今回の頑張っちゃった度がどのくらいなのかよくお分かりいただけるかと思います。
それなのに、せっかく奥地に行くのだから(これは説明しても山やる人しかわからないかな?)、新穂高から鏡平経由で双六岳、丸山岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳の6座を初日に登り、翌日暗いうちから祖父岳、樅沢岳、弓折岳、大ノマ岳、抜戸岳を登って笠新道で下山しました。特に抜戸岳は先週の笠ヶ岳の時に、山頂が分からず登り残した山です。どうしても登っておきたくて、再び笠新道を降りる羽目になったという訳です。でもこれで笠連山制覇です(^^)
だんだんと疲労がたまり、タイムも短縮できず、20歩ぐらい登ると止まる、また20歩ぐらいで休む。そんな感じでした。
ようやくたどり着いた最後の抜戸岳で珈琲タイムと燃料補給(食料ね)をして下山に入ります。が、抜戸岳は短いですがけっこう危ないガレ場です。慎重に行かないとこの世とおさらばになりかねないです。ま、見る限り相当な傾斜と落差ですね。
抜戸に限らず北アルプスは岩陵帯が多く傾斜も激しいため、どこも気が抜けませんね。今日も県警のヘリが飛んでいました。救急車も僕がいるわずかな時間でさえ2台来てました。
抜戸岳からの下山は、新穂高までおよそ5時間の標準コースタイム。登りはヘロヘロでも下りは使う筋肉が違うんですね、笠新道の登山口まで1時間55分でした。新穂高までだと2時間35分でした。ああ…登りも強ければもっと余裕持てるのに。
宿泊は水晶小屋を利用しました。
もちろん風呂無し、水は天水(つまり雨水ね)です。
今年は天気が安定しないので、この連続した晴れを利用する登山者が多かったのでしょう、小屋は人数多めです。
こんなときは、一つの布団に2人とかになります。この日は3枚の布団に4人でした。まあまあ寝れます(笑)
面白いのが、こんなときは登山者同士の連帯感が生まれて話も弾みます。女性陣の一角はいつまでも話に夢中でした。どんどん声も大きくなるし、周りが見えてませんね(笑) 男性軍はすでに床についた人も多いのにね(^^;)
それを子守唄(?笑)に僕もいつの間にか堕ちていきました。そしてこの欲張りな計画のために一番で小屋を出ました。
今回初めてトレランっぽいシューズを使ってみました。少しでも足元を軽くしてこの山々に備えたかったし、前回の笠ヶ岳でトレランの方の意見を聞いたからです。
でも、まるっきりのトレランシューズでは不安があるので、重さ約400g程度の足首まであるゴアテックス素材のものを用意しました。いや、軽いですよ。登山靴の半分の重さですからね。
ただ、靴底が薄くグリップも弱いです。かかとが丸い形状だったので、スリップすると抑えられません。ザレたところで何度も転びました。これはコツがいりますね。ザレた斜面では滑落が怖くてスピードを出せませんでした。そのかわり、足そのものはどこも痛くならないですね。インソールで土踏まずのアーチだけ確保してあげれば、かなり楽です。
でも僕はもう履かないかな。頼りない感じがどうしても無理です。
そんなこんなで苦しくも楽しい山行となりました。
ということで山に行かせていただきます。
2週連続で新穂高から入ります。
またもや到着は午前0時、さっさと寝てさっさと起きます。
今度はかなり奥深い山域なので、午前3時にスタートしました。相変わらず暗闇はあまりいい気分ではないですね。
途中の林道で熊糞がほんわか~と、やったばっかりですねこりゃ。
今年はドングリが大凶作だというので、熊も危険を犯して食料を調達に出てくるかもしれませんね。
鈴って意外と遠くまで聞こえないので、僕は鈴も持つんですけど要所で沢笛を吹きます。リズミカルに吹きます。じゃないと、緊急時と間違って周囲に要らぬ心配をかけてしまいますからね。
さて今度の山は、北アルプス南部の奥地で黒部源流域のあたりです。
2日でやるのは大変です。
では結果から申し上げますと、2日間の歩行距離→53.8km、累計標高差→7836m、行動時間→27.5時間でした。
今までの経験だと、僕のツラい度は1日の歩行距離20km、標高差2000mでだいたいもういいかな?って感じなので、今回の頑張っちゃった度がどのくらいなのかよくお分かりいただけるかと思います。
それなのに、せっかく奥地に行くのだから(これは説明しても山やる人しかわからないかな?)、新穂高から鏡平経由で双六岳、丸山岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳の6座を初日に登り、翌日暗いうちから祖父岳、樅沢岳、弓折岳、大ノマ岳、抜戸岳を登って笠新道で下山しました。特に抜戸岳は先週の笠ヶ岳の時に、山頂が分からず登り残した山です。どうしても登っておきたくて、再び笠新道を降りる羽目になったという訳です。でもこれで笠連山制覇です(^^)
だんだんと疲労がたまり、タイムも短縮できず、20歩ぐらい登ると止まる、また20歩ぐらいで休む。そんな感じでした。
ようやくたどり着いた最後の抜戸岳で珈琲タイムと燃料補給(食料ね)をして下山に入ります。が、抜戸岳は短いですがけっこう危ないガレ場です。慎重に行かないとこの世とおさらばになりかねないです。ま、見る限り相当な傾斜と落差ですね。
抜戸に限らず北アルプスは岩陵帯が多く傾斜も激しいため、どこも気が抜けませんね。今日も県警のヘリが飛んでいました。救急車も僕がいるわずかな時間でさえ2台来てました。
抜戸岳からの下山は、新穂高までおよそ5時間の標準コースタイム。登りはヘロヘロでも下りは使う筋肉が違うんですね、笠新道の登山口まで1時間55分でした。新穂高までだと2時間35分でした。ああ…登りも強ければもっと余裕持てるのに。
宿泊は水晶小屋を利用しました。
もちろん風呂無し、水は天水(つまり雨水ね)です。
今年は天気が安定しないので、この連続した晴れを利用する登山者が多かったのでしょう、小屋は人数多めです。
こんなときは、一つの布団に2人とかになります。この日は3枚の布団に4人でした。まあまあ寝れます(笑)
面白いのが、こんなときは登山者同士の連帯感が生まれて話も弾みます。女性陣の一角はいつまでも話に夢中でした。どんどん声も大きくなるし、周りが見えてませんね(笑) 男性軍はすでに床についた人も多いのにね(^^;)
それを子守唄(?笑)に僕もいつの間にか堕ちていきました。そしてこの欲張りな計画のために一番で小屋を出ました。
今回初めてトレランっぽいシューズを使ってみました。少しでも足元を軽くしてこの山々に備えたかったし、前回の笠ヶ岳でトレランの方の意見を聞いたからです。
でも、まるっきりのトレランシューズでは不安があるので、重さ約400g程度の足首まであるゴアテックス素材のものを用意しました。いや、軽いですよ。登山靴の半分の重さですからね。
ただ、靴底が薄くグリップも弱いです。かかとが丸い形状だったので、スリップすると抑えられません。ザレたところで何度も転びました。これはコツがいりますね。ザレた斜面では滑落が怖くてスピードを出せませんでした。そのかわり、足そのものはどこも痛くならないですね。インソールで土踏まずのアーチだけ確保してあげれば、かなり楽です。
でも僕はもう履かないかな。頼りない感じがどうしても無理です。
そんなこんなで苦しくも楽しい山行となりました。