TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

バックカントリー神楽峰

2015年03月03日 | Weblog
今シーズン初めてのバックカントリーに来ました。
新潟の神楽峰(かぐらがみね)、苗場山のとなりです。
かぐらといえば、バックカントリーに出た男女3人が遭難し救助されたことが記憶に新しいですね。
神楽峰はバックカントリーとしては非常に簡単な山、つまり初級者がデビューするにあたって、この山を選ぶことが多いと思います。
しかしですね、やはりどんな山でも自然が牙を剥いたら人間なんてイチコロってことですね。

さて、前夜に出て高速代を浮かせるべく太田桐生まで下道をひた走ります。さすがにすべて下道を走るには、いささか歳をとりすぎましたからね(笑)
土合のパーキングで夜を明かし、買っておいたパンをフライパンで焼いて、珈琲を淹れました。そののち移動して三俣のロープウェイに乗り込みました。何本かリフトやゴンドラを乗り継いでゲレンデトップに着きました。ここまで約40分。そこから登山届けを提出してスタートします。
初めての山なので装備は万全にしました。そこまでいらないだろうと思っても、やはりあの一件の後でもありますしね。不運が続く時ってそんなもんですよね。板が壊れたら歩けば済むかというと、そうはいかないのですよ。身体が埋まって、たかが数メートルに一時間なんてことさえ起こります。その時のためのワカンも念のため持ちました。

さて、ハイクアップです。
ひさしぶりの登山はとてもつらく、たいした距離でもないのに何度も立ち止まる始末。やっとの思いで稜線にたどり着き、山頂を目指します。雪はクラストしていてガリガリ。そこをトラバースしながらなんとかたどり着きました。

山頂から少し下ったところでしばしの休憩。後から登って来たパーティーと談笑しながらドロップの準備をします。方向を見定めながらGPSで位置を確認し、ゆっくりと滑走していきます。
荷物を背負っているので、バランスが取りにくく、惨めな滑りになっています。幸い誰もいないので恥ずかしくもないですが、心はショボーンとします。あっという間に…と言いたいところですが、なんとかスキー場に戻ってきました。

その後、スキー場を少し滑って早めに下山しました。
まだまだ修行は足りないようですね。今度はゲレンデでもザックを背負って滑るようにしたいと思います。

さて、明日は久しぶりに昔の飛び仲間達と滑ることになります。
今日のような無惨な姿を見せずに済むでしょうか…(^^;)
コメント
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