東日原からバスに乗ったのは僕らを含めて3人。
もう一人の方はザックは背負っているものの、山登るという雰囲気はありませんでした。
やがて川乗橋に到着。
僕らを降ろしてバスが走り去ります。
僕は70リットル、従弟は60リットルにマットレス外付けという荷物です。
『どうだい?奥多摩の雰囲気は』
東京の端っこ、便利だしお洒落な人多いし、都会に近い山ってこうなのよ。
…。
他に登山者なしだから、お洒落かどうか判断しかねますね。
ゲートの看板には今年の夏に目撃された熊の注意喚起が貼り出されていました。
他人事では済まされないですよ。なんてったって僕もこの春に熊とにらみ合いしてますからね。
そのへんは抜かりなく手はずを整えての入山です。
(ギャーピーと時折声をあげるだけですけどね)
従弟は初めての避難小屋泊です。そして初めて山中で寝ます。さらに20キロ超えのザック。それを担いで初めての破線ルートに挑戦となります。
まずはルート序盤に現れる『百尋ノ滝』。これには従弟もやられたようです。
『これは素晴らしい』
この落差で、滝つぼの正面まで入れるのは素晴らしいですよ。
しばらく時間が流れるがままに過ごしていました。
ふと我に返って『ささっ、行かなきゃ』
後ろ髪引かれる思いで滝をあとにします。
まだまだ先は長いですぞ。
記憶によると、この先川苔山までは結構な登りで、だいぶバテた思い出があります。
やっぱりけっこうキツいや。
今回はザックも大きいし、なおさらですね。
辿り着いた川苔山は貸切でした。
雪をまとった富士山が出迎えてくれました。
予報よりも風が強くならず、雲多めながらも快適な登山となりました。
ここでお昼ご飯にしました。
僕は醤油ラーメンにニンニクトッピングです。従弟は…なんだっけ?
ご飯を自分で炊いて一食ずつラップに包んでありましたけど。
相変わらずマメな男だ。
自然派オーガニック志向の従弟と僕は食べるものが違います。なのでお互い食材も共同で持ったりしないことにしました。
奥多摩はそれぞれの峰に細かく名前が付けられています。
これも山頂?
というようなところもあります。
やっと蕎麦粒山まで来ました。
いくつもの登り下りをこなしてヘロヘロになって登った山頂は雲に覆われていました。
休憩して再スタートです。
今日は珈琲を山専ボトルに入れて来たので、ちょこちょこ飲みながらというスタイルです。
ここから『一杯水避難小屋』までは割と平坦地な登山道になります。
ほとんどの小ピークを巻いて行きます。
蕎麦粒山ですら巻き道がありました。
夕方16時になる頃、避難小屋に到着しました。
ノックして扉を開けます。
おおっ!…。
その3に続く。
もう一人の方はザックは背負っているものの、山登るという雰囲気はありませんでした。
やがて川乗橋に到着。
僕らを降ろしてバスが走り去ります。
僕は70リットル、従弟は60リットルにマットレス外付けという荷物です。
『どうだい?奥多摩の雰囲気は』
東京の端っこ、便利だしお洒落な人多いし、都会に近い山ってこうなのよ。
…。
他に登山者なしだから、お洒落かどうか判断しかねますね。
ゲートの看板には今年の夏に目撃された熊の注意喚起が貼り出されていました。
他人事では済まされないですよ。なんてったって僕もこの春に熊とにらみ合いしてますからね。
そのへんは抜かりなく手はずを整えての入山です。
(ギャーピーと時折声をあげるだけですけどね)
従弟は初めての避難小屋泊です。そして初めて山中で寝ます。さらに20キロ超えのザック。それを担いで初めての破線ルートに挑戦となります。
まずはルート序盤に現れる『百尋ノ滝』。これには従弟もやられたようです。
『これは素晴らしい』
この落差で、滝つぼの正面まで入れるのは素晴らしいですよ。
しばらく時間が流れるがままに過ごしていました。
ふと我に返って『ささっ、行かなきゃ』
後ろ髪引かれる思いで滝をあとにします。
まだまだ先は長いですぞ。
記憶によると、この先川苔山までは結構な登りで、だいぶバテた思い出があります。
やっぱりけっこうキツいや。
今回はザックも大きいし、なおさらですね。
辿り着いた川苔山は貸切でした。
雪をまとった富士山が出迎えてくれました。
予報よりも風が強くならず、雲多めながらも快適な登山となりました。
ここでお昼ご飯にしました。
僕は醤油ラーメンにニンニクトッピングです。従弟は…なんだっけ?
ご飯を自分で炊いて一食ずつラップに包んでありましたけど。
相変わらずマメな男だ。
自然派オーガニック志向の従弟と僕は食べるものが違います。なのでお互い食材も共同で持ったりしないことにしました。
奥多摩はそれぞれの峰に細かく名前が付けられています。
これも山頂?
というようなところもあります。
やっと蕎麦粒山まで来ました。
いくつもの登り下りをこなしてヘロヘロになって登った山頂は雲に覆われていました。
休憩して再スタートです。
今日は珈琲を山専ボトルに入れて来たので、ちょこちょこ飲みながらというスタイルです。
ここから『一杯水避難小屋』までは割と平坦地な登山道になります。
ほとんどの小ピークを巻いて行きます。
蕎麦粒山ですら巻き道がありました。
夕方16時になる頃、避難小屋に到着しました。
ノックして扉を開けます。
おおっ!…。
その3に続く。