TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

緑が沁みた日留賀岳 その2

2017年06月01日 | Weblog
『オオカメノキ』を見上げると、間から太陽がキラキラしていました(画像)。なんとも気持ちいいのだ。

山頂までおよそ1時間というところで計2名の先行者の方が降りてきました。
心の中で『蜘蛛の巣払い、ありがとうございます』とつぶやきました。

もう僕の中で日留賀岳は熊の山ではなくなっていました。
なーんだ、登りやすいいい山じゃないか…。本当に人間がもつ勝手なイメージとはこの事ですね。

やがて僕も山頂にたどり着きました。今日は誰もいませんでした。
ちょいと嬉しいです。
独り占めな山頂で身勝手にふるまい、自由にごはん食べて… いい気分です。

山座同定したりカメラのレンズを取り替えてシャクナゲを撮ってみたりしました。
一通り楽しんだあと、下山することにしました。
下りは得意ですが、今日は少しゆっくり降りていきました。
というのは、日留賀岳の山頂直下は高山植物がそれなりにあるからです。僕はそれほどたくさんの花を見つけられませんでしたが、それでも久しぶりに見る高山植物はやっぱり好きだなーって思いました。

高度を下げていくと花も少なくなりました。そこでこれから山頂を目指す方達とすれ違い、軽く挨拶を交わします。
そこからスピードを上げて下山します。

いつも思うのですが、こんなに長い距離を登ってきたんだなぁ… 毎度毎度よく登るな。なんて思います。
もう頭の中は温泉と蕎麦のことでいっぱいです。

そんなことを考えていると、いきなり崖の上部で何かが大きくうごめきました。
その瞬間落石が2~3発ありました。
はっきり姿を確認出来なかったので、なんとも言えませんが鹿ではなかったような…。

思わず熊スプレーのトリガーに指がかかりました。
久しぶりのことなので、安全装置がうまくはずれませんでした。こんな具合では、せっぱ詰まった状況から素早く噴射は出来ないなぁ。

結局は不明なままその場を立ち去ることになりました。

さて、気持ちを切り替えてまた温泉のイメージを湧かせます。
華の湯にしようか、遊々ランドにするか迷ってしまいます。
定休日もあるのでよく調べてからにしないとね。

調べてみるとどちらもやっていました。となれば、蕎麦も食べれて露天風呂もある華の湯にしようかな。
いつものおばちゃんが元気よく注文を受けてくれました。
大根蕎麦を頼みました。
最近は天ざる蕎麦とかが食べたくなくなってきました。
最初はいいけど、油がちょいとね。

お腹が満たされたら、眠くなってしまって壁に寄りかかったまま意識を失っていました。
気づいたら誰もいませんでした。


おしまい。
コメント (2)
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