寝ました。
起きました。
今日はそんなに寒くないぞ。
さて、雪の積もり具合はいかがなものかな?
車の窓にはめた保温材をめくると真っ白ですが、それほどでもなく安心しました。レスキューされなくて良かったです。
トイレに行きたくなったので、一度道の駅番屋に戻り、そこでこの日山に持って上がるコーヒーをポットに入れました。
朝食は家に転がっていたカップラーメン。
着替えて集合場所へ向かいます。
少し早めに到着して様子を見ます。
2台の車が入ってきました。
あ、師匠たちだ。
僕のこと、話は行っているのかな?
僕としてはどう身を振った方がいいのかな?
ちょっと遠巻きに見ていましたが、ガイドさんが予定変更を告げていました。
この雪で困ることが発生しているのかもしれません。
よく話を聞くために少し近寄ります。
対象は会津駒ヶ岳から三ッ岳へ変更となりました。
とにかくあくまでもついて行くだけの姿勢でいましたが、ツアー客は師匠のペンションに泊まったので挨拶だけはしておこうと思いました。
ガイドさんにも挨拶しました。
『今日はマスターに誘っていただき、のこのこと出てきました。なるべく邪魔にならないようにこっそりついて行きます』
といったら『今日は楽しみましょう』と言ってくれました。
優しい感じでホッとしました。
ありがとうございます。
登り始めは急登でしたが、僕にはそれほどでもなく筋肉も最後まで悲鳴を上げることはありませんでした。
スピードがゆっくりだったからですね。
ガイドさんは『こんな天気ですし、状況も悪化していくことが予想されます。ドロップ地点でゆっくりと食事休憩とはいかないと思います。なるべく食べながら、水もこまめに取りながら登って下さい』
と言っていました。
当たり前のことですが、大切なことですね。
新雪は多いところで1mに迫るほどでした。ストックが潜って硬い層に当たります。弱層です。
急斜面のトラバースでは一行を止まらせ、弱層と新雪の圧着具合を確認しています。
『うん、大丈夫だ』
そう声をあげると先に進みました。
そんなちょこちょこっと掘ってみた感じで分かるのか。妙に頼もしく感じました。
今日のような日は僕だけの単独だったらキャンセルする日です。
おそらく毎週のようにツアーをスタートさせたり、プライベートでも登って自分を高めているのでしょう。
そこら辺の感覚はさすが地元ガイドです。
それぞれの到達地点でのコースタイムや状況をメモしているようです。
そうこうしている間にドロップ地点に到着しました。
およそ4時間の登りでした。
ゆっくりと登ったおかげで疲労感も全く感じずに済みました。
軽く食事して、シール(板の裏に貼り付ける滑り止め)を剥がし、滑走準備を整えます。
転んだら立ち上がるのも大変(手をついても手が潜ってしまうからです)な程なので緊張します。
さらに立ち木が多くこれを避けながら滑らなければなりません。
さあ1本目、僕のスタートの順番です。
あまりの新雪の多さに体験したことのないような感覚です。結局テレマークすら入れられずに終わりました。
オープンバーンが無かったので、いくぶん難しいと言えるかもしれませんが、それでもあまりにもみすぼらしい滑りにガッカリしています。
だんだん感覚が掴めてきた頃、登山口に到着しました。
師匠も皆さんを連れて片付けのあと帰って行きました。
ガイドさんとお話する機会がありました。
いろいろ説明して下さって、僕には貴重な時間となりました。
今度ガイドさんのスクールにも行ってみたくなりました。
今度はテレマークの先生が出来そうです。
実現すれば人生で初めてのスキースクール受講です。
先生、その時はよろしくお願いします。
おしまい
起きました。
今日はそんなに寒くないぞ。
さて、雪の積もり具合はいかがなものかな?
車の窓にはめた保温材をめくると真っ白ですが、それほどでもなく安心しました。レスキューされなくて良かったです。
トイレに行きたくなったので、一度道の駅番屋に戻り、そこでこの日山に持って上がるコーヒーをポットに入れました。
朝食は家に転がっていたカップラーメン。
着替えて集合場所へ向かいます。
少し早めに到着して様子を見ます。
2台の車が入ってきました。
あ、師匠たちだ。
僕のこと、話は行っているのかな?
僕としてはどう身を振った方がいいのかな?
ちょっと遠巻きに見ていましたが、ガイドさんが予定変更を告げていました。
この雪で困ることが発生しているのかもしれません。
よく話を聞くために少し近寄ります。
対象は会津駒ヶ岳から三ッ岳へ変更となりました。
とにかくあくまでもついて行くだけの姿勢でいましたが、ツアー客は師匠のペンションに泊まったので挨拶だけはしておこうと思いました。
ガイドさんにも挨拶しました。
『今日はマスターに誘っていただき、のこのこと出てきました。なるべく邪魔にならないようにこっそりついて行きます』
といったら『今日は楽しみましょう』と言ってくれました。
優しい感じでホッとしました。
ありがとうございます。
登り始めは急登でしたが、僕にはそれほどでもなく筋肉も最後まで悲鳴を上げることはありませんでした。
スピードがゆっくりだったからですね。
ガイドさんは『こんな天気ですし、状況も悪化していくことが予想されます。ドロップ地点でゆっくりと食事休憩とはいかないと思います。なるべく食べながら、水もこまめに取りながら登って下さい』
と言っていました。
当たり前のことですが、大切なことですね。
新雪は多いところで1mに迫るほどでした。ストックが潜って硬い層に当たります。弱層です。
急斜面のトラバースでは一行を止まらせ、弱層と新雪の圧着具合を確認しています。
『うん、大丈夫だ』
そう声をあげると先に進みました。
そんなちょこちょこっと掘ってみた感じで分かるのか。妙に頼もしく感じました。
今日のような日は僕だけの単独だったらキャンセルする日です。
おそらく毎週のようにツアーをスタートさせたり、プライベートでも登って自分を高めているのでしょう。
そこら辺の感覚はさすが地元ガイドです。
それぞれの到達地点でのコースタイムや状況をメモしているようです。
そうこうしている間にドロップ地点に到着しました。
およそ4時間の登りでした。
ゆっくりと登ったおかげで疲労感も全く感じずに済みました。
軽く食事して、シール(板の裏に貼り付ける滑り止め)を剥がし、滑走準備を整えます。
転んだら立ち上がるのも大変(手をついても手が潜ってしまうからです)な程なので緊張します。
さらに立ち木が多くこれを避けながら滑らなければなりません。
さあ1本目、僕のスタートの順番です。
あまりの新雪の多さに体験したことのないような感覚です。結局テレマークすら入れられずに終わりました。
オープンバーンが無かったので、いくぶん難しいと言えるかもしれませんが、それでもあまりにもみすぼらしい滑りにガッカリしています。
だんだん感覚が掴めてきた頃、登山口に到着しました。
師匠も皆さんを連れて片付けのあと帰って行きました。
ガイドさんとお話する機会がありました。
いろいろ説明して下さって、僕には貴重な時間となりました。
今度ガイドさんのスクールにも行ってみたくなりました。
今度はテレマークの先生が出来そうです。
実現すれば人生で初めてのスキースクール受講です。
先生、その時はよろしくお願いします。
おしまい