久しぶりに美容ネタです。
この春大学生になることが決まった下の娘。
『パパー、こんなのどう?』
と見せられた画像はなんともえげつない色の髪の毛でした。
『これー? どこがいいの?』
『えー 可愛くない?』
まあ本人がいいと言うんだから仕方ない。
ということで若干のアレンジを提案し、あーした方がいいこうした方がいいと僕が言うもんだから『任せる』という決まり文句が出ました。
予約待ちの期日は約3週間。
施術当日・・・。
まずブリーチ。
ブリーチは思ったよりも簡単ではなく、まず薬剤の量を通常の3倍は使うイメージで塗布していきます。
しっかり溶いて反応力をMAXまで高めます。
塗布は浸るぐらいにぼってりと。
1度のブリーチで薬剤の反応が終了する40分を目安にします。
そして1度の流して、もう一度ブリーチ。
そしてちゃんと乾かして水分を抜きます。
再び40分。
ダメージが激しいので、プレックス剤で保護しなくてはなりません。
これはハイブリーチする時の鉄則です。
プレックス剤は高価なので、おのずと料金も加算されます。
でも絶対入れた方がいいです。
こういうカラーをやる人は「時間とお金をかける覚悟と情熱」がある人に限ります。
なんていっても継続させるのは本当に大変です。
安易に勢いだけではできないお洒落ですからね。
ブリーチがあがったらドライにしてマニキュアを塗布していきます。
ここで注意点。
マニキュアを使った方が絶対綺麗です。
アルカリカラーは褪色が激しく、もって半月です。
これもこの手のカラーをする人の常識です。
だからステイタスを感じるのかもしれませんが。
ただし、カラーチェンジは出来ないと思った方がいいです。
計算されたストランドをワンセクションづつ塗り分けてラッピングします。
この作業だけで小一時間かかりました。
かなりプライドをもって丹念に塗り込んでいきます。
薬剤はブリーチも同様たっぷりと。
もちろんお金もたっぷりかかります。
使用した色は「レモンイエロー」「ブラッドオレンジ」「イエローオレンジ」「ライムグリーン」の4色。
とにかく大変。
加温すること30分。
出来上がりは〜 いかがでしょうか?
所要時間 4時間半。
お客様がなさった場合の費用 ¥30,000越え(カット含む)
パパからの合格祝いでした。
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